【ほぼ妻書き下ろし官能小説】藤村綾の『番外・風俗客の淫らな体験』 野崎 25歳 後編
藤村綾

藤村綾
photo by 人妻風俗嬢/官能小説家 藤村綾

『番外・風俗客の淫らな体験 野崎 25歳』 後編

天井ってこんなに低かったっけ?
俺の顔は天を向いてはいるが、下半身の方はほとんど天には向いていない。全く血液が行き届いていないのがわかる。まるで力が漲って来ない。
どうした、俺! 自分のものなのに、まるで人ごとだ。
アヤカが俺の怠惰な物を口におさめ舌を駆使して、舐めている。女に舐められるのは初めてではない。けれど、舐められること自体さほど好きではないのだ。あげく、女の陰部を舐めたこともない。今の一度も。尿が出てくるところだ。なぜ、男は女の陰部を舐めたり、あるいは、指を突っ込んだりするのだろう。汚いではないか。興奮をも凌駕する嫌悪感。かといって、男に興味があるわけではない。
「んー」
案の定、下の方にいるアヤカが、おかしいな、と呟いて唸っている。
「勃たないわね」
少しだけ憤怒を交じらせた声音で顔をもたげた。
「ご、ごめん、」俺は、とりあえず謝る。多分さ、寝不足だわ、と、言い澱みながらいい訳みたく付け足す。
「うーん、そっか。困ったわね」
困ったわね。なぜ、アヤカが困るのだろう。むしろ困ったのは俺の方なのに。
「ご、ごめん、本当に」
さっきから謝ってばっかりいる。こんなに気をつかい、高額なお金をつかい、無駄な時間をつかう。
風俗はきっと俺には向いてはいない。
「もう、やめていいですよ」
アヤカのため息が顕著に大きく聞こえてきて、本当にどうでもよくて、やめて欲しいと懇願した。異様な空気が部屋を駆け巡る。アヤカは舐めるのをやめ、俺の隣に身体を横たわらせた。
横にいるアヤカの横顔はきちん凹凸もあり、綺麗な方だとは思う。性格も悪くはない。けれど、けれどだ。
アヤカと名乗るこの女はさっき会ったばかりなのだ。いくら風俗で、お金を散財している方であっても、どっちにしてもさっき会った人なのだ。
「ねぇ、訊いてもいいかな」
アヤカの口が開く。俺は、あ、うん、と返事を返した。
「今までもこういうことがあったのかしら?」
俺は首を横に振る。ないよ、だって今日が初めての風俗なんだからさ。
本当のことを普通に告げた。
「え?嘘でしょ?」
また、また。そうやっていうお客さんって結構いる。アヤカはクスクスとお追従笑いを浮かべる。
「本当だよ。本当に」
俺は真剣に言った。
「え?本当になの?」
「だからそうなの」
半ば、まくしたてるように言い切った。
俺は淡々と、けれど、饒舌に話をし始めた。アヤカは真摯な目を向け聴いてくれている。
先輩に無理矢理連れてこられたこと、あまり性には興味はないということ。女を汚いと思ってしまうこと。こんなんでは一生、結婚出来ないかも、という懸念。
「ふーん」
アヤカは別に驚きもしない。あげく、その気持ちわかるわ、などと共感をしている。頷きながら。目を見開きながら。
「いいんじゃないかしら。焦らなくても。だって、今現在、この状況が嫌なわけだし、無理に我慢なんかすることなどはないわ」
あ、まあ、俺は頷き、話の続きを待つ。
アヤカはカバンからペットボトルのお茶を取り出し、キャップをあけ、お茶をひと舐めし、続けた。
「女が嫌いとかそんなことではないと思うよ。きっと、繊細なたちなの。あなたは。相手を良く知って、信頼を得た相手ではないと、肌を重ねることは出来ないと思うの」あたしはね。
「ふーん」
俺は力説を納得をしたような、よくわからないような感じでぼーっと聞いていた。
22歳から23歳を少しだけ過ぎたあたりまで引きこもりだった。部屋から一歩も外に出れなくなり、部屋で過ごす日は俺をだんだんダメにしていった。せめて親が厳格で叱咤してくれる人間だったらよかったのかもしれないが、親はまるで俺に無関心で、ただ三度の飯だけは部屋の前に置いてあった。
ゲーム三昧だった。ゲームに飽きたら今度はオナニー三昧。多い日は1日で5回も射精をした。射精のし過ぎで食べても、食べても痩せこけていった。おもてに出るきっかけは、急な父親の死だった。サラリーマンの父は部長という肩書きのもと真面目が故、ストレスから胃を患い、その小さな病原が大きな癌に変化し、呆気なくこの世を去った。
俺はそれから表に出るようになった。社会復帰は飲食店に決めていた。なにせ、車の免許もないし、そうなると自動的に飲食店以外仕事がない。
「25歳かぁ」
急にアヤカが俺の年齢を言う。
「まだ若いじゃない」と、羨望の眼差しを向けて。
「若い?」俺も呟く。語尾を上げて。
「ええ、若いわ。だってあたし実は37歳なのよ」
どさくさまぎれか、俺を元気づけようとしてか、アヤカは年齢を自白した。けれど、どうでもよかった。いくつであろうと、そんなもの俺のこの先の人生にまるで関係はない。
「見えないっすよね」
有り体なことを言っておく。アヤカは、そう?などとなんだか嬉しそうだった。単純。女はとても単純だと、考える。
「デリヘルの仕事も大変ですよね。わからないけれど」
細く開いた窓から西日が差し込んできている。
あ!
俺は声をあげ、スマホの画面を見て、時間を確認した。
やばいなぁ、行かないと。
午後2時半だった。
「いいわよ。あたしホテル代払ってくから」
「え?」
射精をしないお客さんからプレイ代をもらうのも気がひけるのに、内緒でホテル代はあたしが払ってくわ。
「あ、なんかごめん」
「ふふ、また、謝るぅ。それ癖ね。きっと」
クスクスと屈託なく笑うアヤカの目尻にはシワが刻まれていた。年齢を聞いた途端、急に老けて見えるのはなぜだろう。きっとアヤカも何かしら悩みを抱え、風俗嬢をしているに違いない。人間は生きていれば、なにかしらあるし、人生は苦行だと、死んだ親父がよく言っていた。
「そういえば、この数ヶ月前に常連のお客さんがね、まだ若いのに亡くなったのよ。なんか、もう長くないから、って言ってね。あたしを呼ぶけれど、何もしないでただあたしを抱きしめるだけだったの」
けど、
アヤカの声がワントーン下がる。泣いているのか?
「あたし、最後にそのお客さんの役にたったのよ。アヤカがこうやって会ってくれたおかげで、少しだけ長生きが出来たのかも、って言われて」
「そっか」
俺は洋服を着た。シャワーは家でして、バイトに行こう。
死んだお客さん。最近。サラリーマン。
いろいろなキーワードはパズルのように、親父の身体に当てはまっていた。
「そっか」
アヤカは目を丸くしている。西日がアヤカの背中に突き刺さり、アヤカの顔は真っ黒で、部屋は至極無機質で、このホテルの退室の仕方も分からず、右往左往している。

「親父、」

俺は呟いていた。

(了)

・最近若い男性の性の衰退が目立つ。現在は『性』は二の次になっている。ネット社会に生きる現代っ子は性をめんどうくさいと考える。ものがありふれたこの時代だからこそ、他人とふれあい、馴れ合って欲しいと願う。たとえ、それが、風俗嬢だとしても構わない。性を熟知するということは生きている証なのだ。男性は性的欲求が健康のバロメーターでもあり、長生きの秘訣なのだから。
綾より

モアグループで出会える奥様

大宮人妻花壇

大宮人妻花壇 瀬戸(せと) 31歳

リアルな不倫感覚にドップリ浸かった気分でお遊び出来る奥様…その名も「瀬戸」さん。年齢は丁度イイ感じの、見頃食べ頃熟れ頃の31歳。

店舗情報

店舗名
大宮人妻花壇
業種
デリバリーヘルス
エリア
大宮
電話番号
048-650-5650
HP
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女の子情報

名前
瀬戸(セト)
年齢
31歳
スリーサイズ
158cm B.92cm(Fカップ) W.59cm H.88cm
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この記事の作者

藤村 綾
藤村 綾
あらゆる風俗業界を渡り歩く謎の風俗嬢ライター。
『俺の旅』ピンクの小部屋連載中。趣味は古本屋巡り。
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