第26回 虹3彼女とクリプレ交換、パタヤ旅行も【新羽七助のゴーゴーバージャーナリストへの軌跡】
11月のロイクラトン(灯篭流し)が終わると、今度はクリスマスやカウントダウンが迫ってきて、カップル向けのイベントが続く。仏教徒が多数派を占めるタイでも、クリスマス関連のイベントは当時から盛大に開催されていた。クリスマスやハロウィンを盛大に祝う傾向は年々、加速しているように見える。タイ人は概ねお祭り好きで、宗教に関係なくどんなイベントにも便乗して楽しむという能天気な国民性は、疑いようのないところだ。
バンコク・ナナプラザのゴーゴーバー「レインボー3」に在籍する彼女、レックはイスラム教徒だが、もちろんクリスマスを楽しみにしていた。イスラムとはいっても、人前で肌をさらけ出して踊り、酒をバンバン飲み、売春業に勤しんでいる。とんでもない不良なのである。
ただ、豚肉はけっして食べなかった。レックはイスラムのあらゆる戒律を犯しているように見えたが、豚肉だけは口に入れなかった。生理的にも受け付けなかったのかもしれない。
われわれは初めて一緒に過ごすクリスマスを記念し、プレゼントを交換することにした。
「七助は何がほしい?」
「うーん、今使ってる財布がボロボロだから、新しい財布がほしいかな……レックちゃんは?」
「レックちゃんはカメラがほしい!」
スマートフォンが普及した現在、デジタルカメラをほしがるタイ人ゴーゴー嬢は多くないが、2007年当時、コンパクトデジタルカメラはゴーゴー嬢への定番プレゼントの一つだった。
私は地下鉄(MRT)ラマ9世駅前の商業施設「フォーチュンタウン」で、富士フィルムのピンク色のコンデジを購入。同製品の記者会見に出席して記事を書いたことがあり、性能や価格などを熟知していたという経緯もあった。
一方、レックは高架鉄道(BTS)サイアム駅前の複合商業施設「サイアムパラゴン」で、プレイボーイの茶色の財布を購入。小さなクリスマスツリーも買って部屋に飾り、その近くにラッピングされたクリスマスプレゼントを並べ、クリスマスイブの24日夜に一緒に開けた。
「七助、ありがとう」
「レックちゃんもありがとう」
「クリスマスプレゼントは毎年交換したいナ」
「うん、結婚すれば毎年できるよ」
クリスマスイブもレックとセ●クスした。同棲開始当初は舞い上がっていて避妊しなかったこともあったが、このころには既に冷静になっており、きちんとコンドームを付けるようにしていた。
ディスコで歌姫パミーのライブ
私が年末年始休暇に入ると、レックとともに東部のビーチリゾート地パタヤに行くことになった。ラチャダーピセーク通りからタクシーを拾い、エカマイの東バスターミナルに到着。そこからバスでパタヤに向かい、約2時間半で到着した。
レックは客や友人らとパタヤによく行っていたらしく、少なくとも私よりは詳しかった。「ダイジョブ! 私に任しておいて」と張り切っている。
投宿したのは、レックおすすめの「レックホテル」。なんともシャレが効いており、彼女のギャグセンスが窺えるチョイスである。パタヤ中心部に立地する老舗ホテルで、現在も健在ではあるが、当時からボロかっただけに、今はかなり老朽化していると予想。
コストパフォーマンスの良いきれいな中級ホテルが乱立している現在のパタヤで、レックホテルにあえて泊まるメリットは特にないが、どこに行くにも便利な立地であることは間違いない。公式ウェブサイトによると、スタンダードルームは1泊1000バーツ(約3400円)前後で宿泊できる。
仕切りたがりのレックが夕食に連れてきてくれたのは、セカンドロード沿いのタイ中華料理店「パクブンロイファー(飛天空心菜)」だった。調理人が空心菜炒めをフライパンから放り投げ、店員が皿でキャッチするパフォーマンスがウリのレストラン。行ったことがある読者も多いだろう。私も何度も行っているが、このパフォーマンスを見たことは一度もない……。海鮮料理を中心に味は良く、深夜まで営業しているので、重宝する店である。
「パクブンロイファー」は幅広い料理メニューを提供。味は安定している=新羽七助撮影
夕食後、パタヤ中心部の歓楽街ウォーキングストリートに繰り出した。ナナプラザの「レインボー1」に在籍していた元彼女、ミントと当地に来た時は、一緒にゴーゴーバーで飲んだりもしたが(過去記事参照)、レックはあまり行きたくなさそうである。嫉妬深い彼女と一緒にゴーゴーに入り、ほかのゴーゴー嬢を見てけんかになったりするのも嫌なので、無理には誘わず、ストリート沿いのバービアなどで飲み、パタヤ独特の賑やかな雰囲気を楽しんだ。
開放的なパタヤでは、バービアで飲んでいるだけでも楽しい=新羽七助撮影
酔っ払ってきたところで向かったのは、パタヤ中心部の大箱ディスコ「エキサイト」。当夜は偶然にも歌姫パミー(タイの国民的歌手で、タイ人の母とベルギー人の父を持つハーフ。1981年生まれの36歳)のライブが催されており、店内は超満員だった。
若いころのパミーはそれはそれはナーラック(かわいい)だった。ミーハーのレックもバイブスマックスで、ウイスキーコーラをがぶ飲みし踊りまくっている。私は後にも先にもレックほどディスコで大騒ぎするタイ人女性を見たことがない。
エキサイトはウォーキングストリートからそれほど遠くなく、“パタヤパリピ”には使い勝手の良いディスコだったが、残念ながら閉店してしまった。跡地では現在、子供向けの移動式遊園地が営業しているもよう。隣接するソイ・エキサイトと呼ばれる小路には、現在も安くてうまい食堂などがあり、利用する読者も少なくないだろう。(つづく)
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- 2018/06/09
- タイ風俗