新宿系美人女学生『まおにゃん』の“セックスと文学” 第3回 小林紀晴「ASIAN JAPANESE」
ASIAN JAPANESE
著者である小林紀晴氏は、写真家でありジャーナリスト。この本は、国外にいる日本人にインタビューし、まとめたノンフィクションである。
新聞社のカメラマンを三年半で辞め、著者はカメラとリュック一つで、あてのない旅に出ることに。
国外にいる日本人と言っても、彼らの事情は様々だ。その国が好きでなんとか職を得て暮らしている人、周りと同じことをしたくなくて、海外に飛び出してきた人、日本という国が嫌になって外に出た人……。
彼らはどうして「そこ」に「居る」のか。
そして何故「そこ」で「生きて」いるのか。
その答えを求めているのは、彼らだけではない。旅と、場所と、人々とを線で繋ぎながら、読者である我々にそれを問いかけていく。
筆者である小林紀晴氏は、多くの国に行き、多くの人々と出会ってゆく。
全編を通して、外国の描き方が非常にすっきりとしている。そして淡々と客観的な文章の中に、印象的なフレーズを混ぜ込んでいく。その一言一言が、頭のなかに、水の波紋のようにゆっくり、しかし太い声のようにはっきりと反響していくような感覚になる。
そして小林氏は、読者と現地の人々とを結びつけるために、様々な言葉を投げかける。その一言一言は、シンプルだが、不思議と、その言葉を「待っていた」ような気がしてくる。何年も前から用意してあったかのようにそこに収まる彼の言葉は、ただ問いかけるだけではなく、なにかを共に生み出そうと、繋げようとする、クリエイティビティにも思えてくる。
彼らは小林氏に言う。「東京が嫌いだった。」「絶対にこの国に住みたいと思った。」「この場所でしか出来ないことがあった。」。
私は、自分もまた、彼らと同じなのだと思った。なぜなら、私も故郷を捨て、東京にやってきた人間だからだ。中学生のとき、親と摩擦を繰り返していた上に、学校ではいじめられていた。そのときの「自分はここにいてはいけない存在だ」と思った気持ちが、私が東京に来る大きなきっかけだったように思う。
勿論東京に対する憧れもあるのだが、生まれたときから決定的に感じていた「ここにいてはいけない」という感情が、私を大きく突き動かした。
故郷のことも、実家のことも、嫌いなのではない。好きなこともあったし、嫌なこともあった。それが故郷というものだと今は思う。好きになりたかった。でもなれなかった。離れなければ自分は壊れてしまうと思った。だから東京に来た。そして二度とここから戻ることはないだろう。
まおにゃんが思うセックスと恋愛
セックスや恋愛において、相手を想うこととは、自分の心の中に相手の居場所を作り、それを守っていくことなのではないだろうかと考えている。そして相手の中にも、自分のスペースがあるのだということを知れば、安心したり、嬉しかったりする。
人を好きになるとき、その自分のスペースがもっと増えればいいのにと思う。しかし、それは簡単なことではない。
しかし、セックスは、一瞬にしてそれが出来るかのように錯覚させる。
裸を見せ合って、自分と相手が内部から繋がる感覚と、それに伴う快楽を共有すること。そうやって人にアクセスし、コネクトしていくことが、相手に自分を入り込ませたような感覚にさせる。
だが、それは一瞬だ。身体という媒介のみで、人に必要とされていることを実感するのは限度があるし、身体を重ねてわかることもあるけれど、逆にわからなくなることもある。それをどれだけ自覚的に行っていくかのバランスは難しいと思う。
相手を信じたり、お互いの何かを引き受け合うことが、きっと「心の居場所を大切にすること」だと思う。その為には、お互いの関係性を維持するための努力を、時間をかけてしていくことが必要なのではないだろうか。
まとめ
さて、いかがでしたか。
「ASIAN JAPANESE」は、近所の古本屋で、「売り物にならない本だから、差し上げますよ。」と言われたことで出会った本です。読み始めてすぐにハマって、続編も買いました。結構、運命的な出会いだったと勝手に思っております。そういう出会いがあるから、本屋さんって好きです。ワゴンとかめっちゃ見ちゃいますね、楽しくて。それこそ小さい旅みたいですね。
「心の居場所」って、趣味とか好きなものに対しても言える言葉だと思っていて、「そこに帰れば安心できる」みたいな感じなんじゃないかと。仕事や人間関係で、どんなに嫌なことが会っても、このアニメのことを考えてれば忘れられる!とか、このジャンルについては好きな気持ちは負けない!みたいな。
自分の「心の居場所」を守ることも大事だけど、他人の「心の居場所」も大事にしてあげれればもっと良いだろうし、共有や共鳴できたときってすごくハッピーだと思います。
そんな話をしたいなーって思いながら、今日も御苑のカウンターに立っておりますよ。
【今夜はしろくま♡】
本日は23時から出現します。
りなと居ます!楽しくするよ◎週半ばはしろくまで憂鬱を吹っ飛ばせ!スナックしろくま
OPEN 19:00
CLOSE 5:00
東京都新宿区新宿1-31-3 ダイアパレスB1
☎︎03-6274-8648 pic.twitter.com/nwyrXprruC— まおにゃん (@MILKROSEXXX) 2017年9月13日
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