まるは通りとは

「まるは通り」は山口県下関市にある風俗街。下関駅の西口にあるこの街は、海運業及び、捕鯨、遠洋漁業の隆盛と共に発展。山口県唯一のソープ街として知られている。
<場所>
山口県下関市竹崎町３丁目付近

<アクセス>
電車 :JR山陽本線下関駅下車、西口から徒歩圏内

まるは通り。日本最古と言われる遊郭由来として〜

まるは通り。
冒頭、記載いたしました通り、この街は捕鯨、遠洋漁業で栄えた「マルハ」(現マルハニチロ)発祥の地であり、俗に言う企業城下町であったところ。
そして山口県唯一、ソープランド店営業が許可されています。

まさに、1県1ソープ街、国立大学のような様相を呈しているご当地ソープ街の一つなわけですが、この街は「日本最古の遊郭」と言った、凄いのか凄くないのかよく分からない由来を持つ事で知られています。

その理由は以下の通り。
時は1185年、鎌倉幕府成立の少し前のこと。ここ下関の近くであったのが壇ノ浦の戦いであります。

ご存知の通り、戦いは源義経が率いる源氏方の勝利となり、平家一族は安徳天皇と共に海の藻屑と消えた訳ですがーー

史実にもありますように、皆が死んだ訳ではありませんでした。

岸に流れ着いた者や、捉えらえた者、建礼門院(安徳帝の母)のように救助された者もいます。
そんな中でも、建礼門院などのように高貴な方の扱いは丁寧なんですが、ここ下関の地にただ残されたのは数多の女官達。

彼女達はそれまでの宮仕えから放り出され、その日から生活に困窮。やむなく地元の漁師などに身を売ったとか。

そうして、いつし彼女達は下関の遊女として固定化…。

それまでは、性を売る女性は白拍子などと言った踊り子=芸能と一体であった概念が、遊郭などで性を売る女性の職業の一種、として認識されていった、と言われています。
(あくまでも伝承の域を超えませんが)

まるは通りで抜くならば？

そんな歴史ある？歓楽街、まるは通りですが、かつての賑わいは失われつつあるとは言え、未だに北九州地区を含めた代表的な風俗街として健在です。

遊べるのは、ソープ店が約10店舗に、ファッションヘルス店のが3店舗ほど。その他セクキャバなんかもあります。

全国的に見ると、寂しいような感じもしますが、イチオシなのはかつての潮待ちの船乗り達が女を求め、また遠洋漁業の船員達が陸にあがってすぐに来店したというソープ。

相場は60分で15,000円から20,000円前後、年齢層が低めでウブな嬢が多いとの情報もあります。
ただ、人気の所以なのか飛び込みで利用すると待たされることが必至だそうで、ご利用の際は予約がオススメです。