【日本の風俗街】「雑餉隈」~ざっしょのくま、と読みます~≪福岡市博多区・大野城市≫
雑餉隈駅

かつては第2の中州ともいわれた街

難読地名として挙げられる「雑餉隈(ざっしょのくま)」は、福岡市博多区と大野城市西部にまたがる地域。
西鉄雑餉隈駅周辺に地域に飲み屋街や風俗店街が形成され、かつては第2の中洲と言われるほどに賑わっていたが、警察の取り締まり強化によって衰退した。
<場所>
雑餉隈駅
福岡県福岡市博多区銀天町

<アクセス>
西日本鉄道天神大牟田線、雑餉隈駅
もしくはJR鹿児島本線、南福岡駅から徒歩

「雑餉隈」の歴史。宿場町〜ピンサロ街〜寂れた街

「雑餉隈」は古くは博多から太宰府を結ぶ街道の宿場町として栄えた街で、近世までは太宰府参りの中継地として、明治期以降は周囲にある炭鉱や軍関係の工場の労働者の歓楽街として賑わった。

雑餉隈駅

出典wikimedia

西鉄雑餉隈駅からJR南福岡駅方面に向かって伸びる銀天町商店街はその中心であり、かつてはピンサロを中心とした50軒程の風俗街が存在していたが、警察による摘発により寂れ、今では数店舗を残すのみとなっている。

ご当地流ピンサロ〜この街の流儀

一昔前の地方に色街と同様に、この街にも「ご当地流サービス」がありました。色々調べてみると、大体以下のような感じ。

・通常のピンサロサービスの途中から本番サービスが始まる。(生サービスもあったとか..)

・料金は5,000円〜くらい。各店でモーニングサービスなどを競っていた。

・嬢から追加料金でのオプション要求がある場合と、指名料だけでOKな場合があった

本当?と疑いたくなるような内容です。
本番、生サービスで5,000円〜って…てな感じですが、地方都市のそのまた外れである事を考えると有り得たのかも知れません。

ちなみに、現在営業している数店舗での実態は…..皆様現地でご確認くださいませ。

(その他)「雑餉隈」、この難解な地名の由来について

「雑餉隈」については、「雑餉」が、太宰府で働く役人「雑掌」が住んだ所、もしくは「食事」や「飲食店」を指すと言われている。
そして「隈」この字の指す意味については諸説ある。地名学的には、「隈」とは「曲」と同意義で川の曲がり角にある地名に名付けられる事が多い。または、「すみ」という事で、いる場所、住む場所、とも捉えられる。

そうなると、候補は以下の通り
候補①役人が住んだところ
候補②太宰府参りの宿場として飲食店があったところ
候補③役人の住居、もしくは飲食店のある川の曲がり角
まあ、個人的には③、の川の曲がり角にある宿場(飲食店)が妥当かな、と思います。地図を見ても、昔はぐねぐねと曲がっていただろうな、というような中下流域に有りますし…

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みそさざい
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昼間はIT系のサラリーマン。
そして夜の顔はエロ体験談ブログと官能小説で小遣い稼ぎを狙うフリーライター志望の男。
夢は小説販売とかでノマドワーカーになる事と、グーグルのエロキーワード検索で1位を取ること。既に一部は実現...(おおっと)
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