【中国大陸で遊ぼう!】第37回 東北部編を総括
毎週日曜日に更新の「誰でも無料で聴ける」ポッドキャスト(インターネットラジオ)番組「スタジオスモーキー」を主宰するカルロスです。
前回までは、中国東北部に位置するハルビンと長春を訪れた時のお話をしました。これまで数多く訪れた上海や深センといった大都会とはまた違う、中国という広大な国の一旦を垣間見て感慨深いものがありました。
商用を中心に、頻繁に中国に渡航するようになって約20年の月日が流れたわけですが、最も変化の激しい時代の中国を見つめ続けてきたつもりでいた僕は、そこからくるものがいかに浅はかな見方だったのかを確認する旅にもなりました。
上海、深センとはまったく違う!
街として長い歴史を持ち、諸外国との関わりが深かった上海は、今でも中国屈指のエキサイティングな街であることは間違いありません。
当然ながら多種多様な価値観が渦巻く街でもあり、それを称して「魔都」などと呼ばれており、まさに人を惑わせるに十分過ぎるくらいの魅力にあふれた街です。
参考までに、「上海ベイビー」(1999年初版発行)という僕の大好きな小説を紹介します。
この本には、おそらくは、当時一般的に日本で考えられていた中国、なかんずく、上海の街そのものに加え、そこに暮らす人々のイメージとはまったく違う描写が多く描かれており、またそれが今から20年近く前の作品であることにも、読んでみて驚く方も少なくないと思います。
中国における「超」高度経済成長のまさにど真ん中に位置するのが、この上海と並んで深セン。まさに、西と東の両巨頭といった趣ですが、深センは先に述べたように「改革開放政策」の中で生まれてきた「人工都市」であり、その街の歴史自体は浅いものです。
「深セン生まれ」なんて人とは会ったこともないくらいの新しい街、最初からある部分では過去を否定することがアイデンティティーと言っても過言ではないくらい、新しいビジネス、それにまつわるアイデアが生まれ続けている街です。
そんな2つの街を拠点に、加えて周辺都市での知見しか持ち合わせていなかった僕にとって、ハルビンと長春は、旧き良き中国が残りつつも経済発展を目指している、どことなく良いバランスの中でそれらが共存しているような印象を受け、それ自体が大きな驚きでした。
ハルビン西駅にあった、ひとりカラオケボックス
とにかく、何をやるにもスピード重視であり、昨日の常識は明日の非常識くらいの感覚に満ちあふれているのが上海や深センなのですが、それとはまた違う「良い感じ」の空気感が街に流れていました。
たくさん感じた現地人の好意
ハルビンの中国銀行支店での出来事を、この旅で経験した「人の親切心の表れ」として紹介しましたが、実は忘れられないエピソードがもう一つあります。
「砂鍋」というハルビン名物料理と豚の角煮のようなもの。いずれもうまい!
2日目の夜、日帰りでの長春往復のダメージもあり、われわれ一行はマッサージ屋(健全な方です!)を探していました。
しかし、探せども見つからず途方に暮れ、大きなホテルにならあるだろうと思い、近くにあったホテルに入りレセプションに確認するも「没有(メイヨー)」(中国で何かを頼んだ時、相手が面倒くさいと感じた時に出てくる決まり文句)とのこと。
がっかりしてわらにもすがる気持ちで、入口にいた警備員のおじさんに「マッサージ屋さんを知りませんか?」と翻訳アプリ「百度翻訳」を駆使して尋ねてみると、ちょっと待て! と言い自身の携帯電話から数件、友人らしき相手に電話を掛け始めたのです。
待つこと数分、「良いところが空いているからそこに行け!」と親切にも教えてくれたのです。
しかも、距離的にはタクシーで行くしかなかったのですが、われわれが道に出てタクシーを停めようとしていたら、わざわざ出て来てくれ、タクシーを停めるために口の周りに手を当てて、おもむろに「ホイッ! ホイッ!!」と大声で叫び出すのです!
まるで獲物を追い詰める時の猟師の如き様子でしたが、そうすると道を走っていたタクシーがUターンして戻って来るではありませんか!
そして、警備員のおじさんは停めたタクシーの運転手に、この日本人たちが俺が勧めるマッサージ屋に行きたいみたいだからよろしく連れて行ってやってくれ! というな感じで頼むと、間髪入れず「乗れ!」と言うので、警備員のおじさんへのお礼もそこそこに車に乗り込み移動しました。
田舎と言えども、タクシーはもはやキャッシュレスで支払い!
砂鍋に合うのは、やはり地元ハルビンビール! 滞在中、かなりの量を消費
このパターンでは、連れて行かれる場所への期待は絶対にするべきでないのが中国での常識。当然、われわれもその覚悟の上で向かったのですが、到着したのはなんと高級マッサージ屋とでも言うべき感じの店。
もちろん「完全なる健全店」であり、設備なども清潔感あふれる良い店でした。しかも施術レベルもかなり高い、まさに「当たり」の店でした。もちろん、値段もそこそこはしましたが……。
「人」に関して外れなし!
向かった先のマッサージ屋のお姉ちゃんも実に良い人で、楽しい時間を過ごせました。本当に信じられないくらいに、人と接してストレスをまったく感じなかった東北部の旅でした。
そのきっかけの一つとなったのが、長春出身の馴染みの中華式メンズエステ(チャイエス)嬢。広大な中国大陸、やはりその土地土地でずいぶんと女性の気質も変わるようです。
次回以降は、そんな各地の地域性や女性の気質などについてお話したいと思います。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ