「娘がバイト先で胸を触らせている。」

そんな相談が警察に寄せられ、調査をしてみると、それはこれまでのJKビジネスとは全く違った、JKカウンセリングを名乗る店だったというニュースが出てきています。これまでのJKビジネスとは違った、グレーゾーンに属している新しいJKビジネスについて調べてみました。

JKが相談に乗ってくれる、”純粋な”カウンセリング

「JKビジネス」と聞くと、カフェでJKが接客をしてくれたり、過去にはお散歩JKなどといった業種が摘発されたり。少しグレーゾーンに属しているこのビジネス。もちろん法令違反をしている店も少なくなく、トラブルに巻き込まれるJKも少なくありません。今回摘発された新しいJKビジネスは、なんとJKが個室で相談に乗ってくれるという「カウンセリング」。制服姿のJKが自分の悩みを聞いてくれて、JKならではの視点で悩みを解決してくれる。そんなコンセプトで店が経営されていたようです。

実態は裏オプション満載の違法風俗店

もちろんカウンセリングも可能なものの、このお店に通う男性客の殆どが目的としているのは、JKに直接お金を渡すことで可能な裏オプション。もちろんカウンセリングを受けるだけで金はかかるのだが、それだけだと個室で”カウンセリング”を受けることしかできない。そのため客は、新たに数千円から高い時には数万円まで、JKとの交渉後、料金を別途支払って裏オプションを享受するというわけなのだ。性的サービスはソフトなものからハードなものまで行っていたとみられており、中には一日5万円も稼いでいた女子高校生も。店の取り分はカウンセリング料（延長料金を含む）が女子高校生との折半であり、裏オプションでの料金はすべてJKの懐へと入るシステムで、摘発されたカウンセリング店の店長も「知らなかった」としらを通しているらしい。しかし、働いていたJKたちが言うには「ほとんどの客が裏オプ（裏オプション）」を目的として通っていたという。「事実上の黙認」というのは違法だ。

JKライター斎藤みさの結論

過去には親の借金のかたにされた…だったり、無理やり働かされているといったJKビジネスが多かったものの、現在では無理やりではなく、JKが違法だとわかっていても、「コンビニなどと比べると時給が段違いに高く、自分の好きなことをしたいと考えると仕方がない」と考えて働いてしまっていることが多い。違法性を認識しながらも積極的に働くJKというのはもちろんなにがあっても自己責任だし、危険なことに絶対に合わないという保障もない。お金が楽に欲しいと考えるのではなく、自分の体を大切にしてほしい、そう切に私は思うのでした…。