【ほぼ妻書き下ろし官能小説】藤村綾の『番外・風俗客の淫らな体験』 中島 53歳 前編

藤村綾
photo by 人妻風俗嬢/官能小説家 藤村綾

『番外・風俗客の淫らな体験 中島 53歳』 前編

「兄貴さ、お金かしてくれない」

弟の貞男がついこの前も言った台詞をあたりまえのように言ってくる。何に散財をしているかなどは、訊かないし、興味もない。
俺は右手をあげ、ピースサインをつくった。貞男は、黙ってうなずく。貞男も今年50歳である。自分のことを棚に上げて、とも、思うが白髪も増えたし、表情もややたるんで見える。それなりのおっさんだ。うるさかった。
「持っていけ」
「サンキューな」
貞男はコンビニの商品配送の仕事をしていて、毎日深夜、皆が寝ているときに走っている。多分給料も悪くないはずだが、25日前になると、決まってお金を5万ほど借りるのだった。しかし、兄弟とはいっても律儀なやつで、貸したお金を返済するときは、決まって色をつけてくれる。だから、俺は文句も言わず、お金を貸す。そうでなければ、お金など貸すはずはない。
土曜日。貞男はどうやら今日は休みらしかった。
俺はサラリーマンで18歳から同じ会社に従事している。真面目だけが取り柄だが、女性とつき合ったことは今の一度もない。てゆうか、女性を目の前にすると何を喋っていいのか分からず、あがってしまい、おそろしく頼りない男に変貌を遂げるのだ。—そう言ってみたところで見た目もなよっとしていて頼りがいないのだが— 兄弟揃って独身で、兄弟揃って未だにお袋の飯を食っている。
「はよー(早く)嫁さ、連れて来い」
「見合い話があるから」
そういうことを言われていた、小賢しい30代〜40代前半が妙に懐かしく思えてしまう。当時は本当に煩かったのに。今となってお袋は、嫁の「よ」の字も呟かなくなった。うるさかったころが懐かしいとさえ思う。

【ピロン】

メールが鳴る。未だにガラケーの俺。あげく、パソコンなど一度も触ったことがない。利便すぎる世の中で、ものにあふれ、たくさんの事件にまみれ、人は時間に流されている。
どうせ、迷惑メールだよな。わかっていてもいちいち確認をするのは、癖だろう。

え?

俺は画面の羅列を見て、ちょっとだけ驚いた。
《中島さん。こんにちは。みなみです。憶えていますぅ?メアドを訊いたのはあたしの方なのでメールをしました。今日はおやすみですか?》
きちんと並んだ文字はまるでどこかの事務員がしてくるような文面だった。絵文字もまるで使ってはいない、至ってシンプル。
俺も返事を返す。メールを打つのは、ゴルフの玉を打つよりも苦手だ。手汗をかくし、文章自体をうまく書けない。
《おぼえています。ありがとうございました。今日はやすみみたいです》
送信。
送った文章を見てみる。《今日はやすみみたいです》
!!
なんだ、やすみ『みたい』って。俺は自分で打った文字を再確認しつつ失笑してしまった。
メールをすること自体物凄く久しぶりだった。
《おやすみみたいなんですか?笑。みたいではなくて、おやすみでしたら、会えないかなぁって思って。ああ、これ、営業メールではないので。すみません》
やはり『みたい』に食いついてきたな、と、思いつつ、営業メールじゃないなら、なんのメールなんだろうな。俺は胸中で呟いた。はっきり、きっぱり《暇だから呼んでよ》とメールをしてきてくれた方があっさりしていいのに。

《みたいではなくて、休みです。メールはどうも苦手で。パチンコにでも行こうかと思っていました》

メールって一体どうやって締めくくるのだろう。永遠に続きそうにも思えるし、締めくくり方がいまいちわからない。そうこうしていると、直ぐメールが飛んできた。
《中島さんのご都合がよければ、あたしを呼んでくれませんか。実は今、待機場にあたしだけで。お願いします》
想定内だった。こうくるのは最初から分かっていた。少し間をあけた。故意的に。あるいは、意地悪のつもりで。

《いいよ》

たった3文字だけ打って、返信メールを返す。メールが苦手でよかった。と、思う。いいよ、以外の単語が見つからなかった。メールを打つことに慣れている輩なら、もっと上手く断りのメールを打っただろう。
俺は断り方すらもわからない、いわゆるチキン野郎なのだ。

10日前、会社の同僚と飲んだあと、ラーメンで締めくくり帰ろうとラーメン屋に入った。なまぬるい風が俺たちの足下をすりぬけ、ぼんやり秋を彷彿させる夜だった。
「今がちょうどいい季節じゃないっすか、ね、先輩」
お調子者の後輩、山根は、俺よりも5歳年下の48歳。奥さんと子ども2人。子どもはまだ高校生で、いつも、金がない、金がない、と唱えている。今日も俺の奢りだった。
「お前さ、どうでもいいけど、その腹やばくないか。おい、」
山根は腹がとても出ている。腹が出ているやつも腹が減るのか? 俺は真剣に訊いたことがある。
「ははは、空きますって。ウケますね」
ククク。山根は、脂ぎった豚骨ラーメンを啜り脂ぎった汗をかいている。
俺は、山根を一瞥し、目線をなんとなく、雑誌のラックに目を映した。

【ピンクマガジン】
と書かれた、女性が口元を隠している表紙の女と目があった。まだ、ラーメンが半分ほど残ってはいたが、俺はラックに引き寄せられるよう、その雑誌を持ってきた。
「なに?先輩?デリ興味あるんすか?」
ズズズー。山根はラーメンの飛沫をえらく飛ばしながら、雑誌を覗き込んできた。
「あ、ああ、まあな」
まあな、なんてどころではない。デリヘル。デリバリーヘルスたるものを知ったのは、その実、今だったのだ。風俗に行くときは月に1回くらいやや遠方のソープに行っていた。まさか、電話一本で女を呼べるなんて。俺は雑誌をおそろしいほど見入った。
「俺は、パチンコに勝ったとき、たまに呼びますよ。若—い子を」
ククク。ラーメンの汁まで飲み干し得意げにいう山根。山根、だったらもっと早く教えてくれよ。俺は心でそう言った。
「まあ、俺はぶっちゃけ、雑誌はみないっす。ネットですよ。凄くたくさんデリありますもん」
「そうか」
インターネットをしない俺。パソコンを触ったことのない俺。ガラケーの俺。俺は古代人しかりだ。
「よし、今日は俺が奢るからデリに行くぞ」

意を決し立ち上がる。登山に行くぞ!みたいなノリで。
「えー、いいんですかぁ」
山根は金がない。俺は金はあるが勇気がない。なにせ初デリヘルなのだ。山根お願いだ。
「お、おお」
「じゃあ、行きます、ラッキー!」
ラッキーと満面の笑みは俺の心もとない気持ちを楽にした。
「じゃ、レッツゴー!」
ラーメン屋からタクシーに乗って、近隣のラブホテルに入った。
「なんだか、俺とお前がカップルだと思われそうだな」
思ったことを口にした。いい歳をしたおっさんが2人。パネルの前で、あーでも、こーでもと、小鳥のよう、言い合っている。と、自動ドアが開いて、俺と山根は同じタイミングで振り返った。
やはり、同じ人種だろう。男が3人でパネルの前で喋っていた。知らないもの同士だが、やることは同じだと思いつつ、俺はニタニタしていた。後できた3人も俺たちと似たり寄ったりなおっさんである。
「俺の気に入りの店に電話しておくから、先輩は部屋で待っていてくださいね」
料金は2人分払ってくださいね、と、念押し気味に付け足される。
「お、おう、わかった。80分だな」
「はい、終わったら、電話下さい」
俺たちは別々に部屋に入った。

(続く)

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藤村 綾
藤村 綾
あらゆる風俗業界を渡り歩く謎の風俗嬢ライター。
『俺の旅』ピンクの小部屋連載中。趣味は古本屋巡り。
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