第30回 アンヘレスで出会った少年少女【時事コラム・ボーペンニャン】

7月のフィリピン・パンパンガ州の歓楽街アンヘレスツアーで、ストリートチルドレンに旅券(パスポート)を盗難されて以来、彼らを相当警戒するようになった。おかげで9月のアンヘレスツアーでは、同じ場所、同じ手口で盗みに来たが、平然と撃退できた。
アンヘレスで物乞いするストリートチルドレンらは、身長100センチメートル程度。日本でいうと小学校に入学していないくらいの年齢が多いもよう。タイではファストフード店のドリンクカップを持っているが、アンヘレスでは何も持っておらず、タイのそれより貧しく見える。
深夜の繁華街に向かうと、「パパー、パパー」と、手の平をこちらに向けて困った顔をして寄って来る。ほとんどの子供が靴を履いていない。同情してチップをあげると、周囲にいる子供たちが皆すごい勢いで寄って来る。故に、チップをあげた後の状況を考えてしまうと、あげられないのが現実。
しかし、とある日の夕方。早めに晩飯を済ませ、意気揚々と開店直後のゴーゴーバーに乗り込むべく歩いていると、道端から「ニャー ニャー」とか弱い鳴き声が聞こえてきた。
近くに行って見てみると、30センチメートル四方の段ボールの上に数匹の子猫がいた。誰かが捨てて行ったのだろうか。子猫たちが気になりしばらく様子を見ていると、お姉さんと弟らしい関係の2人のストリートチルドレンがその子猫たちに食べ物を与えようとしたり、大事に抱きあげたりしていた。
アンヘレスのフィールズアベニューを一本入った道で、子猫を抱き上げようとする少年
そのなんとも言えない光景を見た瞬間、ポケットにあった数百ペソ(1ペソ=約2円)を全てその兄弟に素早くあげた。皆、やりたくて物乞いをしているわけじゃない。生まれた環境、育った環境が恵まれていなかっただけと感じたからだ。
え? その兄弟たちはチップほしさに演技をしていたんじゃないかって? 僕は子供を疑いたくありません。(NIT)
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 店舗名
- 業種
- エリア
- 電話番号
- HP
- オフィシャルHP
- 動画ページへ
- 体験レポートへ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ
- 名前
- 年齢
- スリーサイズ