神奈川県某所――――。

2016年を振り返る超大型企画のために、FuuTubeスタッフが終結いたしました。

題して『朝まで生FuuTube！！2016業界を振り返る！！』

zaki編集長とアキバマサト氏による夢（？）の対談企画です。

嗚呼･･･。私、ひそかにアキバさんのファンだったんですよね･･･。伝説の番組・エロリンピックでアキバさんを見た時から、「･･････抱いて」と思っていたんです。今回は『朝まで』って書いてあるし、私、ついにアキバさんと一夜を共にすることになるのね･･･☆ぽめ子・感激☆しっかり眠○打破も用意したし、今夜はオールナイトでどこまでもついていきますよ―――！！

(zaki編集長）「じゃあ！！朝まで生FuuTube張り切っていきましょう！」

(アキバ)「ん？先ず生放送じゃないし朝までもやらないよ？」

(zaki編集長) 「ですね……まぁ朝までなんか絶対嫌です(ニッコリ)」

ちょｗｗｗ朝までやらんのかい(´ﾟдﾟ｀)！！！！

開幕からぬるりとした温度の室内。ぽめ子はペンを握りしめながら、2人がぐだぐだ話す様子をただ眺めていました。ううん、違うわ…。これはまだオープニング。プロフェッショナルな2人の、ファイト前の挨拶みたいなもののはず･･･。きっとこれから私の想像もつかないような熱い討論に発展するの･･･よね！？

張り切って企画一発目のテーマにいきましょう！！プレイボール！！

【2020年まで後3年、東京オリンピック開催でどうなるエロ業界】

最終候補作品A：組市松紋（くみいちまつもん） 詳細はこちら https://t.co/kzK9X4WI42 #Tokyo2020 #東京2020エンブレム pic.twitter.com/4BH8uFybGU

— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) 2016年4月8日

大きな催しごとがあると、「規制」がかかりやすいエロ業界。例えば、1990年大阪万博が開催された時には、大阪にある「ソープ」が軒並み消えたという噂があります。また2002年日韓合同ワールドカップが開催された時も、会場のある横浜で、風俗店の大摘発が行われたのだとか･･･。東京オリンピック開催まで後三年。アキバさんはどのようなことが起こると思っているのでしょう！

(アキバ)「なーんにも起こらないし変わらない」

えーーーーーー！！！Σ(ﾟдﾟlll)

(アキバ)「そのワールドカップのあった2002年に僕自身横浜でお仕事していたけど、1mmも1ミクロンも変わりはなかった。規制かけられたのは、”無許可営業”してるお店だけ・ちゃんと許可取ってるお店は、何の問題もでないよ」

待って、アキバさん！正直すぎる！！討論番組のコメンテーターなんだから、そこは神妙な顔して「難しい問題ですねェ…」とか言ってェ！！

(zaki編集長)「でも今回は小池知事が、初の女性東京都知事になったわけですし。今までにない女性目線の切り口で、エロ規制とかあるかもしれませんよ？」

(アキバ)「いやないね！断言できるよ！許可をちゃんと取ってるお店は真面目に営業してるから大丈夫！というか規制を気にするよりも、海外のお客様が沢山来られる訳だから、むしろチャンスと考えてるよ。それに実は海外のお客様が、来られた時の秘策もすでに思いついてるんだよね……」(不敵な笑み)

(zaki編集長)「その秘策とは！？」

(アキバ)「デリヘルの呼び名を〈デゥルィブァリィヘルスゥ〉に変える！

英語っぽく言うと絶対客増える！ってあれ？聞こえてない？もう一回言うよ？デゥルィブァ……」

(zaki編集長)「もういいっす！次いきましょう次！そもそも海外の風俗は本番が普通って聞くし。本番無しの日本の風俗のシステムは理解してもらえますかね？」

(アキバ)「うん、まぁ普通に〈ノーインサートペニース〉で大丈夫っしょ。それよりも店の名前をデリヴァリー……」

ちょっと待って(´･ω･｀)。ちょっと待って、一旦止めて？そして、そこに2人で座って歯を食いしばって？

こ　ろ　す　ぞ。

〈デゥルィブァリィヘルスゥ〉ってなんだ！！

ただ言いたいだけじゃねーか！！

メモ帳持って構えてた私の時間を返せ！！

……ﾊｱﾊｱﾊｱ。取り乱してすみません。まとめると『真面目に堅実にお店をやろう』ってことなんですよね？

『海外のお客様に見られても恥ずかしくない店にしとけということ』だと、ぽめ子は理解しました。

実際、社会からグレーゾーンに見られるエロ業界ですから、色々問題視される事も多々あると思います。しかし真面目にエロに取り組んで来た人達は、そんな社会の目に負けないぐらい逞しい･･････。

「なーんにも起こらないし変わらない」

この一言って、どんな修羅場もくぐり抜けてきたからこそ言える言葉なのではないでしょうか。

『実際どうなるかは分からない』――でもどんなことがあっても胸を張って間違えた事はしていないと言える。アキバさんの言葉は、薄そうでいて実は深―い言葉なのかも…？