【タイに行って役立つタイ語教室】コイシアの体験記 第11話 「タイ人がこよなく愛する物」その2 死体
前回は、タイ人の“ビニール袋好き”について書きましたが、タイ人がもう一つ、密かに好きな物があって、それはなんと「死体」です。
タイ人コックさんから「タイ人はみんな死体が好き」と聞いたので、そんなことはないだろ、一部の人だけだろ? と思っていましたが、ふと、タイの田舎駅で出会ったガイヤーン(タイ風焼き鳥)売りのおばちゃんのことを思い出して、あり得るな……と思いました。
あれはタイ国鉄の寝台車に乗ってシンガポールまで旅した時のこと。首都バンコクから数時間走った田舎駅に電車が停まった時、プラットホームで、おばちゃんからガイヤーンともち米を購入。
腹が減っていたので、その場でガイヤーンを包んだ新聞紙を広げた時でした。
紙面はほぼ写真で埋め尽くされています。「なんだよこの写真だらけの新聞は」と見てみたらなんと、血を流して倒れている交通事故現場の死体や、飛び降り自殺らしき死体など、モザイクなしのグロい死体のオンパレードだったのです。
思わず日本語で「ちょっと、おばちゃん、なんだよこの新聞は! 死体の写真に包まれた肉なんか食えるわけないだろ」と文句を言って紙面を広げ、「ほらほらほら!」と突き返しました。
すると信じられないことに、おばちゃんは不思議そうな顔をしながら紙面を広げ、悪びれる素振りもなく死体写真を見ています。気持ち悪いので別の新聞紙に包んでもらい、列車が発車する前になんとか乗り込みました。
車窓からおばちゃんを探してみると、さっきの場所に座りこみ、“死体のオンパレード新聞”を食い入るように見ていました。
電車に揺られながら、タイ人の死体に対する感覚について驚いたことをまとめてみました。
(1)あんな死体写真だけのページを毎日載せる新聞があること
(2)焼き鳥を死体写真の新聞紙に包んでお客に売っていること
(3)お客に文句を言われて突き返された死体写真に気を取られ、焼き鳥を包んだことを謝りもせず、その写真に見入っていたこと。日本ではあり得ないことだし、下手すれば訴えられてしまうかもしれません。
その後、タイ人に、ガイヤーンを包んだ“死体のオンパレード新聞”の話をしたら、「それはおそらく『タイラット』というタイで一番売れている新聞の『今日の死体』というページだよ」と教えてくれました
「なんだよ、それ!」と驚くと、そのタイ人は「え、死体嫌いですか? 死体見るの、タイ人みんな好きです」と言い放ちました。
タイ人のコックやアルバイトらにも聞いてみましたが、約9割が死体を見るのが好きと回答。「交通事故モノが好き」と恐ろしいことを平気で言う人もいました。
タイは世界的にも交通事故が多い国として有名で、年間の交通事故死亡者数はハンパではありません。特に、ソンクラン(タイ正月、水掛け祭り)期間中の交通事故数は毎年3000件を超え、死者数も300人を超えているそうです。
タイ人の死体好きに関しては、仏教の教えで「人間の身体は基本的に腐りゆく不浄なものであり、滅していく無常のものである」とする仏教思想があるらしく、葬儀でも「死者に執着して死者の輪廻を妨げないこと」を僧侶から指導されるそうです。つまり、仏教徒のタイ人にとって死体は「抜け殻」であって、日本人の感覚とは大きく異なるようです。
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- 2018/03/20
- タイ風俗