【安近短で行ける、アジアで遊ぼう!】第58回 初めての外国人のガールフレンドは韓国人! IMF(国際通貨基金)管理下に置かれた韓国の、今に続くその影響と明暗
毎週日曜日に更新の「誰でも無料で聴ける」ポッドキャスト(いわゆるインターネットラジオ)番組「スタジオスモーキー」を主宰しているカルロスです。
ずいぶんと昔の話しですが….
今では当たり前の様に毎日外国人と接してる。また、海外にも頻繁に出向く様になりましたが、考えてみると15年ほど前まで遡れば、外国人とのやりとりなどは、仕事上で極々まれに有る程度で、それも通訳を介してでないと一歩も進めないくらいの状態でした。
ましてや、外国人との個人的な関係など全くなく、当然ながら外国人のガールフレンドなど夢のまた夢、と言うのが正直なところでした。そんな中で、仕事上で韓国人女性との出会いがあり、事が上手く進み、初めて外国人女性との付き合いに発展すると言う幸運に恵まれました。
初めての外国人のガールフレンドは韓国人
外国人女性との付き合いで一番楽しいのは、やはりその女性たち(もちろん、女性だけでは無くて同性の友人との付き合いも含め)を通じて、その母国の文化を深く知る機会が多く得られる事です。もちろん互いに理解に苦しむ事が少なからずありますが、それはそれで楽しくもあります。
その彼女と出会うまで、僕は韓国に行った事が無く、何となく「食わず嫌い」状態であった様に記憶して居ます。仕事の関係で日本に来る機会が比較的あった事から、結果的には短い付き合いとなったその彼女とは、東京で会う事がほとんどだったのですが、一度だけ彼女に会う為だけにソウルへ行った事があります。それが僕にとって初めての韓国への渡航でした。
初めての韓国(ソウル)の印象
その当時の僕の海外経験と言えば、頻繁に中国、それも上海のみに出張で短期間訪れていた程度で、外国に友人と呼べる存在は皆無でした。
それが、仕事上で知り合ったとは言え、初めて外国に友人(彼女)を訪ねて仕事以外で行くという事に、凄く緊張と興奮を覚え空港に向かった記憶が鮮明にあります。
使ったエアラインはアシアナ航空、成田-仁川路線でした。
今なら移動時間を考え羽田-金浦以外は使いませんが、その当時は羽田の国際線が極限られた路線しかなく貧弱だった(羽田-金浦、羽田-虹橋のみで、本数も少なかった)こともあり、国際線=成田、と言う選択しか最初から頭に無かった様に思います。
金曜日に休暇を取り、土日を合わせた2泊3日の週末旅行とした初の韓国。仁川にはお昼過ぎに到着しましたが、彼女は仕事中なので、自力でソウルへ向かう必要がありました。
先に挙げた上海出張時には、必ず空港往復の送り迎え付きでしたので、海外での単独移動は初めての事。
当時は、今の様にネットに情報が有る時代では無かったので、頼りになるのは「地球の歩き方」と言うガイドブックのみです。当時の中国と同じ様に「乗って行け!」と執拗に迫って来るタクシードライバーを搔き分け、ダウンタウンまでの高速バス乗り場を目指し、無事乗車。ホテルを取っていた明洞(ミョンドン)までの移動を開始しました。
当時の韓国は、1997年に起こったアジア通貨危機の為にIMF(国際通貨基金)の管理下に置かれた状態からようやく脱出したばかりと言う状況。言わば、長年入院していた重病人がようやく退院を許されたばかりのタイミングと考えれば分かりやすいかも知れません。
そんな視点を持って出向いたことも有る為か、車窓を流れるソウルの街並みはどこかくすんだ感じを否めない、そんな第一印象を持ったものです。現在の江南(カンナム)地区を始めとした煌びやかなソウルの街並みとはかなりの違いありました。
IMF管理下に置かれた韓国の、今に続くその影響と明暗
アジア通貨危機が起こったのは、先に挙げた1997年の事ですからもう20年以上前の事になります。その頃の事を記憶している方は少ないかも知れませんし、ましてや20代の方であれば正に「歴史上の出来事」程度の認識だとお感じになるでしょう。
しかし、このアジア通貨危機の前後で最も国家としての形が変わってしまったのが、韓国だと僕は感じています。中国程ではありませんが、韓国にもこれまで20回以上の渡航をしており、友人知人も数多く居る事から、比較的この辺りの話し(IMF管理下前後における様々な変化など)に関してはナマの声を聞く機会に恵まれて来た結論として、そう思うのです。
それは近年に近づけば近づくほど、その変化の度合いが激しくなって、それは僕から見ると決して良い変化には思えない事が多いのです。簡単に何が起こったのか、を説明したいと思います。
当時のソウル市内はやたら工事が多かった記憶が有る
IMF(国際通貨基金)とは、簡単に言えば、基本的にアメリカがコントロールする組織で、国家が財政破綻をする危険性が高まった時に支援、介入してその国の財政再建を果たす、と言う目的を有します。
韓国には我々日本人の誰もが知る大企業があります。最も有名なのはサムスンでしょう。サムスングループの凄さを現わす指標として、彼らの売上は韓国内GDP(国内総生産)に占める割合が実に20%にも及ぶと言う所に表れています。
比較対象として、日本を代表する大企業トヨタの売上の日本内GDPに占める割合は4%程度と言う数値を見れば、その有る意味での異常さは一目瞭然です。これにLGや現代などを加えたいわゆる10大財閥と言われる韓国の大企業が持つ売上が韓国内GDPに占める割合は実に80%にも及ぶ数値になります。そして、この10大財閥に勤務する人の割合は、韓国国民全体の8%にも満たないのです。つまり、想像を絶する「格差社会」と言えます。
IMF管理下以前は、これらの度を越えた集中が分散されていましたが、国家破綻の瀬戸際と言う「有事」への対処として、言わば独占禁止法を無視したかの様な施策を取り(いわゆる「集中と選択」)、外資の導入と共に効率化を図ったと言えます。
その極限化した、とも言える効率を追求した施策の結果、10大財閥を中心に韓国経済は持ち直すわけです。
この「狭き門」とも言える10大財閥での雇用を目指して若者が殺到する訳ですから、自然と「学歴社会」に拍車が掛かりますし、更には海外語学留学に代表される教育費の高騰から来る少子化も比例して起こりやすくなり、しかしながらそれをサポートする政策面でのサポートは、年金などの社会保障を含めて、その社会の仕組み(=弱肉強食的な)からして期待するには無理があります。
息苦しさ、を感じる社会
競争の激しさが度を超すと、どうしても人の心はギスギスしがちになります。もちろん、競争の無い世の中などは存在しないので致し方が無い部分もありますが、それもやはり程度の問題ではあります。
そんな韓国の事情を、以前ソウル在住の僕の友人(韓国人)にインタビューをして、それをそのままポッドキャストで配信したのですが、次回はその内容を、実際の韓国人の声(の一部)としてお話しをしたいと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!
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