皆様は海外旅行で路上を歩く時、大事なものはショルダーバッグ・ボディバッグ（斜め掛けカバン）等を前に掛け、「目に届く」場所に携帯されていると思いますが、僕もまさにそのタイプです。

ではなぜ７月11日のアンヘレス到着日、ニノイアキノ空港からバスで移動後、SMクラークからホテルまでの道のりで盗難されたかと言うと、大きく理由は５つ考えられます。

①いつも通りの場所に携帯し、今までなにもなかったからだから大丈夫
②この街は治安が良いと聞いていた
③まさか自分がスリに会うはずがない
④スリの手口が巧妙になってきている
⑤徒歩で移動した

いずれも「気が抜けていた」と指摘されればその通りですが、意外と皆さんも同じように思っていらっしゃいませんか？

スリをする側も、「前掛けカバンに大事なものが入っている」というのはわかっているようです。

今回は幸いにもスリの現場をアンヘレス自警団が見ていてくれて、犯人を捕まえてくれたので手元に戻ってきましたが、盗まれたそのパスポートケースには、パスポート・現金１万円・日本の携帯ＳＩＭ・プライオリティパス・海外各地の会員証が入っており、見つからなければ甚大な被害を被ってました。

今回のアンヘレスでのスリの手口や場所、対策などは後日、詳しく当サイトで書かせていただきます。世界各地を回られている皆様も、この件をきっかけにさらにお気を付け頂ければと思います。（ＮＩＴ）