皆さんは既にご存じかと思いますが、先に行われたワールドカップ・ロシア大会の決勝トーナメント１回戦、日本対ベルギーの試合後、日本代表の更衣室が「スパシーバ」というロシア語の感謝の言葉とともにきれいに掃除され、観客席でもサポーターが失意の試合後にも清掃して帰ったことが世界中から賞賛されている。

日本人の道徳観に改めて誇りを持った。女癖は非常に悪くとも、公共マナーを大事にしている自分にとって、とてもうれしいニュースだった。

しかし、用事で渋谷に行った際、喫煙所の周りの「ポイ捨て」を見てがくぜんとした。

場所は、観光客がこぞって記念撮影する「渋谷スクランブル交差点」。現場をしばらく観察していたが、喫煙エリアは空いていて入ることができるのに、喫煙者はその外側で吸って、ポイ捨てしている。道行く外国人観光客が多いだけに、非常に残念。愛煙家としては、憤りを隠せなかった。

東京都は、都内全飲食店舗の84％を対象とする、受動喫煙防止条例の制定を目指す方針を明らかにした。世間的にも「たばこ増税待ったなし」の風潮。加えて、たばこが「街を汚す」とあれば、愛煙家の立場はますます悪くなっていく。

公共の場での喫煙マナーはしっかり守ろう！　と自戒した。（ＮＩＴ）