「性病ってどんな症状なの？見ればわかるの？」「どんなことをしたら感染するの？」今回は、そんな性病のまだあまり知られてない部分を簡潔に紹介します(; ･`д･´)

種類

【B型肝炎】

（一過性感染）1-6か月の潜伏期間を経て、消化器官状を主にする肝炎症状とともに黄疸が現れる。ほとんどは3カ月以内に肝機能検査は正常になるが、速やかな経過で死亡することもある。
（持続性感染）持続感染と無症候性キャリアの急性発症例がある

【梅毒】

（初期）感染後4週間→性器に症状

6週間→梅毒血清反応陽性化
（第二期）3か月→発疹
（第三期）3年→結節、ゴム腫、皮疹、瘢痕を残す

【HIV】

感染して1-2週間で一過性の発熱。食欲不振、関節痛又はリンパ節腫大、
感染後6-8週間後抗体が陽性になりキャリアとなる。数年時に10数年無症状候のまま経過する。免疫不全が進行し、微熱、体重減少、リンパ線腫大、易疲労、盗汗の症状がみられる。
感染経路→感染者との性交、汚染血液や製剤、母児感染

主な感染経路には、(1)性的接触、(2)母子感染（経胎盤、経産道、経母乳感染）、(3)血液によるもの（輸血、臓器移植、医療事故、麻薬等の静脈注射など）がある。つまり、血液や体液を介して接触が無い限り、日常生活ではHIVに感染する可能性は限りなくゼロに近いといえる。唾液や涙等の分泌液中に含まれるウイルス量は存在したとしても非常に微量で、お風呂やタオルの共用で感染した事例は今のところ報告されていない。かように、HIVは体外に出るとすぐに不活化してしまう程脆弱なウイルスなのである。

【クラミジア】

症状→尿道炎、精巣上体炎、直腸炎、卵管炎、子宮頚管炎

【カンジダ】

常在している菌。
抵抗力の低下により皮膚粘膜に症状を生じる
発症要因よして糖尿病、悪性腫瘍、免疫不全、ステロイドの長期投与、抗生物質の投与
女性の場合体調不良、過労、ストレス- 体力・免疫力が落ち、菌に対する抵抗性が低下すると、常在菌が異常増殖し、症状が出る場合がある。

【淋菌】

潜伏期間2-7日間
化膿性炎で発症
男性→前部尿道炎→後部尿道炎→尿道周囲や前立腺、精嚢、精巣上体へと進展
女性→尿道→膣→子宮頚管へと進み急性化膿性炎症になる

【トリコモナス】

症状→尿道分泌物の増加、排尿痛

【ヘルペス】

外性器の水泡症、痒み、痛みを伴う
再発をしやすい

【コンジローマ】

ヒトパピローマウイルス
皮膚や粘膜に発生する良性の腫瘍（いぼ）

感染経路って？

感染経路には【経口感染】【性交感染】【接触接触】【間接感染】【血液感染】【母子感染】【介達感染】…。まだまだたくさんあります。わかりやすく簡潔にどんなプレイで、どんな性感染症になる可能性があるのか紹介します！

〇キス
キス、つまり唾液を交換で感染するもの
梅毒・HIV・クラミジア・ヘルペス

〇肌に触れる
梅毒・ヘルペス・コンジローマ

〇フェラ・クンニ
B型肝炎・梅毒・HIV・クラミジア・カンジダ・淋菌・ヘルペス・コンジローマ

〇SEX（コンドーム着用である程度予防可能）
B型肝炎・梅毒・HIV・クラミジア・カンジダ・淋菌・トリコモナス・ヘルペス・コンジローマ

〇生理中のSEX
生理中でもSEXしちゃう方多いんですよね。「別に血なんて気にしない」そんなこと言ってて大丈夫？血に接触しても感染するのよ？
B型肝炎・梅毒・HIV・コンジローマ

見た目ではわからないものもある！

怖いよねー(´･ω･｀)

画像を見てゾワッとした方も多いかもしれません。でも本当は病理学の症状資料を使って、実際に症状の出た皮膚や粘膜等を見せたかったのですが使用できる資料がありませんでした。気になった方は病名を検索して画像を表示してみてください。ぞっとしますよ…

この記事を読んでいる貴方！「もしかして、感染してるかも…」検査すればすぐにわかりますよ！「でも、検査ってどこでしてもらえるの？」なんて思っている方もいるかと思います。

次回は、みんなにバレずに性病検査をできる方法を紹介します！

参考資料：臨床医学小辞典・最新医学大辞典 第3版

ある程度はコンドーム着用で感染が防げるよ！

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