<場所>
長崎県長崎市浜口町

<アクセス >
JR長崎本線浦上駅下車、徒歩7分程度

長崎一の繁華街な風俗街？

腕を上と横に広げた姿勢の像で有名な、長崎の平和公園。その南側に位置しますのが「浜口町」。
Wikipediaなんかでは風俗街の位置付けですが、故あって店舗型風俗店はピンサロのみ…厳密に言えば繁華街ですかね。

日本の風俗街を取り上げますこのシリーズ。今回は長崎市の「浜口町」ご紹介したいと思います。

浜口町の前に…

■まず知って欲しい「丸山」のこと
長崎の風俗と言えば「丸山」の名を挙げる方もいらっしゃるかと思います。
そう、この長崎にはかつて「丸山」という遊里がありました。

この「丸山」は、江戸の吉原、京の島原などとともに日本三大遊郭として有名な花町で、最盛期の元禄時代には1,500人もの遊女を集め、”日本永代蔵”の著者の井原西鶴が、

「長崎に丸山という処なくば、上方銀無事に帰宅すべし〜」
と書いたように日本全国から多くの客を集めて賑わったとか。

ちなみに、丸山の遊女は当時鎖国中であったにも関わらず唐人屋敷や、オランダ商人の屋敷への出入りが許されており、海外にまで名が知れ渡っていたらしいです。

■「丸山」のその後と長崎の風俗事情
そんな賑わった丸山の街も、時代とともに変化を迎える事に。

まず江戸も末期の天明の頃。
大阪から来た芸妓が人気を博し、丸山の街にも芸妓を取り扱う店と文化が生まれます。

それは明治維新を迎えても発展を続け、昭和初期になると市内に５つもの花街が存在。
丸山は市内を代表する花街として繁栄するのですがーー戦後、芸妓遊びは衰退の道を辿ります。

そして迎えたのが売春防止法施行。
丸山遊郭は320年の歴史に幕を閉じる訳ですが、他県の遊郭がその後ソープ店営業に舵を切ったのとは対照的に、風俗街ではなく花柳界への道を選びました。

結果、特殊風俗営業許可区域の指定を受けることなく、現在ソープ店営業が行われていない、という次第らしいです。

長崎、浜口町で抜くならば！

前述の通り、大遊郭の名残を受け継ぐソープ店は無く、また長崎県は日本有数の風俗営業が厳しい土地らしく、箱ヘルすらもありません。

だから、抜くとしたらデリヘル一択！
市内には約50〜60店舗程が派遣を行なっていて、浜口町近辺にある幾つかのラブホテルを利用して、という流れです。

…に、しても少し寂しいですね。
思案橋という地区には数店のピンサロ店があるのですが、ちょっと遠出して福岡とかに行く人が多そうな感じです。

その他)
長崎の風俗店をイロイロと調べていましたら、五島列島にデリヘルが１店舗あるそうです。
五島市自体は人口3万6千人となかなかなんですが、島内限定、みんなそこで抜くのかな、とか色々考えてしまいますね…