【タイニュース】バンコクのショッピングカートがあるものに大変身!お年寄りが大喜びだぞ!
タイ車いす

こんにちは!ほいなめ編集部のぽめこです。
スーパーに行くと、小さな子供が乗れる用のショッピングカートがあったりしますよね。
このショッピングカートを見て、ピンときた男性がおりました。それは、バンコクに住むアピシャイさん。
「バンコクには足が不自由なのに車いすを買えないお年寄りが多い……。このショッピングカートがカギにならないだろうか」
そう、この男性、なんとショッピングカートを改造して車いすを作ってしまったんです!!

ショッピングカートを車いすに改造!注文が殺到しています。

タイのおばあさんやおじいさんが何気なく乗っている車いす。しかし、よーく見ると……なんだか普通の車いすと違う……?
かごのような鉄のアミアミのうえに手すりがつけられ、背もたれのクッションが置かれていますが、こ、これ、あれですよね!?
そう、この車いす。もとはスーパーマーケットで使われていたショッピングカートなんです。

製作者は、広告会社を運営する男性、アピシャイさん(43歳)
「スーパーマーケットのカートは座ることができるし、椅子に適しているはずだと」と語っています。
椅子に使うのは、スーパーで古くなり、もう使われなくなったショッピングカート。
これを譲り受け、カートの前半分をカットしたら、切り離したパーツを使い、ひじかけや足をのせる台を作るのだそう。
切った部分でケガをしないように、最後に金属部分の角を丸くして、腰かける部分にクッションをつけたら完成です。
実際にレポーターの方が乗ってみると、それなりに振動はあるものの、乗り心地は悪くないとのこと。

タイ車いす

タイでは高齢化が進み、足が不自由になっても車いすを買えない人が多いといいます。そこで、アピシャイさんたちは、足が不自由な方たちに40台の車いすをプレゼントしたのだとか。
一台3,000円~3,500円で作ることができ、ショッピングカートを使えば、世界のどこでも作ることができるそうです。

日本にもショッピングカートの車いすを見る日は近い!?

現在、日本の車いす事情はというと、乗る人の症状に合わせてオーダーメイドで手作りしていることがほとんどなのだそう。技術も必要なので、限られた人しか生産することができないというのが実情なのだそうです。車いすは高いから買えない……と遠慮している日本の人も多いのではないでしょうか。ショッピングカートの車いすが広まれば、足の不自由な人が気軽に外出できてよいかもしれないですね!バンコク発のショッピングカート車いすが万国共通になったら素敵、だよね!?

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この記事の作者

ぽめこ
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最近、ジュエリーに目覚めたアラサー女子。
ジャージにすっぴん、そしてウン十万のネックレスとリングを装備して日々記事を書いている。
「そんなすごいリングしてるなら、指毛剃りなよ」と妹に言われて以来、毎日風呂場ですっぱだかで指毛を剃っています。
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