不倫は悪いものという考えは、世間での当然の認識。しかし、世の中には女性が思わずときめいてしまうような悲しく美しい不倫、重く濃厚な不倫などを描いた映画がいくつも存在します。今回はそんな映画たちの中から4作品をピックアップしてご紹介いたします。

マディソン郡の橋

こちらの映画は、世界的なベストセラーを、クリント・イーストウッドが監督、主演して作り上げた作品です。
不倫を悲しい純愛として描いた作品で、アメリカの実在する橋が舞台となっています。不倫がテーマになっていながらも、この映画は全米で大ヒットし、多くの人々の胸を打って多くの共感を得ました。

失楽園

日本で最も話題となった不倫映画といえば、やはりこの失楽園でしょう。原作は渡辺淳一で、役所広司と黒木瞳が主演を演じています。二人だけの世界の中で、精神的、肉体的に求め合い、満たし合う大人の恋愛と、社会から逸脱して堕ちていく不倫の末路を描いている濃厚な作品です。

東京タワー

こちらもヒロインは黒木瞳が演じており、小説家・江國香織の小説が元となっているこの作品です。相手役の岡田准一は、なんと大学生という設定。イケメン年下男子との禁断の恋にときめきたい方は、ぜひ見てみることをおすすめします！

イングリッシュ・ペイシェント

こちらの映画は戦争を背景にした物語で、人々の愛憎が絡み合う悲しい恋愛を描いています。
アカデミー賞最優秀作品賞のほか、他の部門でも数々の賞を受賞した映画で、心が揺さぶられるようなストーリーが魅力。ラストの展開も必見です。

人を魅了し続けている不倫映画。美しく悲しい純愛として描かれたものや、濃厚なセックスシーンがあるものなど、一口に不倫映画といっても色々なタイプがあるようです。
実際に不倫をするとなると様々なリスクや罪悪感が付きまといますが、作品に共感するだけなら完全に個人の自由！不倫願望のある人もない人も、ぜひ道ならぬ恋愛の危うい世界観にドキドキしてみてください。