第45回 年末に放送された「ぶっこみジャパニーズ」批評【嵐よういち・海外裏ロード】
ぶっこみ・イタリアン
前回、旅特番の「ぶっこみジャパニーズ」について紹介したが、昨年末に放送されたのでそれの感想を書いてみる。
最初はイタリア人・シェフが全国の偽イタリアンをチェック。もはやイタリア料理は『世界料理』でどこでも食べられる。特にパスタは、アフリカの辺鄙な所のレストランにも延び切った麺に不味いトマトソースで和えてあるし、ブラジルでも国民食のように食べられているが、麺がやわらかいので、もっと硬くして欲しいものだ。
美食家の日本人はパスタもイイ方向に発展してきたので、日本独自のナポリタンやカルボナーラも文句を言われる筋合いはない。カルボナーラの語源は「炭」。黒コショウで真っ黒になるまでかける。ちなみに俺はカルボナーラに関しては生クリームを使用しない、本場の方が美味しいと思う。この番組で登場した醤油カルボナーラは美味しそうだったな。
ブラジルの寿司レストラン
舞台はブラジルのカンポ・グランデという日本では馴染みのない内陸の都市。日系人が多いサンパウロ州では寿司、日本食はかなりメジャーだが、ここではそうではない。そこに派遣されるのが寿司職人の番人・風戸さん。
ちなみにサンパウロでは日本人、日系人はおろか、地元の人にも日本食が根づいていて、とんでもなくヤバいレストランは少ないと思うが、カンポ・グランデのような地方都市ではありえる。オーナーはサンバが好きな54歳の女性。「私たちの寿司を食べたらサンバのように興奮するわよ」だって。
ファイヤー
最初に出てきたのが『ファイヤー寿司』。寿司が燃えているのである。ブラジルに何回も俺は滞在したが、時おり、ブラジル人の発想力が凄いと感じることがあるがこれも驚いた。インパクトを与えることで客を満足させようと考えているのか・・・。
そして厨房に入って手巻き寿司を教えてもらうが、サーモンにサーモンを巻くという、とんでもない代物。確かにブラジル人はサーモンの刺身が好きだし、向こうのは美味しいけど、こりゃないだろ。そして炙ってからまた火をつける。
風戸さん「これは手で持てない手巻きですね? 」
シェフ「大やけどだ」
これは寿司として地元では人気のようだ。だったら、これでいいと思うぞ。俺の友人はクリチバという日系人が多い街で日本レストランを経営しているが、味を濃くして、炒飯もべちょべちょで、ラーメンも少し延ばして出している。ブラジル人にはそっちの方が受けるので商売上、そうしている。日本人の客にはその都度、麺の硬さや味を調整しているらしい。
サーモン
その後、サーモン料理を盛り付ける時に、ワサビを皿の下に乗せてだしたりと・・・。信じられないことが続く。
この店での寿司ネタはサーモンだけだ。その理由を確かめるべき地元の鮮魚店へ。カンポ・グランデは内陸部にある為、川魚ばかりで、刺身で食べられるのはサーモンぐらいなのだ。他のネタはサンパウロから輸送してもらわないといけないので高くつく。
この街には沖縄から渡ってきた1万人以上の日系人も住んでいて、日本の沖縄ソバが有名な市場に行く。そして最後はおきまりのパターン。
3つ目はアメリカの本場でブレイクダンス。これは面白かったが、少し番組の趣旨とは違う。それにしても人が驚いている顔は面白い。全く期待していないどころか、バカにしていたのに凄い踊りを見せつけられたらこうなるのか。
ダンス柔道
最後はアフリカのアンゴラで柔道。この国はかつて内戦が激しく、言語はポルトガル語であるので俺も一度は行ってみたい国だ。この国に派遣されたのはバルセロナ五輪・金メダルの古賀さん。そこでは踊りのようなデタラメ柔道がはびこっていた。
道場は学校の一角にあり、柔道着ではなく空手着を渡される。しかも巨大サイズでダボダボ。生徒の着ているのは柔道着ではなく、柔術着やテコンドー着。なんでこれ。生徒はさんざん51歳の古賀さんをバカにする。練習が始まったが、いきなり音楽に合わせてダンス・・・。と思いきや、いきなり一本背負い。先生は「ダンス柔道だ」と胸を張る。古賀は練習後に怒る。彼は初心者と偽って練習に参加している。それなのに、最初に授業で受け身を全く教えずにいきなりダンスの途中で初心者を投げる。凄く危険で、やってはいけないこと」
まさしくその通りだ。
感動的なラスト
柔道の練習はクルクル回ったり、わけのわからないことのオンパレード。先生と生徒は古賀さんのことをバカにしまくる。
先生と古賀さんは市場に柔道着を探しに行くが、この国では柔道着が手に入りにくく、中古品を探してもなく、テコンドー着ばかり。先生は言う。
「本当は柔道着を皆に着せたいが、それが不可能なので、その他の道着で代用している」
道場を去ってから試合に備えて古賀さんは練習を開始。練習相手にはイケメンの息子さんが登場。そして、マスクマン・柔道イベントを大きな会場で開催。そこで先生の教え子とガチ対決。それにしても古賀さんは強く、格が違いすぎる。現役時代の強さがわかるというものだ。
そして最後はいつものシーン。金メダリストの、あの古賀とわかると会場も選手も大盛り上がりだ。アンゴラでも注目され、テレビや新聞で取り上げられた。この番組、凄いな。道場の生徒にも後に柔道着もプレゼント。ハッピー・エンドだ。
次回の放送も楽しみにしています。
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