新宿系美人女学生『まおにゃん』の“セックスと文学” 第1回 田中慎弥「共喰い」
あけましておめでとうございます
編集長のzakiです。2017年ほぼ妻に新たな仲間が加わりました。その名も美人女子学生まおにゃん。
【今夜もしろくま♡】
昨日に引き続き、まおにゃんです!
24時までおります(∂ω∂)お通しは自信作お雑煮まだあるよん。スナックしろくま
OPEN 21:00
CLOSE 5:00
東京都新宿区新宿1-31-3 ダイアパレスB1
☎︎03-6274-8648 pic.twitter.com/x6s8pnq0H4— まおにゃん (@MILKROSEXXX) 2017年1月5日
この美人女子学生、少し変わっていて新宿のスナックでバーテンダーしたり、AVの撮影の手伝いをしたり、美大でデザインを学んだり、俳句を詠んだりと多種多彩。彼女をTwitterで見つけた私、zakiが新宿のスナックで直接交渉してほぼ妻に入団してもらいました!彼女にお願いしたテーマはずばり!
“セックスと文学”
サブカル系美人女学生のエロ文芸批評です!第1弾は田中慎弥さんの著作で映画化もされた「共喰い」です。ではまおにゃん、宜しくお願いします!
田中慎弥「共喰い」さっくりとしたあらすじ
主人公は、17歳、高校生の遠馬。彼は父と、父の女、琴子との3人暮らし。父には元嫁の仁子さんがおり、遠馬は父と仁子さんの間に生まれた。物語の冒頭は、遠馬が、仁子さんの営む魚屋と、同級生の彼女である千草の元を行ったり来たりしている日常から始まる。父はセックスの際に暴力を振るう癖がある。それを見ていた遠馬は、自分だけは絶対にそんなことはしまいと思いつつも、かえってしてみたくなる衝動を抑えられなくなっていく。そして、父との関係に思い悩む琴子は、その旨を遠馬だけに言付け失踪する。
物語全体としての魅力は、文章のタッチが非常に淡々としているところである。この乾いた印象を与える描き方が、話の色彩を良い意味で奪っている。そうすることにより、人物の有り様と、ぽつねんとした街の風景が、少ない言葉でもやけにくっきりと浮かび上がってくる。
まおにゃんが読む「共喰い」とセックス
この話の重要なキーとなるのは、セックスの際に暴力を振るう父。そして、彼とセックスしてきた琴子さんと仁子さん、その狭間で揺れる息子の遠馬、それぞれの関係性と心境である。私は正直、性と暴力だとか、それに子供が巻き込まれることとか、そういったことはわからない。
しかし、セックスでされる暴力的行為において、気持ち良い、良くない、この違いはどこにあるのだろうということを思う。
DVや共依存は別として、行為中に首を締められたり叩かれたりするのが好きな女性も結構いる。それを、気持ちの問題とか、趣味嗜好と一言で片付けてしまうのは、単純過ぎやしないだろうか?
まおにゃんが考える暴力とセックス
私は、セックスの際の暴力とは、「支配力」の象徴なのではないかと考える。暴力的な行為をすることで、男女の間には、「支配者」と「被支配者」の関係が生まれる。勿論プレイにおいては遊びとして。
この遊びとして成立させ快楽を味わうためには、相手に対しての信頼が必要なのではないだろうか。相手に(ある程度)手綱を任せられる信頼。任せても殺されたり、命の危機には立たされない信頼。お互いがお互いに想い合っていることもまた、信頼のカタチである。
一方で、遠馬の部分と繋がるのだが、「やってはいけないとわかっていながらもしてしまうこと」というのは背徳感という快楽を生む。
暴力を受け入れてしまう女性は自分の自信がないことも多い。だから相手は勿論、自分自身に対しても信頼がない。
「彼が決めたことだから。彼がそうしたいから。」
「自分は暴力を振るわれて罰を与えられるべき存在なんだ。」
そういった感情や考えは、快楽をプラスするものの、諸刃の剣で、危険性を伴いながら自分を差し出す危険な行為でもある。
それは、相手を使って自傷行為をしているのと同じなのではないだろうか。
リストカットは、している瞬間は気持ちがスーッとして気持ちが良い。傷つけたい程大嫌いな自分を、懲罰することが出来ている。死にたいとき、痛みを思い出せば、生きていることを確認できる。
「彼は自分に変わって私を傷付けてくれているんだ。」「私が出来ないことが出来る人なんだ。それに比べて私はなんて駄目な人間なんだろう。」「そんな自分は殴られても蹴られてもそうされるべき人間なんだ。」「こんな駄目な私なのに一緒にいてくれている彼は優しい人だ。捨てられたら終わる!」「嫌われないようにしなくちゃ、我慢しなくちゃ、私が傷付くのは当たり前なんだ……。」
これは最早遊びではない。洗脳だ。
結局、仁子さんと琴子は、暴力を受け入れなかった。果たして、彼女たちが支配されることを望まなかった。彼女たちに自信があったかどうかはわからないが、人に頼らず一人で生きていくことを決めたからこそ、父と離れたのだろう。
また、特徴的な書き方として、女性の生理を表す場面が多く出てくる。それはおそらく、「女性だけが持つもの、特別なもの」を際立たせることによって、千草を含む彼女たちの「汚されない女性性」的なものを表現しているのではないだろうか。
遠馬は、父を見て、こうはなってはいけないと思う。しかし、段々と自分の中にある欲望が混濁していき、分別できなくなっていく。
誰にでもある、「やってはいけないとわかっていながらもやりたいこと」を思春期の遠馬はよく表現している。それが万引きの人もいれば、盗撮の人、仕事や学校をサボる人もいるだろう。この「誰にでもある」感情を遠馬を通して呼び覚ますことで、物語により没頭できるフックになっていると思う。
というわけでいかがでしたか?「共喰い」は、読みやすく長くない話なので、手に取りやすい一冊だと思います。菅田将暉主演で映画化もされました。
私は今、学生をしながらのったらくったら生きていて、楽しいことが全てじゃ~、人生は長い暇つぶしなんじゃ~と日々過ごしていますが、かつて自分に自信がなく、不安定で相手に依存したり人の顔色を伺いながら生きてきました。そういう自分は今でも完全には消えていません。
でも、バーテンダーという仕事をしたり、俳句や自分の表現と見つめあったとき、「自分のこころの居場所」みたいなものを見つけることが出来ました。それが自分を好きになれる、自信をつける第一歩のように思います。それを探し続けていく旅が人生なのかなあ、なんて思ったりします。
みんなや私の、居場所や楽しいことを見つけた話を、酒飲みながらしたいもんすね。というわけで今日も御苑の闇に溶けに行ってきます。
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