第21回 北部チェンマイで感じたミャンマーの風【時事コラム・ボーペンニャン】
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「ミンガラバー」ビルマ語でこんにちはの意味だが、タイ北部チェンマイ中心部で耳にするとは思わなかった。パブのウエイトレス数人はあいさつ程度のビルマ語を話せたし、ローカルカラオケには、ミャンマー人カラオケ嬢も在籍。ミャンマー料理店も本場の味に引けを取らないレベルだった。

少し驚いたが、チェンマイはミャンマーと国境を接していることもあり、人や文化の交流が活発なのは当然である。島国で育った日本人にはあまりピンとこないかもしれないが、旅行先で、空路ではなく陸路で国境を超えると、「隣国の風」を五感で感じることができる。

チェンマイは、タイ人の元嫁と新婚旅行で訪れて以来だったが、人や文化、食事、エンターテインメントなどあらゆる面で再発見があった。チェンマイ女性の肌の美しさは特筆すべきだろう。首都バンコクや東部パタヤなどの陰に隠れがちだが、読者諸兄にもぜひ訪れてほしい街である。(新羽)

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