【抱腹絶倒タイ人コック】 第22回 祖母を思い出して号泣する女子学生バイト
レディーボーイ疑惑のタイパブ嬢、蘭ちゃん(前回記事参照)のおかげで、7人もの若くてかわいいタイ人アルバイトを採用できたまでは良かったのだが、7人ともなると、優秀な子もいれば、そうでない子もいる。
社長からは「新人バイトなんて、誰だって何も分からないんだから、タイ人も日本人も同じ! それをバックアップするのがあなたたちの役目。言葉の問題はコックさんと協力してなんとかしなさい!」と言われた。
当初は「若くてかわいいタイ人と働くなんてたまんねえなぁ……」なんて思って、勝手に良いことばかり想像してたのだが、いざ働いてみると、想像を超えた彼女たちの行動に仰天する日々が待っていたのだ。
まずは、日本語学校に入学するために来日して1か月しか経っていないクアンとエーンのお友だちコンビがすごかった。
当時、日本語学校に軽い気持ちで勉強しに来られるタイ人らは皆、裕福な家柄で、この2人もけっこうお金持ちの家庭の子だった。
ほかの子らに比べると甘ったれで、「2人一緒じゃないと働かない」とかガキみたいなことを言って困らせたが、まぁ若くてかわいいからしょうがないかと我慢して使っていた。
ある日、見るからに穏やかな年配夫婦が来店。クアンとエーンが接客し始めたので、見守っていると、クアンが突然デシャップ(キッチンとホールの間にある、調理された料理が上がってくる場所)の方に走り出し、冷蔵庫の陰に隠れて子どものようにわんわんと泣き始めた。
クアンの泣き声が店内に響き渡り、キッチンのコックはホールにやって来るわ、客は次々に立ち上がるわで、皆驚いている。クアンより少し日本語が上手なエーンに状況を聞くと、その答えがすごかった。
「あの年配のお客さんに優しくしてもらったら、タイにいる大好きなおばあちゃんを急に思い出して、会いたくなって泣いちゃったみたい……」
「そんなことで号泣!?」と思ったが、年配客にとりあえず謝ると、「私たち、なんか悪いことしちゃったかしら?」と心配そうに聞いてくるので、事情を説明。すると、その客がクアンのところに行き、「おばあちゃんを思い出しちゃったの。タイから来て寂しくなっちゃったのね、よしよし」と言いながら抱きしめたもんだから、クアンはさらに号泣。大量の鼻水を噴き出して、危うく客に大迷惑をかけるところだった……。
自分は2か月ほど海外旅行に出かけた時も、「牛丼を食べたい」と思うくらいで、ホームシックにかかったことはない。「おばあちゃんに会いたい」と号泣するクエンを見て、「いろんな人がいるもんだな~」と勉強になったのだった。
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