【タイの屋台飯と現実と俺が思うことと】第30回 パタヤ好きにおすすめの海鮮を安くおいしく食べる方法「ナグルア市場」
「ほぼ日刊ほいなめ新聞」を読んでいただいている方には、パタヤ好きも多いのではないだろうか。今回はパタヤでおすすめの、シーフードを安く、かつおいしく食べる方法を紹介したい。
これまで当コラムではタイ料理の品目についての話を書いてきたが、今回はちょっと趣旨を変えて、『場所』にスポットを当ててみた。ここで推したいのは「タラート・ラーンポー・ナーグルア」だ。日本語では「ナグルア市場」という、タイ人向けの一般的な市場である。
実はここはパタヤ在住者にはよく知られた市場で、海鮮が新鮮でおいしいと有名でだ。そんなナグルア市場の活用術を見ていきたい。
魚介類を重さで買い、市場で調理してもらう
「ナグルア市場」はノースパタヤ(北パタヤ)からさらに北、パタヤ・ナグルア通りの奥にある。
観光的な市場ではなく地元民向けの一般市場なのだが、市場の一部が海鮮で占められている。海辺の街の市場はどこも海鮮売り場がある。ただ、ナグルア市場は土地柄か、外国人にも優しく、なにより調理も頼める点が素晴らしいのである。
市場の通路は狭い。入荷の台車も頻繁に通るのでぶつからないよう注意が必要だ。
パタヤ在住者や常連さんは安い宿やアパートを借りて長期滞在する。夜遊び好きの人は明るい時間帯はできるだけストイックに暮らし、夜にぱあっと金を遣っているようだ。
とはいっても、せっかくビーチ近辺にいるのだから、シーフードは楽しみたい。そういう場合、一般市場に行き、エビやカニを買ってきて、近所の屋台で調理してもらう。
シーフードは単純な調理がおいしい。
このやり方はある程度タイ語ができるか、顔見知りであることが必要だが、ナグルア市場なら初めての旅行者でも問題ない。
市場内あるいは近くにエビの炭火焼きなど調理済みのものもあれば、買ってきた海鮮を炭火焼き、茹でる、揚げるなど、単純な調理をしてくれる専門屋台まである。ここに持って行けば1種類につき30~50バーツくらいで調理してくれる。
調理の店に預け、調理が終われば袋や箱に詰めてくれるので、持ち帰りも可能。
調理は混んでいても30分くらいなので、近隣でビールを調達してきて、隣の公園でゴザを借りて場所を確保しておけば時間の有効活用になる。そうしてできあがった新鮮なシーフードに青空の下で食らいつくのだ。
店ごとに大きく値段が違うわけではないので、鮮度などを見分けて買いたいところ。
ナグルア市場は朝5時ごろから営業していて、夕方くらいまでは海鮮を買うことができる。常時魚介類が入荷されているので、夕方だからあまり新鮮ではないということもなさそうだ。ただ、種類は少ないし、やっぱり午前中の方がいいのだけれど。
見たことある魚から見たことのない魚まで
ナグルア市場で売られているシーフードはエビやカニが中心だ。ほかにはイカも多いし、アサリのようなものやホタテなど貝類もある。
カキもあるにはあるが、確か剥き身だった気がする。いずれにしてもカキは、タイの場合はいいものはすべてバンコクに行くので、ナグルア市場では期待しない方がいい。
エビ、カニ、貝は生きているものも売られている。サイズや種類によって料金が違うが、キロあたりの単価が表示されているので、タイ語ができなくても買いやすい。
キロ単位なので1匹いくらかを知りたければ、店員に言うと量って教えてくれる。
同じエビでもサイズなどでも値段が違う。
重さを言ってもいいし、カゴやザルを渡されるので、ほしい分だけ自分で選んで入れ、重さを量ってもらって支払いをする。
さすがにこのカニは1杯で700バーツくらいした。
魚も種類が豊富だ。見慣れたものから、南国らしく派手な魚もいる。サメやエイも売っているし、たまに小型のカツオも見られる。
見たことのある魚から見たことのないものまで。
おすすめはアジだ。目が透明で新鮮なものは刺身にして食べられる。店の人も日本人が刺身にしたがることを知っていて、どのアジが刺身にできるかを教えてくれる。
晩酌用の刺身を買って帰るのもこの市場の俺の楽しみのひとつ。
自宅でカツオを刺身にしてみた。
そういえば、バンコクの無料誌の社長から教えてもらったのが、イサーン料理(タイ東北地方料理)などで使われる魚「プラー・トゥー」。よく首を折って、から揚げにしたものを「ソムタム(青パパイヤのサラダ)」などと食べるが、これを俺はずっとアジだと思っていた。
しかし、実は「プラー・トゥー」はサバ科の魚だそうだ。たぶん、多くの日本人がアジだと勘違いしているだろう。では、アジはタイ語でなにかというと、「プラー・トゥー・マー」だそうだ。ややこしい。せめて近い名前にしないで。
ちなみに、ここで買った魚をバンコクに持ち帰りたい場合は、ナグルア市場内に発泡スチロールなどの保冷箱を売っている店があるので、そこで箱を買い、かつ近所のコンビニで氷を買えばいい。箱のサイズも様々あるので、持ち帰る量や魚の大きさで選択しよう。
ナグルア市場は地元では有名なので、タクシーやソンテウ、バイクタクシーでもすぐに行ける。レンタルバイクで行くにしても、「ターミナル21」に近いロータリーをパタヤ・ナグルア通りを北上し、道路の真ん中に1本、木が生えている場所があるので、その隣が市場だから見つけやすい。
外国人も多いので、市場の人も外国人慣れしているし、とにかく海鮮をシンプルに、安く食べたければ、ナグルア市場は絶対的におすすめである。
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