【中国大陸で遊ぼう!】第40回 社交で最も大事なのは食事

毎週日曜日に更新の「誰でも無料で聴ける」ポッドキャスト(インターネットラジオ)番組「スタジオスモーキー」を主宰するカルロスです。
前回は広大な中国における、極一部ではありますが、地域別の女性の特徴について、僕が知り得る限りの範囲でお話しました。今回は中国人と付き合う上で、社交上最も重要な食事に関すること、要するに「テーブルマナー」についてお話したいと思います。
他国と比べて比較的緩やかなテーブルマナーなのが中国。中にはその緩やかさ加減が気になるという人もいるでしょうし、実際に僕の周りでは「好きではない!」と明言する人もかなりいるのが実情です。
いわく、口に物を入れたまま大声で話すのが嫌だ、「直箸」で大皿から取るのが嫌だ、乾杯の後に一気飲みを強要されるのが嫌だ、などなど。
幼少のころに文字通り「箸の上げ下ろし」に関して、両親や祖父母などから口うるさく言われた経験を持つ、一定年齢より上の日本人にとっては、確かに大らかすぎる中国人の食事風景は耐え難いものがあるかもしれません。
しかし、「文化」として見方を変えていけば、それはそれで興味深いこともたくさんあります。
今回はそんな視点でお話ができればと思います。
戸惑う人も多い「食器の洗い方」
特に初めて現地で食事をする機会がある時に戸惑うのが、食器をお茶で洗う行為です。元々は、レストランで出される食器類をきれいにするため、安心して食べるための儀式のようなものでした。
近年では、供与される食器が一式セットになり、そのものにラップ掛けを施してある場合も多くみられます。ですが、そんな場合にも、食器を洗うお茶が出される場合には、ラップを外して各自で自分の食器を洗って食事に使います。
ラップで密封された食器
その動作一式を以下の動画で説明していますのでご覧ください。なお、実演してくれているのは、深セン在住歴9年を越え、現地に中国人の奥さまもいるわれわれの仲間Yongさんです。日本人です!
このラップ掛けは全てのレストランで行われているわけではなく、店によって異なります。いわば、これもサービスの一環ということになりましょう。
また、ここで日本人的には食器を洗う際にテーブルなどに飛び散るお茶自体が気になるところではありますが、そこは「郷に入らば郷に従え」の精神で気にしないでおきましょう。
ここで肝心なのは、手慣れた感じで食器を洗うことであり、その他のことは大事ではありません。同席している中国人に対し、「あなたたちと同じように食器を洗って食事をしますよ」という姿勢を見せることが何よりも大事なのです。
直箸回避でも結局は……
中華料理は2~4人前が大皿で出てきます。それを各々が取り分けて、好きなものを好きなだけ食べるスタイルですが、その際に「直箸」で取るのを気にする人がいます。この手の人に限って、例えば、使っている箸の上下を逆にして取り分けたりしがちですが、それはそれで不潔な感じがしなくもないです。
レストランによりますが、中には大皿のそばに取り分け用の箸を置いてあったりもしますが、開始直後はともかく、時間の経過とともに誰もそんなものは使わなくなります。どローカルな店ではそんなサービスも当然ありませんが、それなりの店(高級店の部類に入ると思います)では、個々人の席に食べる用の箸と、大皿から取る用の箸の2種類が置いてある店があります。
取り分け用と食べる用に2種類の箸が置かれている
一応の区別のために、色が違っていますが、使っているうちにどっちがどっちだか分からなくなります。もっとも、現地の中国人はそんなことは気にしません。
気が付けば、直箸で大皿から料理を取り、好きなように食べます。一応の配慮と言いますか、気遣いを一種のサービスとして提供してはいますが、実際には誰も気にしていないというのが実情のようです。
食事を通じ人間性を観察
中華系の人は、他者と食事を取ることをとても大事にしています。単に腹を満たすのみではなく、大事な社交の場として捉えています。なので、現地に行き中国人から食事に誘われたら快く受けてください。
そして、できるだけ現地の人が好むようなレストランに連れて行ってもらいましょう。欧米人で、特に米国人にありがちなのは、食事を徹底して滞在先のホテル内にあるウエスタンレストランで済ませるケース。実にもったいない行為だと思います。
可能な限り、相手の懐に飛び込んで興味と関心を持って食事を楽しむことが、後々の彼らとの関係を構築するのに大きな意味を持ちます。ただし、無理は不要です。食べられない物は食べられないとはっきり伝えましょう。
好き嫌いを伝えることは失礼に当たりませんし、相手の文化を否定することにもなりません。むしろ、彼らの方もはっきりと好みを聞きたいと考えています。なぜならば、「社交」の場なので、相手に喜んでほしいと思っているからです。変に遠慮をしないで、好き嫌いをはっきりと伝えつつ、全てのことに興味と関心を示すことが、相手の気持ちを十分に尊重していることになります。
接待用の豪華な食事
中国人の多くはそんなやり取りを通じ、こちらの人間性や考え方などを驚くほど観察していることがあります。忖度(そんたく)は不要ですし、そもそも中国人のみならず外国人相手には「Yes or No」をはっきりと伝えないと、結局妙な誤解をされることも少なからずあります。
本当は、こんな感じの庶民的な店が好きなのです
中国人との食事の席で、もう一つ頭を悩ませるのは「飲み」の対処法。一般的なイメージでは、とことんまで飲み続ける印象があります。ところが、実情はそうでもない場合も少なくありません。次回は、そんな酒席でのお話をしたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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