【タイの屋台飯と現実と俺が思うことと】第12回 高級食材も屋台なら安い、ムーハンを食らえ!
カリッカリに焼かれたムーハンがどかんとテーブルに置かれる

タイ、特に首都バンコクでは、屋台が次々に撤去され、屋台街を形成していたエリアが徐々に減ってきている。屋台があるからこそタイは面白いと感じる人が世界中にたくさんいるが、タイ政府には不衛生で税金も取れない邪魔者なのかもしれない。

そんな環境であっても屋台はどんどんと進化している。かつてはタイ料理くらいしかなかったが、ハンバーガーやおしゃれな料理、最近では和食なども出てきた。いろいろな料理が楽しめるので、なおのことタイの屋台は面白いと感じる。

俺が、タイの屋台で一番お勧めしたいのは、「ムーハン」だ。レストランでは高級料理だが、屋台なら安く食べられる。そんな点もまた屋台の魅力であり、ムーハンをお勧めしたい理由でもある。

バンコクならラチャナントリーに行くべし

ムーハンの屋台はあまり多くない。まったくないとは言い切れないが、ほとんど見かけないというほど稀少な店になる。

まず、ムーハンとは何か。

ムーはご存知と思うが、豚のことである。ハンは振り返るとかひっくり返るといった意味だ。

「豚がひっくり返る」

想像してみるとふと思い当たるのではないだろうか。そう、ムーハンとは「豚の丸焼き」のことなのだ。漫画的なイメージでは、棒に刺さった豚がくるくると火の上で回っているシーンが思い浮かぶ。多くは子豚を使い、棒に刺して炭火の上で回しながら焼き上げていく。

棒に刺す前の子豚ちゃんと店主

棒に刺す前の子豚ちゃんと店主

仮焼きして注文を待つ子豚

仮焼きして注文を待つ子豚

バンコクで有名なムーハンの屋台は「ラチャナントリー・シーフード&ムーハン」だ。高架鉄道(BTS)チョンノンシー駅からナラティワート通りを南下し、商業施設「セントラルプラザ・ラマ3」がある通りとの交差点を左折する(高速道路の高架線が目印)。

気のせいか年々看板がシンプルになっていく「ラチャナントリー・シーフード&ムーハン」

気のせいか年々看板がシンプルになっていく「ラチャナントリー・シーフード&ムーハン」

店名通り海鮮もある。写真は「プーパッポン・プラームック(イカのたまごカレー炒め)

店名通り海鮮もある。写真はプーパッポン・プラームック(イカのたまごカレー炒め)

あるいは、BTSアソーク駅か地下鉄(MRT)クイーンシリキット・コンベンションセンター駅からラチャダー通り(クロントーイ市場近辺からラマ3世通り)を南下してもたどり着ける。いずれにしても徒歩圏内ではないので、タクシーに乗るべきだが。

屋台限定とすると、ムーハンが食べられるのはラチャナントリーくらいではないだろうか。食堂やレストランならバンコクだけでもほかに何軒かある。地方なら時々、屋台を見かけることはある。それから、東部パタヤのゴーゴーバーでは、何かのパーティーの時にムーハンを焼いていることもある。

屋台というか食堂でもあるので、トイレもあるし、雨の日は屋根の下でも食べられる

屋台というか食堂でもあるので、トイレもあるし、雨の日は屋根の下でも食べられる

このラチャナントリーがお勧めの理由は立地もそうだが、安さとおいしさのコストパフォーマンスがいいからだ。値段は食べ方によって違っていて、普通のムーハンだと皮をまず食べてから、肉を料理するタイプで、これは1250バーツ(約4300円)になる。昨年は1400バーツだったので、ちょっと値下げしたみたいだ。

もう一つの「香港式ムーハン(ムーハン・ホンコン)」は皮も肉も一緒にぶった切ってしまうもので、1350バーツ(約4640円)。実際には中華料理のように普通の「ムーハン」で食べる人が多い。

もしホテルの中にあるような高級中華料理店なら、ムーハンは2000バーツはする。そう考えれば、安く、しかも屋台というわくわくする場所で食べられるラチャナントリーは、コスパに優れているというわけだ。

皮を食べた後も楽しみあり

俺が初めてラチャナントリーに来たのは、約10年前だったと思う。そのころのムーハンは700バーツ(約2100円)くらいだったので、今よりも割安感があった。一時期、豚肉の値段が高騰して値上がりし、今は倍になってしまっている。

普通のムーハンが香港式よりいいのは、皮をぱりぱりと食べることができること。「マントウ」というコンビニの肉まんの中身が入っていないような物と一緒に食べるといい。

この店のムーハンのタレは、黒蜜の甘いものが出される。俺はこれが好きではなく、いつもチャーハンについてくる「プリックナンプラー」を頼んで持ってきてもらっている。ナンプラーにニンニクや唐辛子を入れたものだ。この方がさっぱりとしていておいしい。皮も薄いのだが思っている以上に脂っこいので、ナンプラーがちょうどいい。

カリッカリに焼かれたムーハンがどかんとテーブルに置かれる

カリッカリに焼かれたムーハンがどかんとテーブルに置かれる

シンプルなマントウで皮の脂っこさを相殺

シンプルなマントウで皮の脂っこさを相殺

皮でお勧めなのは耳の部分。豚耳はカリカリに焼かれているし、ほどよく脂ものっていて食べ応えがある。とはいっても、俺は数回しか食べたことがない。なぜなら、1匹からたった2つしか取れないわけで、ラチャナントリーには大体、日本から来た人を連れて行ったりする。友人と行くことも多い。遠慮してついつい譲ってしまうので、豚耳になかなかありつくことができない。

顔はグロいが、豚耳はとっておきの部位になる

顔はグロいが、豚耳はとっておきの部位になる

とはいっても、豚耳以外にも楽しみはいっぱいある。だから、余計なシコリを残すことはない。やはり、最も楽しみなのは肉そのものだ。屋台とはいえ子豚の肉である。柔らかいのは間違いない。

パリパリの皮。1匹当たり成人男性4人は楽しめるはず。それ以上の人数は2匹がいいかも

パリパリの皮。1匹当たり成人男性4人は楽しめるはず。それ以上の人数だと2匹がいいかも

ラチャナントリーでは、ムーハンの肉を料理すると調味料代金程度のチャージがかかる。といっても1種類60バーツだ。子豚1匹ではどうしても1品では量が多い。だからいつも2品にしてもらう。これでもひと皿が大きいので、場合によっては3品もいけるのではないかと思う。もし余ったら持ち帰ればいいだけだ。

お勧めの調理方法は、から揚げと「ムー・パット・プリックタイダム」である。後者は豚肉の黒コショウ炒めで、ぴりっと効いたコショウとタマネギの甘みが相まって絶品。から揚げもいくらでも食べられるというくらいに柔らかくておいしい。余って持ち帰った場合でも翌日も十分においしい状態が保たれている。

暗くて分かりにくいが、ムーハンの肉をから揚げにしてもらった

暗くて分かりにくいが、ムーハンの肉をから揚げにしてもらった

夜遊びスポットへのアクセスも最高

食後にどこかに流れていこうとなった時、ラチャナントリーは便利だ。家族や異性の友人であれば、もし時間が早ければ、チャオプラヤ川沿いのナイトマーケット「アジアンティーク・リバーフロント」に行ってもいいかもしれない。タクシーで15分程度で着けるはずだ。

男ばかりのナイトライフなら、まずラチャナントリーから徒歩圏内に、「ビアシン」(シンハービール)直営のビアホールで、シンハーの黒生も楽しめる「エスト33」や、クラフトビールが楽しめるビアホール「タワンデーン」がある。

また、パッポン通り、もしくはタニヤやソイ・カウボーイもタクシーでそれぞれ10~20分程度の距離にあるので行きやすい。ちょっと変わったところでは、店から西方向に行くとジャンルンラート通りがあり、そこにはパブレストランやイサーン(タイ東北部)スタイルのディスコもある。

俺はいつもここからタクシーに乗ってホアランポーン駅に向かっている。地下鉄(MRT)駅3番出口前にはソムタム(タイ風パパイヤサラダ)売りのおばさんたちが「ヤードン」という薬草を漬けた酒類「ラオカオ」を売っている。

MRTホアランポーン駅の3番出口前

MRTホアランポーン駅の3番出口前

ゴザに座ってショットグラスを傾けるのだが、これが楽しく、俺は「ゴザ居酒屋」と名付けた。バンコク発男性総合誌「Gダイアリー」2015年6月号(現在はウェブサイトのみ)では、ある意味史上初の、ゴザの女の子らをランドマークにした「ゴザ居酒屋マップ」というのを作成したこともある。

ゴザ居酒屋の女性。俺は右の子を「ホアランポーンの石原さとみ」と名付けたが、丸山ゴンザレス氏に「どこが?」と一蹴された

ゴザ居酒屋の女性。右の子を「ホアランポーンの石原さとみ」と名付けたが、丸山ゴンザレス氏に「どこが?」と一蹴された

ゴザ居酒屋は数人で1000バーツもあれば充分に楽しめる

ゴザ居酒屋は数人で1000バーツもあれば十分に楽しめる

ラオカオは泡盛の原型とも言われる怪しい安い酒なのだが、どういうわけか薬草で味わいがマイルドになる。しかもここのソムタムなどの料理は1皿50バーツくらい。また、そのラオカオも「ベン」と呼ばれる小瓶で100バーツと分かりやすい料金体系で、だまされることもない。

特に学校が休みになる3~5月、10月は田舎から若い女の子が店主に連れられて一緒に座っているので、かわいい子に出会うチャンスもある。ただ、ここの女性は売春はしていないので、安く女性を求めるなら、ここから徒歩5分の「ジュライロータリー」に向かうべきである。

ムーハンの話からだいぶそれたが、意外といろいろなところに出かけやすい立地なので、真面目な人、不真面目な人、誰でも案内しやすいメリットがあるのもまたラチャナントリーを評価したい理由である。

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この記事の作者

高田胤臣
高田胤臣
1977年東京都出身。98年に初訪タイ後、2002年から在住のライター。移住当初は死体へのタッチに執念を燃やしていたが、現在は心霊ライターになるべく、恐怖スポット探しに躍起。タイ語会話と読み書きも一応可。
ウェブサイト:http://nature-neneam.boo.jp/
ツイッター:https://twitter.com/NatureNENEAM
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