先週に会社から休みをもらい、実家の名古屋でゆっくりさせてもらった。

３年前に「日本の風俗に限界を感じ、世界を回ってみたい」という崇高なテーマの下、タイに初めて行った。以降、きらびやかなタイの魅力にすっかりはまってしまい、今では３か月に１回ほどのペースで行くようになった。

こうなると、会社の休みは全てタイ旅行にあててしまう。当然、名古屋に帰る回数は減ってしまい、帰ったとしても用事を済ませるだけ。親族や同級生ら、大切な人と交流する機会も減り、先月帰った時は寂しさを感じていた。これはもうタイ好きの「あるある」であろう。

先週も用事はあったが、たくさんの知人に会うことができた。実家の目の前のちっぽけな居酒屋は、同じ小学校で４学年ほど上の先輩が経営。飲んで帰ってきたら、実家近くで声をかけてくれた。

時間は午後11時過ぎ。酔いはけっこう深く、眠たかったので最初は迷惑だと思っていたが、先輩の号令の下、当時分団登校していた時のメンバーが、先輩後輩問わず10人ほど集まってくれた。

ほぼ全員、小学校時代の面影はなかったが、それぞれが大人になり、10人ほどしか入らない居酒屋では、朝まで昔話に花が咲いた。皆で嫌々食べた、早朝に先輩がつくってくれた大量の焼きそばの味は、一生忘れることはないだろう。

関東圏から深夜バスに乗れば往復4000円ほど。安く行けるようになったものである。名古屋飯も堪能できた。足りなかったのはエロぐらい。そこは年明けにでもチャレンジしてみようと思う。（ナオトインポテンツ）