第14回 フリーライター和田虫象の正体に迫る(1)【嵐よういち・海外裏ロード】
バンコク 119

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和田虫象提供

フリーライター和田虫象と初めて会ったのは2010年9月のことだ。おなじみの丸山ゴンザレスと一緒に配信しているインターネットラジオ「海外ブラックロード・ポッドキャスト」のゲストにと、丸ゴンが「面白いやつがいる」と紹介してくれたのだ。初めて見るその男は体が大きく、おとなしそうで、感じが良かった。

その後、親交を温め、現在は家も近く、やつの家族とも仲良くさせてもらっている関係だ。この男はかなり変人で個性的なのだが、本人があまり自分の面白さに気が付いていないようだし、人に虫象のことを説明するのがいちいち面倒なので、俺がこれからまとめて書いていくことにする。

無類のケチで有名

この男は自他共に認めるケチである。石川県から上京したての学生時代、友人がコンビニで飲料水やお菓子を買おうものなら、「スーパーや量販店に行けば安く買えるのに、なんでコンビニみたいな高いところで買うんだ!」と怒って説教し、周りからどんどん仲間が消えたので反省、それからは説教するのを止めたという。

現在は嫁、子供2人の4人家族だが、食費は月1万5000円くらい。「どんな物を毎日食っているんだよ?」と尋ねると、「毎日、キャベツ丼や玉ねぎ丼のような、基本、丼ものです」と答える。そもそも、そんな丼ものなんて、世の中にあるのかよ。

キャベツ丼と玉ねぎ丼は野菜95%で肉がわずか5%のようだ。野菜は“クズ野菜”と言って、特別ルートでタダ同然で仕入れ、コメは実家から送られてくる。味噌汁はなかったが、最近になってようやく奥さんに抗議されて付けるようになったようだ。

バンコク 119

和田虫象提供

5~6人で居酒屋に行く時、虫象が注文をまとめて頼む担当になると大変だ。勘定は割り勘である。どうなるか? サラダ、ちくわ、豆腐類、もろきゅう、寿司類があったらかっぱ巻き……そのような安いものしか注文しなくなるのだ。

本能でそうしているのだと思うが、困るのはこっちで、腹にはたまらないし、せっかく店に来たのになんだか損した気分になる。そして会計が終わり、皆が立ち去る直前、やつは他人が残した酒を「もったいない」と言いながら飲みまくり、料理を口に入れまくって、口を膨らませながら居酒屋を後にするのが常である。

日本国内のケチエピソードは多すぎるのでここまでにするが、海外を旅する際もやつは金を徹底的にかけない。宿は一番安く、宿代をうかすため夜間にバス、電車で移動。それも最安値を選んで……。

食事は1日2食で、たまにはぜいたくをするが、基本的に地元住民向けの安い飯で、物価が高い国ではサンドイッチなどを売店で買って食らう。最近では、タダで泊まりたい人を募集するサイト「カウチサーフィン」や配車アプリ「ウーバー」、時にはヒッチハイクなどを駆使し、最安値で旅する。インドなどを旅する時は1か月に2万円しか使わないので、逆に帰国すると貯金額が増えているというから驚きだ。

パンツを1週間替えない

12年7月、俺と後輩ライターのオガミノ君は、米国との国境にあるメキシコのシウダー・フアレスという麻薬カルテルが支配する街で、虫象と合流した。

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メキシコ、シウダー・フアレスの街。砂漠の中に位置し、日中は暑く乾燥している

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空港には軍と警察が大勢警備していてものものしい。写真撮影はNGだが隠し撮り

ホテルは少し郊外にあり、3人部屋だった。この街は乾燥しているものの、気温が高く、汗もかくので俺とオガミノ君は毎日、洗面所で洗濯をしていた。

3日目、俺はあることに気がついたのだ。虫象のTシャツが3日前と同じなのである。信じられないことだ。最初、同じ服を持ってきてそれに着替えたのかと思ったくらいだった。

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シウダー・フアレスの部屋。この時、虫象から衝撃の事実を知らされる!

「おまえ、Tシャツ同じままじゃないか?」

やつは、なんでそんな野暮なことを聞くんだといった表情で、

「そうですよ。僕、1週間くらい替えないのは普通です」

え~! やつによれば、自分は汗を人よりもかかない。匂いもないし、汚れてもないし、洗う必要がないという。それに洗うと服が痛み、長持ちさせるためにそうしているのだとか。

それよりも驚いたのはパンツである。「さすがにパンツは取り替えるでしょ?」と尋ねると、「ウンコをもらさない限り、1週間に1回ですよ」と、衝撃の事実を知ることになる。やつは旅行中、予備を1枚しか持っていかないようだ。なんたる不潔な男か……。その根拠は「臭くないし、匂ったら洗うようにしています。おしっこしたらティッシュをちぎって、尿道のところに当てるので問題ない」という。

ちなみに、虫象が俺の家に来て飲んでいる時、やつは突然股間をまさぐり、パンツの中に手を入れてティッシュの破片を出し、俺の部屋のゴミ箱に平然と捨てたことがある。俺が激怒したのは言うまでもない。

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砂漠の中で小休止の最中、虫象がなぜかこんな格好をする。理由は分からない

人気レインボー嬢に怒鳴る

虫象は女遊びで、1500円以上出すのを嫌う。女にチップなんてもってのほかであると考える。

俺と虫象、そして当時、バンコク在住だったゴーゴーバージャーナリストの新羽七助氏の3人でナナプラザの繁盛店「レインボー2」に入った。店内は空いていた。

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新羽七助提供

新羽さんはさすがにいろんな女のことに詳しい。「あの女は今、一番人気がある」「あの女は日本人に人気だ」「●番(ビキニに番号札を付けている)はずっと見てなかったけど最近復活した」などと解説してくれる。新羽さんはいつも飲んで視察するだけなので、そのことを知っている女たちは、連れの俺と虫象のことをターゲットにしているみたいだ。

かわいい女が新羽さんに話しかけた。この女は店でナンバーツーらしく、ハマッている日本人も多いという。ナンバーツーは虫象の前に座った。虫象はタダなら大胆になる男だ。乳を触り、抱きついている。10分くらい経って女が虫象にいう。

「今晩どう?」

連れ出し料込みで約3000バーツ(約1万円)なんて虫象が払うわけがない。誘いを断ると、「チップちょうだい」と言ってくる。女は店でナンバーツーの人気者だ。もちろんプライドも高いだろう。触りまくったし、普通だったら100~200バーツくらい渡すのがスマートだ。虫象でも50バーツは払うだろうと、新羽さんと俺は思っていた。

「チップぐらい払えよ」

俺がそう言うと、虫象は財布を出して……2バーツ(約7円)硬貨をナンバーツーにあげたのだ。女は、この男はいったい何をしているんだろうと、信じられない表情を浮かべ、目の前にあるのが2バーツと認識すると、コインを虫象に投げつけながら言った。

「こんなお金、いらない」

そりゃ、そうだ。自分はバカにされていると思うだろう。すると普段、おとなしい虫象の態度が急に変わって、女を怒鳴りつけた。

「おまえ、金を無駄にしてるんじゃねえよ! お金を投げるんじゃねえ!!」(つづく)

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この記事の作者

嵐 よういち
嵐 よういち
旅行作家、旅行ジャーナリストをやっています。
代表作は、海外ブラックロード・シリーズ。
海外ブラックロードpodcastをクレイジー・ジャーニーで話題の丸山ゴンザレスと二人で週に1回配信しております。
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