第19回 地方風俗攻略10か条(前編)【タイのいなかはおじさん天国】
「タイの本当の良さは地方にこそある」
俺はたびたび、そう力説してきた。タイ=バンコク(&たまーにパタヤ)だけではあまりにもったいないのだ。しかし、旅の経験が少ない、タイ語が分からない、地方に行って夜遊びするなんてハードルが高い……なんて声もたびたび寄せられるのも、また事実である。
そこで今回は、ビギナーでもタイの地方に赴き、スケベな店を探し当て、地元の不良娘とパンパンするまでの「How to」を伝授したい。書いているうちに自分も興奮してきてしまい、つい文量を大幅にオーバーしてしまったため、今回はまず前編だ。
第1条、情報をざっくり集める
まずは情報を集め、どこに行きたいかを決めよう。淫売の故郷イサーン(東北部)か、少数民族の里の北部、あるいは南部のビーチ……興味のある場所を探すのだ。
カップルと家族連れだけでなく、おじさんが楽しめるアクティビティーもそろっているのがタイのビーチ
ガイドブックでは、日本語のものでは最も地方都市の情報が充実しているのが、かの「地球の歩き方」だ。これに載っている規模の街ならば、大体なんらかの風俗施設があり、夜遊びが楽しめる。
個人のブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も参考になるだろう。その街の名前と、「夜遊び」「風俗」なんてワードで検索すると、意外にネタが拾えるものだ。ただし、情報が古いこともあるので注意。
タイではどんな田舎に行ってもこうしたネオンを見るだろう
エロブログやエロ雑誌「アジアン王国」あたりを見て、ここに行きたい、この店で遊びたい、挙句の果てはこの写真の女とマ●コしたいなどと決め打ちしていくのは止めたほうがいいだろう。店が移転していたり、嬢が辞めていたりするのはよくあることだ。大体このへんにエッチな店が集まっているんだなー、というくらいのざっくりした情報だけの方がいい。
メリークリトリス! イナカではぜひカフェーにも行きたい。バンコクでは消滅しつつある風俗業態
ちなみに日本のエロ雑誌を持参して店のスタッフに突きつけ「この写真の女を出せ、いるんだろう、この店に。こいつとハメたい」と詰め寄る国辱モノの変質者は実際にかなり多い。
地球の歩き方でも、よーく地図をチェックしてみると、こっそり「このあたりバーが密集」などと書き込まれていたりする。侮れないのだ。風俗系ブログの地図も参考になる。このあたりを軽くチェックしておこう。
あまりカッチリと情報を集めずに、ワクワク感をとどめておきたい。現地で改めて探検するのもまた、地方風俗の面白さなのだ。
第2条、ジジイなら近場か飛行機
次はアクセスだ。
首都バンコクからの出発はバスターミナルもしくは鉄道駅、空港ということになるだろう。「バンコクと、タクシーでパタヤしか行ったことありません」というおじさんも、そう心配することはない。タイの交通機関は意外としっかりしている。ガイドブックやブログの表記に従って、駅やバスターミナルに行けば問題なく目的地にたどりつける。
バスはおおむね2×2の座席で、1×2のVIP席もある。バンコク発着の中長距離路線であれば、エアコンはある。トイレも完備もしくは数時間ごとに休憩やお食事タイムが挟まる。
ただ、所要10時間だとか夜行バスでは、ジジイの場合にはひざや腰にくる恐れがある。なので体力に自信がないなら、バスでの移動時間は3時間、長くても5時間くらいの場所に限定するといい。それ以上の距離なら飛行機を使おう。
なお、隣の座席がミニスカ姉ちゃんだったり、いやらしい制服の女子大生だったりするかもしれないが、痴漢や盗撮はしないように!
第3条、宿は街の中心部に取る
ホテルはとにかく街の中心部、繁華街に取るべきである。それも官公庁が並んでいる新市街ではない。市場が立て込み、雑多な商店が並ぶ旧市街に限る。
そうすると、周りには徒歩圏内にさまざま店があり、メシ、酒、マ●コ、ついでに言うと観光にいたるまで、とっても便利だ。ホテルのある中心部を離れて遠くに行く時は、バイクタクシーやトゥクトゥク(3輪タクシー)を使えばいい。
北部ランパーンの街では馬車が走っていた。旧市街をめぐる観光用だ
タイの場合、地方都市に行くと宿のコストパフォーマンスはかなり良い。1泊500~800バーツ(約1700~2700円)程度でも、けっこう広々としたビジネスホテル風のところに泊まることができる。古いことも多いが……。
南部ナコンシータマラートのホテルはこれで1泊600バーツ。バスタブもあった
もちろんエアコンやテレビ、冷蔵庫、ホットシャワー、Wi-Fi、このあたりは全部そろっている。予約時やチェックイン時にツインやダブルにしておけば、ジョイナーフィーも取られないことが多い。朝メシがあるなら、ちゃんと2人分のクーポンをくれる。
おじさんだってリゾートホテルに泊まっていい。1泊1000バーツくらいでもこの程度の宿に泊まれる
気を付けたいのは、ゲストハウスの中でもちょっとおしゃれな物件である。ホステルとも呼ばれており、最近かなり流行している。ロビー周りが小ジャレたコミュティースペースになっていたりして、タイ人やファラン(欧米人)の若いバックパッカーのたまり場になっている。
ここに日本人の変質者が、汚い中年男が、いかにもな売春婦を連れて入るのは非常にためらわれる。受け付けの女子たちもおそろいのTシャツなんか着ちゃって、英語ペラペラだったりして、イマドキなんである。
彼女らに買春の現場を見られるのはけっこう辛い。マゾか、あるいは連れ込むつもりがないならこの手のゲストハウスでもいいが、やはり規模の大きめの中級クラスを狙うのが、「ほぼ日刊ほいなめ新聞」読者的には良いであろう。もちろんホテル予約サイトなどのネットサービスも大いに参考になる。
第4条、地方メシを堪能する
メシと酒。
これが地方風俗の中でも、特に楽しみの一つだろう。地方の物産を満喫し、一杯飲む楽しみは、何物にも変えがたい。「いや、タイはどの地方も似たようなメシばっかりじゃないか……」という声もあるが、全然そんなことないのである。
バンコクのどこでも食べられるイサーン料理だが、やっぱり本場に行けばとってもおいしい。特に炊きたてのカオニャオ(もち米)や、新鮮なプリプリの肉を使ったラープ(タイ風ひき肉サラダ)、あるいは定番トムヤムクン(辛味と酸味が効いたエビ入りスープ)ではなく、トムセープ(もつ煮込み)を食べてみるといい。
イサーンの青空市場。バンコクとはまったく違った世界がそこにはある
人気のマッサマンカレーだって、発祥の地である南部ならバンコクよりはるかにおいしい。ビーチ沿いではシーフードが絶品。北部に行けばビルマ(ミャンマー)風や少数民族の料理もたくさんある。
北部名物のカレーラーメン、カオソーイも絶品
地元メシを食べながら、酒を飲み、来たるべき時間を妄想する。今夜はどんなオメコが待っているのか……実に味わい深い大人旅と言えよう。
第5条、水先案内人を確保
事前情報の通りに歩き回ってもいいが、たぶん効率が悪い。有名な大都市……例えば北部チェンマイであるとか、南部プーケットあたりならば情報も新鮮だし、きっと簡単にたどりつけるだろう。
しかし田舎町ではそういうわけにはいかない。情報がなければなおさらだ。一人で探すのはだいぶ無理がある。水先案内人が必要だ。バイクタクシーもしくはトゥクトゥクの運転手である。
彼らは地方風俗を探求するわれわれの極めて優秀なパートナーになってくれるだけでなく、観光案内にも出かけてくれるし、どこかうまいメシはないかと聞けば連れて行ってくれる。
彼らにひと言、告げるがいい。「サオ(女)」「ソン(置屋)」「デック(若い)」「ヤークパイティアオ(遊びに行きたい)」このあたりの言葉を連呼して、ニヤリと笑えば、確実にその意図を汲んでくれる。ほくそ笑んで案内してくれるだろう。
ただ地方都市の夜は、けっこう早い。エロ施設は営業していても、バイクもトゥクトゥクも早じまいということがある。タイも地方は車やバイク社会だ。だから夕方くらいには行動開始するのが望ましい。
それと彼らは、料金次第で時間外の労働にも従事してくれる。LINEでもフェイスブックでも電話でも、あらかじめ聞いておいて「連絡するから」と伝えておけば、深夜だって案内してくれるし、店でさんざん遊んだ後、何も交通機関がなくなっちゃったという時でも迎えに来てくれる。もちろん追加料金は必要だが。
言葉は前述の女関連のものを連呼するか、あるいは翻訳アプリを使ったり、指差し会話帳を駆使しよう。数字の数え方ぐらいはタイ語で覚えておいたほうがいい。若い運転手ならば簡単な英語が分かることもあるが、オッサンだとなかなか厳しい。料金を示すために電卓やスマートフォンを使うのも良いだろう。(後編に続く!)
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