旅行作家の嵐氏、ロシアの新刊発売【ほいなめニュース・書評】

旅行作家の嵐よういち氏は5月28日、彩図社を通じ、新刊「おそロシアに行ってきた」を発売した。全国の書店やECサイトで販売されている。定価1200円(税抜き)。
嵐さんの書籍をめぐっては、自分で買ったり、本人からいただいたりして、複数冊読んでいるが、その中でも「おそロシアに行ってきた」の読み応えは随一ではないだろうか。本人が「ロシアを好きになっちゃった」と言うだけあり、同国に対する熱意や取材意欲が行間から伝わってくる。
嵐さんはウラジオストックや樺太(サハリン)、カリーニングラード、モスクワ、サンクトペテルブルク、イルクーツクを取材。訪問する目的や背景、各都市の特徴などを丁寧に記しているため、読者は「お、日本から一番近い欧州のウラジオには日本人街もあったのか」「カリーニングラードは『飛び地』なんだ。行ってみたい!」などと旅心をくすぐられる。
近年は取材で歩き続けると脚が痛くなるそうで、老いも感じているようだが、旅行先での行動力や探求心、治安の悪さを感じ取る嗅覚などは健在だ。
アクセントを加えているのは、旅に各々同行した若手カメラマンのチャンピーと彩図社の編集M。チャンピーはロシア人のおばちゃんにいきなり一眼レフカメラを向けて激怒されたり、夜中に一人で酒場に繰り出して朝帰りしたりと、やんちゃ感をあらわにする。一方、編集Mもドストエフスキーの「罪と罰」読破を強要してきたり、ピロシキをどうしても食べたいと駄々をこねたりと個性的。そんな2人の行動にあくまでも冷静に対応する嵐さんがまたおもしろい。
私事で恐縮だが、親がロシア専門家にもかかわらず、自分は一度も行ったことがない。ロシアと言えば、タイ首都バンコク中心部の「ラジャホテル」で、ロシア系娼婦に触れた思い出くらいしかないが、この本を読んで、同国に対する興味がようやく本格的に芽生えてきた。
そのロシアでは今月14日、サッカーワールドカップが開幕する。今回はどの国が優勝するのだろうか。(新羽)
新刊「おそロシアに行ってきた」。ロシア製マトリョーシカ人形とともに=本サイト編集部撮影
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