『天王町』は茨城県水戸市にある歓楽街。
茨城県随一の繁華街として知られる泉町の南側に位置し、土浦の桜町と並び立つ県内有数のソープランド街となっている。
<場所>
城県水戸市天王町付近

<アクセス>
電車 :JR常磐線水戸駅下車、北口から徒歩約20分、またはタクシー

水戸と言ったら？

風俗業界の親父ギャグとして知られる？言い回し。

水戸と言ったら快楽園ならぬ「男の快楽園」。

これは水戸市の観光名所、偕楽園をもじった寒いヤツですが、まさに目と鼻の先、距離にして2キロあまりのところにあるのが今回ご紹介する風俗街。
茨城県内で土浦の桜町と双璧をなすソープ街にして歓楽街。水戸の天王町をご紹介したいと思います。

天王町の風俗街としての成り立ち

この風俗街は、かつての旧武家街の跡に設けられた大工町花街に由来します。
この大工町花街は行政側より、いわゆる「三業地」として認められていました。

〜三業地とは
料理屋、芸妓の置屋、待合茶屋の営業が認められた地域。公には売春行為は行われていないとされ、遊郭とは少し意味合いの異なる営業形態であった…と思われる

実際に、それらの中で売春行為が行われていたかは不明ですが、昭和40年代の風営法改正の際にはソープ店(当時はトルコ風呂)の営業許可地域として認められる事になりました。

結果、10軒あまりのトルコ風呂店が営業を開始し、現在のソープ街へと連なる風俗街の歴史が始まったのであります。

天王町で抜くなら、こんな店

天王町を中心とする地域には、キャバクラ店やスナックを中心としたピンク系の飲食店、ヘルス店やソープ店などの抜き系店が建ち並んでいます。

ただ、抜き系に関しては、店舗数、人気共に同じ県内の土浦、桜町には遅れを取っているとされています。
理由としては、東日本大震災による建物への被災、迷惑防止条例などによる取り締まり強化で客引き行為が禁止になったことが大きい模様。

だが、しかし、事実どうなのかを見てみますと、大体の店舗数の内容は以下の通り。

ソープ店 :約15店舗
ヘルス、イメクラ店 :14店舗
ピンサロ :5店舗
デリバリー系 :数十店舗以上

ソープ店については土浦と同等、ヘルスとピンサロについては水戸の方が多い、といった感じでしょうか。

近年、首都圏に近い土浦の方が勢いがあるとは聞いていましたが、まだまだ水戸の風俗もお盛んな様子です。

そして、水戸・天王町の風俗の特徴としてあげたいのが一点。
それはこの街が県内随一の繁華街にあって、周囲に大学や専門学校、また若い女性が働く場所が多く存在すると言う事。

つまりーー

天王町の風俗店にはバイト感覚で働く比較的若い娘が多くいる、という情報にはある程度の信頼性が持てると考えるのでありました。

その他)
バブル期に建設された超大型ソープ店は…?

一部の廃墟マニアの間では伝説となっているとされる、大型風俗系の廃墟。その名も「クイーン・シャトー」が当地にはあります。

奇しくも、別名「トランプ城」などとも呼ばれている(某国の大統領とは無関係、トランプのクイーンの図柄がでっかく壁に描かれているため)このビルは、かつての高級ソープランド跡地です。

1980年頃に、総工費8億円で600坪の敷地に5階建という現在じゃ考えられないような豪華さで建設されたこの店も敢え無く閉店…

噂では120分、10万円と言う値段だったそうですが、ちょっと行ってみたかったですね。