【日本の風俗街】両替町 〜静岡県のピンクゾーン〜<<静岡県静岡市>>

両替町とは
両替町(りょうがえちょう)は、静岡県葵区にある街。JR静岡駅の東方にあるこの街は、静岡県最大の歓楽街として知られ、飲食店や風俗店などが建ち並んでいる。
<場所>
静岡県静岡市葵区青葉通り付近
<アクセス>
電車 :JR東海道本線、静岡駅より徒歩7分
両替町誕生の経緯と静岡県の風俗事情
約375万の人口を抱える静岡県最大の歓楽街「両替町」。
そう書けば、静岡って人口多いし、メーカー系の本社も多くて出張需要もある。
たとえ、東西に日本を代表する風俗県が控えているとはいえ、県内の男性のリビドーを受け止めるにはそれなりの風俗街があるハズ!
なーんて期待してしまうんですが…
結論から言うと現在の両替町は寂しい限り。
でも、その由来は由緒正しいもの?ですのでまずはその誕生の経緯から知ってください。
巨大遊郭の誕生
両替町が誕生したのは江戸時代。
関ヶ原の戦いの後、駿府城に隠居していた徳川家康が、現在の両替町二丁目付近に銀座(銀貨鋳造所)を建設したのが始まり。
その後、銀座自体は江戸に移転。この場所の近くに誕生したのがこの度ご紹介する伝説的な巨大遊郭。
誕生の理由としては、この地に駿府城を築いた際、城普請として全国から多くの武士や大工達が集結し、一時的に男性過多となった街には不穏な空気が漂ったそうです。
それを憂いたある男が家康に遊郭の建設を申し出て許された、と言うちょっとイイ話。
いつの時代も男が集まるところには風俗産業が求められるもの。震災の復興需要と同じようなものですかね。
そうして出来上がったのが幕府公認の最初の遊郭で、しばらくしてこの街の5丁あるうちの3丁(文献によっては7丁あるうちの5丁)を発展して大きくなって江戸の吉原へ移転するという話が浮上。
残った2丁は存続した事から「二丁町遊郭」と呼ばれる事になった、という事です。
遊郭から赤線へ、そして現在
江戸時代に東海道沿いの遊郭として知られた二丁町遊郭は、明治維新以降も静岡駅の設置に伴う周辺の発展と共に栄えます。
そして転機を迎えるのは大抵の風俗街がそうであるように、第二次世界大戦の空襲による焼失。
その結果、二丁町遊郭の流れを汲んで行われていた売春行為は、より静岡駅に近い北東方面へと移転します。
移転した先、つまり現在の両替町のあたり当時、雑多な居酒屋などが建ち並ぶ街であったとされやがて赤線地帯へ変化。
恐らくは昔の新宿のゴールデン街のような形態であったのだろうと想像します。(飲んで女給とイタす・・・)
そして現在。
かつての大遊郭の流れを汲む歓楽街は、駅に近すぎる事が災いしたのか、それとも静岡県の県民性によるものかは分かりませんが、風俗への規制に関する条例が厳しく制定され、すっかり骨抜き状態。
両替町、周辺にはキャバクラやセクキャバなど多数存在するも、抜き系は寂しい限り。
静岡は全国有数のデリヘル激戦区と言われる所以も理解できるのでありました。
その他)
色々と静岡県風俗の事を調べていて、気になったことが一つ。
それは、「東京の地名をもじった風俗店が多い」ということ。
例えば、以下のように
・恐らく静岡市内唯一のソープランド店「ヘルス東京」さん
・県の東部、三島にあるソープランド店「銀座ヘルス」さん
・静岡市内に派遣しているデリヘル「歌舞伎町」さん
もし東京の風俗店でこういう名称の店があったら、「??」ってなりますが、もじった地名が首都、東京であるが故に、やっぱり都会風である事を出したい!といったところでしょうか。
まあ、東京にも、上野の駅前ソープ「上野ニューヨークニューヨーク」なんてのもありますから、同じようなものかな。
少しレトロな感じがするのは、長年営業を続けて来た、という信頼の証でしょうか…
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