【中国大陸で遊ぼう!】第55回 アプリに始まり、アプリにて終わる
毎週日曜日に更新の「誰でも無料で聴ける」ポッドキャスト(いわゆるインターネットラジオ)番組「スタジオスモーキー」を主宰しているカルロスです。
信頼回復を目指して
前回は、都内23区山手線の某駅近くにあるマッサージ店で働く「Y嬢」との一夜を経て、外国人との付き合いの中で、ありがちな相手への理解不足から来る不信感を相手に覚えさせてしまったという内容でした。
しかしそこで引き下がっては、わざわざ面倒くさいのを承知の上で外国人と付き合う意味がありません。
毒を食らわば皿まで。そこから如何にリカバリーが出来るかが勝負なのですが、その結末は意外な程のあっさり感に苛まれました。
今回はその辺りのお話しをしたいと思います。
再び一夜を共にする
さて、Y嬢からのリクエスト、働いている店の待合室に置く為のソファー選びのお手伝いの為には、具体的に発注主である彼女のマネージャーが欲しいものを知る必要があります。
となれば、ビデオチャットでは無くて直接会って話した方が正確なのは言うまでもない、と、エクスキューズをY嬢に伝え、無事に再度彼女が働く店を訪れる口実を得る事が出来ました。
その日は、前回、一夜を過ごした日からちょうど一週間後の事でした。
時間帯にしてほぼ同じ様な時間、1時過ぎに店に到着し、そのままY嬢の待機部屋兼寝泊まり部屋に入ります。
程なくして仕事を切り上げた彼女のマネージャーを交え、途中で買って来たビールなどを飲みつつ持参したタブレットでIKEAやニトリなどのwebサイトを見ながら、「ああでもない、こうでもない」と、やや不毛な議論を重ねつつ、最後は案の定、「実際に見てみないと分からないよね」と、いう話に落ち着き、翌週のどこかで実店舗へ見に行く事を約束して、この日の打ち合わせは終了となりました。
時間にして午前2時、店も営業終了です。
さあ、どうするかなあ? と思っているとY嬢が
「You can stay here!」
と言うので、遠慮なくご好意に甘える事に。笑
とは言うものの、前回の事があるのでここは思案のしどころではあります。
シャワーを浴びに行ったY嬢を敷かれた布団の上で待ちつつ、さてどうしたものか?と考えましたが、ここはもう「我慢」の一言しかない、と心を決めて朝までの時間を過ごす事にしました。
間もなく部屋に戻って来ると、前回同様にタイ仏教音楽を掛けつつ布団の上に正座してお祈りを始めるY嬢。
今回は、僕も最初から同じ様にお祈りをする事にしました。
祈る事など大してしない僕は、早々に終えてしまいそうになりますが、そこは今夜のテーマは「我慢」なので、Y嬢を横目で捉えつつ引き続き祈り続けている体を装い、じっとその終わりを待つ事に。
そろそろ正座した足が限界を覚えた頃、ようやくY嬢のお祈りも終わり(前回よりやや短めだった様に思います)、さあ寝ようか、となりました。
身体を二人で寝るには狭い布団に横たえ、背後に流れ続けるタイ仏教音楽を耳にしながら己の煩悩を制御する一夜になる事を改めて決心しつつ目を閉じた僕の隣には、正にその煩悩の対象となっている相手が居ます。
「まあ、今夜は仕方あるまい」
そう自分に言い聞かせ、深呼吸を何度か繰り返すとそのまま眠りに落ちて行きました。
そして……
スマホにセットして居た小さめの音のアラームで起こされ、気が付くと朝でした。
隣では、未だY嬢がスヤスヤと眠っています。
なんとか、何も無く一夜を終えられた事に少々複雑な思いを感じながら、身支度を始めるとY嬢が目を覚ましました。
「will you go back?」
一度開けた目を再び閉じて僕に問いかけて来ます。
Yes,と答えつつ身支度を終えると、起こしてしまった事を詫びながら、see youとその場を立ち去りました。
その日の夜にメッセージが入り、週末にソファーをに行きたいので付きあって欲しいとの事。
その週の土曜日、ニトリの営業時間を考慮して午後2時過ぎに山手線某駅まで迎えに行くにしました。
そして迎えた当日。
そろそろ出かけようかと思っていた午後1時過ぎ、Y嬢から着信。
「私は仕事で行けない(そりゃそうだけど、それをどうにかして来るんじゃなかったのかい?)。代わりに私の友達と一緒に行って欲しい」
「それは構わないけど、誰と行けば良いの?マネージャー?店の子??」
「ううん、あなたは会った事が無い人」
「?ああ、そう。女の人?男の人?」
「タイ人の男の人」
せめて英語か日本語が出来るのであれば、と思い尋ねてみるとタイ語オンリーとの事。
ただでさえ面倒くさい用事、それを初対面で言葉が出来ない、しかも同性と出掛けるなど無意味で有り、正に時間の無駄、「子供の使い」に等しい、と判断した僕は
「申し訳ないけど、今日は行かない。君か、君のマネージャー、もしくは店の子が行ける日に改めて行こうよ」
とY嬢に告げました。
「Ok、分かった。」
と電話を切るY嬢、まさかそれが最後の会話になるとは夢にも思いませんでした。
夕方、Y嬢からメッセージが入りました。
「あなたは私の頼みを聞いてくれなかった。」
「私は、あなたを受け入れて部屋にも泊めてあげたのに、あなたは私に何もしてくれない。」
「あなたは、私とヤリたかっただけだ。」
「もう会わない。」
と一方的な言葉の羅列を僕に浴びせかけたかと思うと、その勢いをそのままに僕はY嬢から「ブロック」されてしまいました。
思えば、「BeeTalk」を介しての出会いで始まった彼女との関係。終わりもあっさりと「LINE」のブロックで迎える事に。
外国人は、日本人と比べると気軽に、と言うか直ぐに「ブロック」したがる癖に、その後何事も無かったかの様にブロックを解除して連絡を寄越して来ます。
特にタイ人はその傾向が強い様に思いますが、果たして今回も同じ様に何日か経った後に連絡をY嬢から寄越して来るだろう、と思っていました。
ところが、数日経っても何の音沙汰も有りません。
「ああ、これはガチだな…」
と悟った僕は、「去る者追わず、来るもの拒まず」のポリシーそのままに、このまま諦める事にしました。
思えば短い時間では有りましたが、なかなか強烈な経験をさせてくれた相手であり、今後の活動にも大いに参考になる相手でも有りました。もちろん、多少なりとも寂しい気持ちはありますが……
さて、今回までの計55回を中国ネタを中心に展開して来ましたが、ここ数回をご覧の通り中国ネタばかりでは少々厳しくなってきました。笑
従いまして、次回より「中国大陸で遊ぼう!」のタイトルを改めて、
「安近短で行ける、アジアで遊ぼう!」
をテーマに切り替えての寄稿とさせて頂きます。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!
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