第18回 ラオス娘と飲む酒は格別、ノンカイのバービアで 【タイのいなかはおじさん天国】
俺もこんな店を構えて老後を暮らしたい……

タイのいなか……そう聞いて誰もが連想するのは愛すべき東北の大地。はるけきイサーンであろう。われら日本男児を慰めてくれるタイの夜の女たちは、その大多数がイサーンを故郷に持つのだ。

その理由はさまざまである。

目立った産業がない。乾燥しているために農業の収益性も低い。現金収入の乏しさから子どもに満足な教育を受けさせてやれない……そこで彼らは都会へと出稼ぎに行く。建設や飲食、工場といった低賃金の肉体労働、そして風俗だ。

ゴーゴーバーで、風呂屋で、タニヤで、出身地を聞いて「イサーン」と返されることの多さを、「ほぼ日刊ほいなめ新聞」読者諸氏は身をもって体感しているに違いない。

が、そこで一歩踏み込み、

「チャンワット・ナイ?」

と聞くことを忘れてはいけない。「どこ県?」という意味だ。タイには77の都県がある。そのうちイサーンが20を占める。これらの県について基礎情報を押さえるのは、われわれタイの夜を戦場とする男たちにとっては常識であろう。嬢が「ふん、どうせ県名なんか教えたって分かんないでしょ……」という顔で、「ナコーンパノム」とか言ったら、

「あ、メコン川沿いだよね。有名な仏塔、あれなんて言ったっけ。そうそうタート・パノム。行ったことあるよ」

なんて答えれば、確実に好印象。距離はぐっと縮まる。故郷の写真を見せてきたりもするだろう。どんないきさつがあろうと彼女たちは故郷を、それはそれは大切に思っているのだ。

雄大なメコン川は必見

で、県名を聞いてとりわけ多く返ってくる答え……それがノンカイだ。イサーン北部、メコン川に面した農・漁業県。対岸のラオスとは橋で結ばれ、首都ビエンチャンへのゲートシティーでもある。

なんてドいなかなんだろう。降り立ってみれば、きっとそう思う。「タイ・ラオス友好橋」の東に広がるわずかな市街地には、小さな商店街があるばかり。古びた雑貨屋や食堂、市場、寺……南の幹線道路に出れば、ショッピングモール「テスコロータス」があり、タイスキMKやケンタッキーフライドチキン(KFC)も入居。ノンカイで最もイケてるゾーンになっているが、これもほかの地域より規模が小さめだ。

それでも、なのである。

ここから船で行き来できるのはタイ人とラオス人だけ。外国人は友好橋を通過しなくてはならない

ここから船で行き来できるのはタイ人とラオス人だけ。外国人は友好橋を通過しなくてはならない

街の北を流れるメコン川を見るといい。その向こう側に広がるラオスの大地を見るのもいい。心の汚れた読者諸氏もきっと、その雄大さに言葉を失うだろう。とうとうと流れるメコンは、インドシナを旅する人間ならば一度は目撃しなくてはならない。この地を故郷に持つ女たちを知るためにも。

メコン川から対岸のラオスを望む。幻想的だ

メコン川から対岸のラオスを望む。幻想的だ

……なんてことを考えながら、俺は泥酔していた。

メコンを眺めてきめる国境酒。川沿いは遊歩道になっており、眺めのいい屋台や食堂が並んでいるのだ。そんなテーブルの一つに陣取り、お気に入りのタイウイスキー(どちらかというとラムのようだが)センソムのソーダ割りをあおる。いい気分なんである。

つまみはイサーン名物ガイヤーン(鶏肉の炭火焼き)だ。イサーンは首都バンコクよりもメシがうまいように思う。食材が新鮮だからだろうか。

対岸にぽつぽつと点る、ラオスの灯。地鳴りのようなメコンの流れる音。まわりのテーブルから届く心地良いイサーンの方言。心がほぐれてゆく。優しい気持ちが満ちていく。

さあ……ころあいだろう。

トゥクトゥクで置屋へ

どんなドいなかであろうと夜の施設があり、女たちが待っているのがタイだ。ノンカイも同様で、バンコクや東部パタヤのような派手さはないが、エッチな店がけっこうある。

まず、一発ナンボのコストパフォーマンスを重視する変質者にお勧めなのが置屋であろう。市街西部には置屋がいくつか点在しているのだ。とぼとぼ歩いていれば、それらしき怪しい照明を発見することもあるし、トゥクトゥク(3輪タクシー)のオヤジに「ソン(置屋)」と頼めば、仲介料は取られるが連れて行ってくれる。

イサーンではこんなスタイルのトゥクトゥクをよく見かける

イサーンではこんなスタイルのトゥクトゥクをよく見かける

で、ノンカイの置屋で働いているのは、大多数がラオス人なのである。とはいえ、一介の旅行者ではタイ人と区別をつけるのは難しい。その上イサーン語とラオス語は酷似している。あえて特徴を探せば、どことなく垢抜けていない、服装がダサい、おとなしい……といったところだろうか。

国境を越えてきたばかりで右も左も分からなくて……というウブっ娘も多く、ベッドにちょこんと座ってモジモジしている小さな肩を見れば、おじさんのサド心にも火がつく。そんな娘をたっぷりかわいがり、全身をくまなく舐めまわし、思いを遂げてハメ代は800バーツ(約2800円)前後だろうか。

ラブつなぎでほとばしる先汁

置屋もいいが、俺がノンカイで好きなのはバービアだ。市内中心部に何軒もあり、賑わっている。ファラン(欧米人)のジジイが経営している店もけっこうある。パタヤあたりでネンゴロになった淫売と結婚し、嫁の故郷でバーを開いて悠々自適というわけだ。うらやましい。俺もあんな老後を送ってみたい。ノンカイにはリタイア組のファランもちらほらいるので、商売が成り立つのだろう。

ノンカイではささやかな屋台が並ぶ。夕食の買出しにやってくる人々

ノンカイではささやかな屋台が並ぶ。夕食の買い出しにやってくる人々

半ば老人ホームのような、そんな店を眺めつつ、どこにしようかと物色する。そこへ手招き2人組。取り立てて美人というわけではない。それでも物静かな笑顔が印象的で、いいなと思った。汚いイエロージャップのオッサンにも笑いかけてくれる優しさこそが俺の求めるもの。迷わず入店した。

ノンカイのようないなかでもバービアの灯は必ず見つかるものである

ノンカイのようないなかでもバービアの灯は必ず見つかるものである

聞いてみればどちらもやっぱりラオス人。

「ビエンチャンから来たの」なんて言うが、きっと郊外のドいなかに違いない。いくらか遠慮がちの笑い方や飲み方は、少しタイ娘とは違うのかな、とも思ったが、むき出しのフトモモに手をはわせてみれば、その上に重ねられる白魚のような手。ひんやりとした冷たさに思わず先汁がほとばしるのを感じる。いなか娘の方が肌を合わせることに抵抗がないのだろうか。

バービアのラオス娘たちはしっとりとした肌触りで興奮してしまった

バービアのラオス娘たちはしっとりとした肌触りで興奮してしまった

若い娘と手をつなぎ、ぴったりと身体を合わせながら飲む酒は、ことさらにうまい。指を一本一本なで、さすり、しこり、ラブつなぎをして、今度はテーブルの下に導いてこっそりと怒張を握らせる。抵抗はない。それどころかラオス娘の目はとろんと潤い、どうにもスイッチが入ってしまったようだ。おじさんの指遣いの勝利である。

俺もこんな店を構えて老後を暮らしたい……

俺もこんな店を構えて老後を暮らしたい……

さて今夜は、ラオス娘のご賞味といこうか、それともこのまま飲もうか。イサーンの大地はどこまでも自由なのである。

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メンダー大久保
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団塊ジュニア・氷河期世代の負け組底辺。
わずかな稼ぎは年3、4回のタイ旅行に全て消える。重度のキッスフェチであり、唇を重ねる時は必ず歯グキまで舐め回す。AVはベロチュー手コキものしか鑑賞しない。
弾ける若さのショートカットが好物だったが、最近はしっとりとしたおばさんに惹かれるようになった。アル中
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