こんにちは！　性病が怖くて、なかなかベッドインに至らないぽめこです。
性病かどうか、一発で分かるリトマス試験紙的な何かがあればなー。ちょっと危ない系女子とエッチしちゃったあと、皆さんもそう思ったことはないですか？

そんな『あったらいいな』をロンドンのアイザック・ニュートンアカデミーに通う中学生のグループが提案しました。
今回は性病の原因となるウィルスを感知すると、蛍光色に変わるコンドームのお話です！

性病かどうかすぐにわかる「S.T.EYE」

性病を検知するコンドームの名は、「S.T.EYE」。アイザック・ニュートンアカデミーの Muaz Nawazさん(13)、 Daanyaal Aliさん(14)、Chirag Shahさん(14)の3名が考案しました。このコンドームは、英国で開催された11～18歳の中高生が対象の技術開発イベントTeenTech Awards の Health 部門で最優秀賞を受賞しています。

【性病チェックが可能なコンドームを中学生が開発💡】
イギリスの二人の中学生が、性病チェックを行うことのできるコンドームを開発。コンドームが性病をもたらす菌に触れると、種類に応じて変色するという仕組み。イギリスのTeen Tech Awardsでは最優秀賞に輝いたそう！https://t.co/OGGI6VXTFk

— BLAST (@BLAST___JP) March 1, 2019

「S.T.EYE」は性病の種類によって病原菌やウイルスを検知し、病気の種類によって異なる色に変色するというもの。
性病(STI)の病原となるウィルスや細菌を検知すると変色する物質を、コンドームの内側に塗布する予定だそうです。『クラミジアは緑、ヘルペスは黄色、尖圭コンジローマは紫、梅毒は青』と様々な色に変わり、単純に「性病になった」と分かるだけではなく、自分の病名も分かっちゃうようにしたい、とのこと。
まだコンセプト段階なので、科学的にそのように反応を起こす分子があるのかは不明ですが、このグループは今後、実際に制作したい、と述べているそう。
これが実現されれば、ひとめで性病にかかっているかどうかが分かるので、男性自身も、そのパートナーも安心してセックスすることができそうですね！

おそろし～い性病について教えるよ！

性病にかかるとあそこはかゆくなっちゃうし、変なできものもできちゃって見た目にもとっても怖い！！
性病にかからないように、じっくり学んでおきましょう。

クラミジア

厚生労働省は、いまも約25,000人もの男女が感染していると発表しています（お、恐ろしい……！！）
クラミジアを持った相手と性行為をすると、１回の性行為で感染する確率はなんと50パーセント！非常に高い確率で感染してしまいます。
潜伏期間は１週間～１か月。ただし、クラミジアは感染しても症状がでにくい女性もいるようで、数年間も感染したまま放置している人もいるのだとか。
挿入以外にもフェラなどで簡単にうつるので注意が必要です。

梅毒

2010年には124例だったものの、2015年の574例へ。5年間で5倍近くも感染者が増えている性感染症。それが梅毒です。
１回の性行為で感染する確率は30パーセントほど。
かつて、梅毒は不治の病と言われていましたが、今ではノバモックスという薬を飲めば、1か月程度で治るそうです。
梅毒の予防にはコンドームが有効ですが、口に病原菌があるとキスでも感染するので要注意です。

性器ヘルペス

厚生労働省の発表によると、約8000人の男女がいまも感染しているといわれています。自覚症状がない人も合わせると、本来の感染者は数万人にのぼるという噂も。
とても感染しやすく、セックスをしなくても、お風呂で使った椅子やタオル、トイレの便座からうつってしまいます。中国の銀行員の女性がお金を数えたその手でトイレに行ったところ、性感染症がうつってしまった、という例もありました。
一度、性器ヘルペスに感染してしまうと、体内から病原菌が取り除けないので、生涯付き合っていく病気になってしまいます。治ったと思っても、体調不良の時などにまた症状が出てしまうこともあるのだとか。

その昔。風俗店のお姉さんは、お風呂に入る際にイソジンを入れたボディソープでお客さんのティンティンを洗い、お客さんが痛がったら性病認定するという噂がありました。
あと数10年……いや、もしかしたら、あと数年後には「エッチの前に、まずこのコンドームをつけてくださいね～。あ、性病ですね～」なんて会話をするようになるのかも！？
そんな世の中になったら、ぽめこのような性病こわいアラサー女性たちも、積極的になれそうです！！英国の中学生のチームよ、頑張って開発してくれ！！
そして、日本のセックスレスを止めてくれ～～！！