【中国大陸で遊ぼう!】第49回 不法滞在する外国人女性の背景に迫る
毎週日曜日に更新の「誰でも無料で聴ける」ポッドキャスト(インターネットラジオ)番組「スタジオスモーキー」を主宰するカルロスです。
前回は、日本に出稼ぎに来る外国人女性が抱えるスマートフォン問題を取り上げました。僕自身、彼女らの立場に立って行動してみると、何かと不便なことが多く、多少なりとも理不尽に思えることが少なからずあるのを改めて感じた次第です。
しかし、前回に取り上げた女性は、身分的にはまだ恵まれている方。日本に滞在して稼ぐ(稼がざるを得ない)女性の中には、不安定な身分で滞在している人も相当数います。
今回は、そんな身分の女性の話になります。
日本は「夢の国」だと思った
僕の知り合いに、中国以外の某アジア国から来て、東京のJR山手線23区内で働く女性がいます。正確な英語に加え、中国語も堪能で、母国語も合わせると3か国語を流ちょうに操れることを考えると、母国ではそれなりの教育水準で生まれ育った可能性が高い嬢だと推察しています。
ただし、日本語はほとんど理解できず、あいさつ程度。仕事は中華式メンズエステ、いわゆる「チャイエス」と同じような業態なので、なんとかその程度の日本語はこなせるという感じです。
いろいろな事情があって、母国を後にし、エージェント経由で東京に来た彼女。来日後、数年が経過し、その身分は違法状態になってしまいました。
ご多分に漏れず、主に家族の金銭的な事情で、母国でのキャリアを捨てて日本に来た彼女。いくつかある選択肢の中から、日本(東京)を選んだのは、それなりの理由があったからだと言います。
英語が堪能なのだから、金銭的な面でもシンガポールという選択肢も悪くなかったんじゃないの? と尋ねると、「行ったこともない国だったけど、清潔でルールをきちんと守り、さらには同じ仏教国で王様(日本の場合は天皇)がいる国だから、日本語は分からないけど日本を選んだ。来る前はdream land(夢の国)だと思っていた」と日本を選んだ理由を語ってくれました。
しかし、実際に東京に来てみると、描いていた夢と現実のギャップにずいぶんと苦しんだようです。一番のギャップは、手の届く距離にきらびやかな世界があるのに、そこにどうすれば行けるのかが分からないこと。物理的な意味も含みます。
スターバックスで、母国と同じようにお気に入りのカスタムオーダーをしたいだけなのに、言葉の壁(自分は日本語ができず、店員は簡単な英語を理解できない場合もある)のせいで、それすらも果たせずに、慌てて店から逃げるように出てしまい、大変恥ずかしい思いをした話を、代表的な事例として教えてくれました。
どちらかと言えば、シャイな性格の彼女なので、そんな風に感じたのかもしれませんが、意外と引っ込み思案な面もある僕には、外国での経験として理解できるエピソードではあるので、少なからず同情を禁じ得ませんでした。
そんな小さなことの積み重ねが、足を一歩踏み出すことをちゅうちょさせ、さらにその繰り返しが一種の疎外感を感じさせてしまうことは容易に理解できる話です。
前述の通り、彼女は現在、違法状態で東京にいます。あくまでも不法滞在なので、当然ながら良いことではありませんし、許容すべきことでもありません。
しかし、本コラムはその善悪を問う場所ではないので、あえてそのへんの判断はしません、無視します。
現実的に、その女性が東京にいて、何に困り、何をうれしく思うのかに絞って話を展開していきたいと思います。
不法滞在中は、合法的に滞在している外国人が日常的に享受できるサービスなどを得られません。これはなかなか辛いことです。次回は、その具体的な話をお届けします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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