第36回 海外の空港はなぜあんなに腹立つのか 【嵐よういち・海外裏ロード】
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皆さんは空港についてどう思っているのだろうか? 特に何も感じない人はどうでもいいが、俺は空港が好きである。広々としていてきれいで、Wi-Fiもサクサクと利用でき、喫煙所も完備していて警備も厳しすぎないのが理想だろう。最近では早朝のベトナム首都ハノイのノイバイ空港がかなり快適だった。

一昔前までは空港内での国際線乗り換えは基本的にチケットのチェックだけで楽だった。もちろん当時から厳しい空港もあったが、気軽にトランジットしていたものだ。今ではどこも乗り換え時は厳しい検査が入る。そんな時は大体眠かったり、疲れている状態なのでかったるいものだ。だが、旅行の安全を守るためには、ストレスはたまるが耐えなければならない。

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嵐よういち撮影(以下同じ)

空港で腹が立つことがあった。あれはタイの空の玄関口、スワンナプーム国際空港からインド西部ムンバイに向かう時だ。チェックインカウンターは長蛇の列だった。並び始めて20分後、自分の番になりカウンターに行き、旅券(パスポート)とEチケットを提出した。

すると、俺の後の3人組インド人がウロウロし始めた。普通だったらウェイティングラインで止まって待たないといけないだろう。だが、そいつらは俺の真後ろに来たのだ。にらみつけたが、やつらは俺の視線を無視。なんでこんなに自分勝手なのだろうか。そして俺が手続きをしているにもかかわらず、自分たちのパスポートとEチケットをテーブルに置いた。

カウンターのスタッフが注意すると文句を言いながら、ほかのチェックインカウンターをウロウロしまくる。いったい、何がしたいのだろうか。とにかく失礼で腹が立って仕方がなかった。

ライターを無言で借りる東洋人

数年前、中東のバーレーンの空港に降り立った。トランジットで5時間待ってタイ首都バンコクに向かうところだった。空港はあまり大きくないが近代的。バーレーンでは、同国人は上の階層の仕事に従事していて、空港やトイレを掃除する人は南アジア人、カフェのスタッフはフィリピン人女性だ。つまり海外からの労働者でこの国は成り立っている。クウェートやアラブ首長国連邦(UAE)も同様だ。

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空港内はフィリピン人労働者の団体が目立ち、本国に帰るようで、お土産を大量に抱えている。バングラデシュ人やインド人、非産油国の労働者らも大勢いて、白人の姿はバンコク行きのゲートに20人ばかり見える。なんだかこの空港は混沌(こんとん)としていて落ち着かない

アラブ諸国の人は一般的に酒を飲まないが喫煙率は高い。したがって、しっかりした喫煙所が空港内にあるのでそこに入る。乗客の喫煙率も高いようで中は混んでいる。俺はたばこに火をつけた。前には肌の色が浅黒い東洋人が3人いて、その中の20代後半の背の低いやつがジェスチャーで、俺にライターを貸してと言ってきた。にらむような目付きで、非常に態度が悪い。

こっちも疲れがたまっているので腹が立ったが、ライターを渡した。普通だったらここで俺の顔を見ながら「ありがとう」というか、ジェスチャーで謝意を示すだろう。だがそいつは俺をガン無視。さすがにカチンときた。その男は仲間2人に無言でライターを渡す。仲間は俺の存在などないかのような態度だ。

男は仲間からライターを返してもらい、しばらく手にキープ。なんだこいつ、パクる気か! 俺が手を出すと、そいつは俺の顔も見ないで何も言わずに渡してきた。寝不足と疲れでイライラしていたが、ここで文句を言っても仕方がないので我慢するしかなかった。こんなに空港の喫煙所で腹が立ったのは初めてである。おそらく3人ともまともな教育を受けていないのだろう。

喫煙所の一服が取り持つ縁

喫煙所は、肩身の狭い喫煙者にとっては憩いの場所でもある。空港によっては喫煙所がない場所も増えていて、ロシアは全ての空港でないし、中国の首都北京の巨大な空港にもなかった。

俺は空港の喫煙所で世界中の人と話をしてきた。バンコクではインド東部コルカタ出身の金髪の男に話しかけられた。彼はビジネスで東南アジアを行き来していて、日本についていろいろ質問してきた。

シンガポールの空港に到着したのは夜遅かった。ここでは4時間のトランジットで、東京行きの飛行機に乗って帰国の途に着く。眠いしやることがないので喫煙所の中に入る。シンガポール・チャンギ空港の喫煙所は外にあって解放感があり、きれいである。

俺はたばこに火をつけた。するとスーツを着たインド人ビジネスマンが恐る恐る、「すいませんが、たばこを1本くれませんか?」と聞いてきた。50代後半と思われるインド人紳士は火ではなく、たばこがほしいようで、俺に頼んできたのだ。空港内でこのようなことを言われるのは珍しい。

「あなたはたばこを持っていないのですか? 」

「普段はたばこを吸わないのですが、たまに無性に吸いたくなるんですよ」

俺は1本あげて、ライターも貸した。俺の友人にもいるが、普段は吸わないが飲み会の時だけとか、3日に1本という人もいる。彼はうれしそうな顔になり、うまそうにたばこを吸う。

「ありがとう。君は日本人ですか?」

「そうだよ」

それから世間話になった。彼はムンバイに家があって、これから帰るところだそうだ。ビジネスで世界中を飛び回っているが、日本は訪れたい国の一つのようで、俺が「東京にはインド人街があって、日本国内にはインド人がけっこう住んでいるよ」と教えると驚いていた。

10分くらい話をしていると、彼の搭乗時刻が近づいてきた。

「もう行かなくてはなりません。たばこ、どうもありがとうございました」

「グッドラック。またどこかで会いましょう」

彼とは握手して別れた。空港の喫煙所も悪くないと、この時思った。

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嵐 よういち
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旅行作家、旅行ジャーナリストをやっています。
代表作は、海外ブラックロード・シリーズ。
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