【嵐よういち・海外裏ロード】本当に幽霊か?

皆さんは幽霊の存在を信じるだろうか?
俺は信じていないのだが、2011年の2月に行った南米の旅で、不思議な体験をしたので書く。
成田空港を発って33時間後、俺と後輩ライターのオガミノはブラジル・サンパウロのペンション荒木という日本人宿に到着した。
オーナーのRさんは「別々の部屋になるけど、ベッドがあるわ」と言ってくれたので、俺は二階の部屋に、オガミノは新館の部屋を割り当てられ、それぞれ荷物を持って行った。
オガミノが新館の部屋に入ると、推定60歳ぐらいの頭のイカれている感じのババアが一人いた。
「どうもこんにちは」とオガミノが挨拶すると、ババアは上から下まで舐めるようにジロジロ見ながら言う。
「あなたは髪が長いけど、女?男?どっち? 」
目つきも普通じゃない。
「男ですけど」と答えるとこのババアは怒った口調で
「あのね、男と女が同じ部屋にいると間違いが起こるでしょう。私、危険だから嫌よ!出てって」と追い返された。このババアは、新館で俺が旅行者と話している時も、『家政婦は見た』みたいにこっちを観察してくる。女性旅行者なんてもっとたまらない。同じ部屋になると、四六時中、このババアに観察されるらしい。もちろん彼女たちは一日で宿を出るか、部屋を替えてしまう。
オガミノは仕方なくベッドをもう一つ俺の部屋に運んで、Tさんという日系人と三人でシェアすることになった。
長時間の移動で疲れている俺達は夜10時には寝た。
夜中の1時ぐらいだと思うが、俺の右足首とふくらはぎに激しい激痛が走った。どうやらツッたようだ。とんでもない痛みに俺は「ウォ~痛い。助けてくれ!!」と叫ぶとオガミノは驚いて飛び起きた。
「嵐さん、大丈夫ですか?どうしたんですか?!」
「痛え、マジ痛い」
オガミノは優しいことに、俺の右ふくらはぎを一生懸命摩ってくれ、俺は右足首を摩る。たぶんだが、長時間のフライトが原因だと思うがたまらない。10分ぐらい摩っていたら痛みも和らぎ、再び眠りにつく。
夜中の3時に俺は金縛りにあった。過去に何回もこのような事はあったのだが、体が動かなくて苦しい。すると、人が立っている気配がした。俺は幽霊を信じていないが怖い。目を開けて見ると、黒い人影が動いている。俺は恐怖で声を出そうとするが出ない。
しばらくその状態が続いていた。人影はまだいる。そして人影はカーテンの中に消えていった。俺の金縛りもだんだんと緩くなってきたので、俺は大声を出した。だが、隣で寝ているオガミノはスヤスヤと寝ている。
不吉な旅の初日であった。
〇またもや幽霊!!
サンパウロでの不思議な体験の翌日、俺達はリオデジャネイロに移動した。そこでは俺の兄貴分であるシュウさんが待っていてくれていて、ホテルの部屋を3人で使った。その日、俺達はハードスケジュールをこなし、3人は疲れてベッドに倒れこんだ。部屋は少し狭く感じるものの、まあ、寝るだけなのでどうでもいいことだ。
夜中の2時過ぎに俺は激しい金縛りにあった。体が疲れていると、こういうことがあるのはわかるが、今回の旅で二回目なのが気になる。どうしてこんな目に遭わないといけないのか・・・。目を開けると、オガミノとシュウさんがスヤスヤ眠っているのが見える。クソ~マジかよ。うん? 急に人が立っている気配がしてきた。幽霊の存在がもしあるのなら自分の目で確かめてやろうと思った。気配が感じる方向を見ると、オガミノの毛布と黒い影が一体になっていて、それがグラグラと揺れているのだ。そして黒い影が更に大きくなり、揺れも激しくなっている。俺はあまりの恐怖で声を出そうとしたのだが出ない。その後、何とも言いようのない恐怖が数分間続き、しだいに黒い影が消えていった。俺の金縛りも同時に解け、大声で何かを叫んだ。叫ばずにはいられなかったのだ。
オガミノはその声で目が覚めたようだ。心配して俺に声をかけてくれるものと思っていたが、怒った口調で言った。
「嵐さん、うるさいですよ。静かに寝てくださいよ!」
「・・・・・・・・うん、ゴメン」
〇ペルーのプーノでも
ペルーのプーノに到着した俺達は移動の疲れもあり、早めにベッドに入る。本を読んでいたらとんでもなく眠くなり、電気を消して就寝した。俺はバスルームの電気ぐらい点けたかったのだが、オガミノが暗くしないと熟睡出来ないと言うので消すしかない。
夜中の3時。突然俺は金縛りになった。金縛りになるパターンは、移動の日で尚且つ体が疲れているのが共通していることだ。俺は凄い恐怖が襲いかかってきた。なぜか?人がトイレの前に立っている気配がするのである。目を凝らして見ると、それは真っ黒の人の影になっていて・・・って、完全に人影になっているじゃねえか!!!!
俺は怖くて仕方なく声をだしたいが全くでないし、体も動かせない。人影は俺の方に近づいてきた。とんでもない恐怖が襲いかかるが、しばらくすると金縛りはとけて体が動くようになったので慌ててバスルームのトイレを付けた。
それ以来、バスルームの電灯を点けないと寝られなくなったので、オガミノには迷惑だったであろう。
それにしても一回の旅で3回もこんな体験するのは、俺には何かあるのだろうか?
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