第16回 フリーライター和田虫象の正体に迫る(3) 【嵐よういち・海外裏ロード】
和田虫象提供
男もいけるクチ
2012年6月、メキシコ北部シウダー・フアレスのショッピングセンターに俺と虫象はいた。この街には3日間滞在し、その日は最終日だった。虫象がATM(現金自動預け払い機)を利用する際、なぜか俺の下半身が元気になって収まらなくなった。
オガミノ君も含めて男3人、同じ部屋にいて禁欲状態だったからだろう。その元気な様子を虫象に教えると笑っている。ほんの冗談のつもりで「もし俺がお前の穴を貸してくれと真剣に言ったらどうする?」と尋ねた。
俺の予想する答えは「何をこんな場所で馬鹿な冗談言ってるんですか」だった。だが、やつは意外なことを言う。
「え~嫌だな。もし嵐さんと二度と会わない関係だったら別にいいですけど……これからも会うことが多いでしょうし」
理解に苦しむことを言ってくる。
「おい、なんなんだよ、それ。マジでそんなこと言ってんのか? 」
「別に減るもんじゃないし、もし本気で来られたら、断るのが面倒くさいんですよね」
非常に衝撃的な出来事だったのだが、虫象は普通の女好きのスケベ男なので、男性に恋をしたことなど一度もない。その後、やつとは何度も酒を酌み交わす関係になり、その手の話をいろいろ聞いたのでまとめていく。
シウダー・フアレスのショッピングセンター
日本でもペルーでも……
高校を卒業した虫象は上京し、専門学校に通いながら新宿の仕出し屋でアルバイトを始めた。バイトの後、先輩に誘われて新宿のボロアパートに寄って話をするようになった。ある時、いつものように話していると、先輩はこんなことを言ってきた。
「虫象君、悪いけど、少しチンポをしゃぶらせてくれないか?」
俺だったらこんなことを言われたら逃げるか、文句を言うか、怒ると思うが虫象は違う。断るのが面倒だし、減るもんじゃないし、まあいいかと、ズボンを下げて先輩にくわえさせた。
その後、ライターになり、某雑誌の企画で日本中をヒッチハイクで行く旅では、タダで泊まらせてくれたおっさんにいたずらをされたり、海外を放浪中も同じような状況に直面した。
南米ペルーでは、タダで泊まりたい人を募集するサイト「カウチサーフィン」で知り合った現地の男に世話になった。その男は無料でガイドしてくれ、食事も作ってくれて優しかった。
さて、寝る段階になると、ベッドが一つしかない。どうやら、その男と二人で寝るらしい。虫象は面倒くさそうだなと思いながら、男と反対に顔を向けて寝た。その数時間後、背中に硬いものが当たってきた。男が虫象に欲情したのだ。
男がパンツを下ろすと、そのイチモツはとんでもなく大きい。こんなのを入れられたら大変だと、交渉の末、男の欲情を抑えるために、虫象がイチモツをしごくことに。男は果てたが手にザーメンがかかり、虫象は「汚いな」と少し怒ったという。
なんでこうなってしまうのか意味不明だが、「虫象なら断ってこない」「ヤラせてくれるんじゃないか」と男色の人に期待させてしまう行動を、虫象は無意識に取っているのだろう。
衝撃の舐めダルマ事件
俺はある日、2人の仲間と、当時虫象が住んでいた高円寺のマンションに遊びに行って4人で鍋を囲んでいた。虫象は料理が意外とうまく、粗末な食材や、限られた材料で作るメニューはなかなか褒められる代物だ。その鍋も材料はそれほど多くはないものの、味付けはうまかった。
虫象の家は食器が少ないが、俺には気を使ってくれて、丈夫そうなお椀に鍋の中身を取り分けてくれた。俺たちは酒を飲みながら気分よくしゃべり、その勢いで虫象はこんな話をしてくれた。
虫象は出会い系サイトで女と知り合い、徒歩圏内の公園で待ち合わせをすることになった。日も暮れたころ、公園に行くと女はいない。「すっぽかされたのか」と思っていると、AV男優の通称「舐めダルマ親方」みたいな男が近づいてきた。
「あの~虫象さんですよね。騙してすいません」
男は女に成りすましで虫象に近づいてきたのである。普通だったら怒るか、帰るかするだろう。女とヤルつもりでそこまで来ているのである。男はサラリーマンのようで、スーツ姿でとてもゲイには見えない。会社では皆に内緒にしているそうだ。
虫象はここで会ったのも何かの縁と思い、「僕の家、近いから飲みに来れば」と誘うと、舐めダルマは喜んでついてくる。そりゃ、そうだ。ダメもとでアプローチしたら、ノンケの男から家に誘われたのだ。二人は虫象の家に行き、少し酒を飲みながら話をした。そして我慢できなくなった舐めダルマは虫象に言った。
「あなたとヤリたいです」
「最後までは絶対に嫌だけど、しゃぶるくらいだったらいいよ」と虫象は返す。
ここまででも非常におかしな展開だが、男は虫象のモノをしゃぶり始めた。虫象はオナニー代わりに男の口を使おうと思ったらしく、エロ本を読み始めた。舐めダルマは、ノンケの男がエロ本を読みながら自分にくわられえている状況に興奮。そして懇願した。
「僕も自分でシゴいて出したいです。一緒にイキましょう!」
虫象は「おいおい、じゅうたんが汚れてしまって汚いじゃないか。何かそれを受ける物を用意するから待っていてくれ」と言った後、大きめのお椀を男に渡した。
「そこの中に出していいよ。終わったら自分でそれを洗ってくれよ」しばらくしてお互い果てた。虫象は舐めダルマの口の中に出して、男は大きめのお椀に放出したのである。
「は、は、腹が痛い、ブハハハハハ!」
虫象以外の俺たち3人は鍋を囲みながらそれを聞いて笑い転げた。
「ところで、そのお椀はもう捨てたんでしょ?」
山本さんという人が聞く。俺もそんな汚い物は既に捨てていると思っていた。だが、虫象はケチの権化なのである。
「そんなもったいないことするわけないじゃないですか! 洗って使っていますよ」と返すと、皆驚いた。
「洗って使うといっても、気持ちの問題があるだろ」と俺。だが、虫象は、なぜそんなことで驚いているんだといった様子で、「洗剤でしっかり洗えばもう汚くないじゃないですか!? 舐めダルマ液で汚れていたとしても、洗いさえすれば何もこだわりません」と持論を展開。まあ、そこまで言うのなら仕方ない。だが俺たち3人はそのお椀のことが気になった。俺は聞いた。
「虫象、どんなお椀だったのか見たいよ。皆に見せてくれないか、頼むよ。どれだよ?」
そう言うと虫象は3秒ぐらい黙り、口を開いた。
「あ、あの~そのお椀は今、嵐さんが使っているやつです」
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