皆さん、セックスしてますか？

「草食男子」が話題になった2006年――イギリスのコンドームメーカーであるデュレックスが発表した「世界各国のセックス頻度と性生活の満足度」によると、日本は頻度でも満足度でも26ヵ国・地域の中でぶっちぎりの最下位であることがわかりました。日本人のセックスの平均回数は年間48回。月4回、週1回のペースなのだそうです。

『世界各国のセックス頻度と性生活満足度(41カ国)』
妄想の種になるかな～と思って見てみたら神妙な顔になっただけだった pic.twitter.com/5LQTOSu2TP

— ドードー鳥 (@136g4) 2015年10月21日

「週に1回もセックスできれば上出来じゃん」と思いましたか？1位に輝いたギリシャの平均回数は164回。なんと2～3日に1回はセックスをしていることになります。なぜ日本人はセックスに消極的なのでしょうか？

長時間労働がセックスレスの要因か

残業に休日出勤…「長時間労働」が珍しくない日本では、恋人や夫婦がゆっくり過ごす時間が少ないと指摘されています。
“セックスをしない理由”については、さまざまな調査で「疲れているから」が上位にランクインしているので、「日本人はセックスする気にならない状況に置かれている」と推測できます。
朝から夜遅くまで働き、帰宅したらご飯とお風呂を済ませて倒れるように眠りにつく…という生活を送っていると、セックスをする気になれるのは休日だけという人が多いのではないでしょうか。

ちなみにギリシャは恋人や家族と過ごす時間を1番大切にするという文化なのだそうで、セックスの頻度が高いのも納得です！

若者のセックス離れが世界で深刻に

セックス離れは日本だけの問題ではなく、世界で深刻化しているそうです。特に若者のセックス離れが進んでいて、アメリカでは「20～24歳の女性の15％は成人してからセックスをしていない」「1980～1990年生まれの若者は前の世代よりもパートナーの数が少ない」「若者はセックスよりも電子デバイスに夢中」という状態なのだとか。最近話題の「VR」の市場にアダルトコンテンツが続々参入すると見られているので、リアルセックスよりもバーチャルセックスにハマる人が増えるかもしれません。

昔とは違って娯楽に溢れている時代なので、セックスよりも優先したいことが増えるのは仕方ないのかなぁと言う気もします。とはいえ「時間と体力があるなら毎日セックスしたい」という人もいるでしょう。セックスを理由に有給をバンバン取得できる世の中になってほしいものです。