一昔前にプリクラ帳や電柱などに大量に張られるなどして一躍有名になった女子高生たちのトレンド、プリクラ。プリクラと言えば、ごちゃごちゃと落書きをたくさんしてあるようなイメージがありますが、どうやら最近のプリクラのトレンドはちょっと違うようです。今回は、落書きはもう古い！？と言われている最近のプリクラのトレンドについてまとめてみました！

皆で写真を撮れる、盛れる、落書きができると人気になったプリクラ

プリクラはそもそもスマホが普及していない時代、友達と高価なカメラを購入しなくても一緒にツーショットが撮ることができ、さらにシール台紙になって出てくるのでいろいろなところに貼ることができるということで人気を博しました。ノートに張り付けたり、下敷きに張り付けたり、携帯の裏に張り付けたりといった使い道も流行ったのではないかと思います。その中でもプリクラの写真として特徴的なのが、大きな瞳に白い肌といった盛る機能。機械が自動的に目を大きくしてくれたり、最近は美脚補正をかけてくれたりと、残る写真だからこそのシステムも多くなっています。そしてその機能と同時に、写真を撮った後に友人と一緒に写真に落書きができる機能がついており、落書きで一見ごちゃごちゃになったようにしか見えないような写真が多く流行りました。しかし最近のプリクラを見てみると、どうやらごちゃごちゃになっているような写真は少なく、落書きはもう既にトレンドから消え去ったというのです。いったいどうしてなのでしょうか。

スマホでも同じような機能が増えたため、プリクラで落書きをする必要がなくなった。

まずプリクラでみんながこぞって落書きをすることが無くなったのは、高校生のほぼ全員が持っているスマホの影響だといえるのではないでしょうか。最近のスマホの解像度は既にデジタルカメラ並みですし、写真を撮るのにわざわざお金を払う必要性が無いと考えている女子も多いのです。さらに、アプリの充実によって写真を撮った後の加工が簡単になったり、プリクラと同じように落書きをしたりすることも容易です。そのため、モノとして残るプリクラを取ろうと思っても、別にそこまでこぞって落書きをする必要が無くなって最近のトレンドはシンプルな落書きになっているのではないかと思います。わざわざものとして後まで残すからこそ、シンプルイズベストというトレンドになっているのではないでしょうか。

ただし機能が多すぎて使いこなせない！？

最近のプリクラ機体というのは美脚効果があったり、リップ効果がついていたりとものすごい量の機能がついているのですが、女子高校生ですら使いこなせないということも多いようです。目の形を変えたり、リップを塗ったり。様々なことができるプリクラ。それらの機能をすべて使いこなせない程ごちゃごちゃしているからこそ、最近あまりプリクラに女子高生が居ないということにもつながるのではないでしょうか。

JKライター斎藤みさの結論！

プリクラと言えば一大ブームを巻き起こした個体でしたが、やはりそのブームはだんだん落ち目になってきていると言っても過言ではないのではないでしょうか。今手元にあるスマホだけですべてを済ませることができる現代、お絵かきなどはなんだか恥ずかしいと考える女子高生も多く、結果手元に残るプリクラはシンプルなものになっているのだと思います。そう考えると、プリクラ自体なくなってしまうのもそんな先の事ではないかもしれませんね。