『石坂(いっさか)』は、石川県金沢市にある歓楽街。観光地として知られる西茶屋街に隣接しており、昔ながらのスナック街で知られる。
<場所>
石川県金沢市野町２丁目付近

<アクセス >
JR金沢駅から北鉄バス広小路下車、徒歩3分。又は駅前からタクシー

小京都にあるエロいスナック街

古い町並みが残っていて、小京都と呼ばれ、観光客が多数訪れる街、金沢。

今回ご紹介しますのは、そんな金沢にあるスナック街。
「石坂」と呼ばれるこの街はかつては賑わうも、現在は摘発によりほぼ壊滅した模様。

日本の風俗街にありがちなこの街の今の様子をご覧ください。

前知識 :金沢の街と遊里について

最初に取り上げるのは金沢自体について。

この街には三花街と呼ばれるような代表的な茶屋街(「にし」「ひがし」「主計町」)が繁栄していたのですが、それはこの街がとても大きかったから。

一説には、江戸時代末期には江戸や大坂など中心都市を除く地方都市として最大の人口を誇っていたそうでして、複数の歓楽街を持つことが出来たのも納得。

そしてこの歓楽街は、近代化の中でも廃れる事なく、繁栄し今に残っています。
その理由は、次の通り

1.師団が設置され、軍の街として活況
2.空襲の被害を受けず、昔の建物が残る

そんな訳で、現在の金沢の街は戦前から続いてきた遊里の様子が残る数少ない街となっています。

「石坂」のスナック街

今回ご紹介する「石坂」は三花街の内の一つ「にし茶屋街」の近くにあるスナック街です。

このにし茶屋街は、繁華街の片町から橋を超えた川向こうにあり、通常観光客が大挙して押し寄せる「ひがし茶屋街」とは違って住宅街の中にあります。

だから、さらにその北西の外れ、少し離れた場所の川沿いにある「石坂」のスナック街は余計に場末感が漂う雰囲気。

この辺りは戦後に「遊楽園」と言われた行政公認？の赤線地帯と、非公認の青線地帯「新天地」があったところらしい。
赤線地帯の方は、売春防止法の施行で廃業しましたが、青線の名残で、連れ出し可能と言われるスナック街が残った模様です。

■そしてここからは噂
石坂のスナック遊びは、金沢式のちょんの間とも言われる形式のようです。

色々なパターンがあり、

・スナックに入り所定の代金(30分1万円程？)を払って飲み、従業員と恋に落ちて2Fでするパターン。(関西の置屋方式ですね)

・客引について行ってスナックを紹介されるパターン(やる事は同じ)

・スナックのママに紹介されるパターン。その場で嬢と恋に落ちて自由恋愛。

尚、連れ出し価格は30分で２万円ホテル別らしいです。しかも年齢層は高めという…

関西のちょんの間程にシステマチックじゃないみたいですので時間や金額は、嬢との交渉次第、と言った感じのようです。

一説によると、以前は店の前を通りかかるだけで、スナックの女性達が客引をしていたーーー、との事ですが警察の摘発・指導によりなりを潜めたとか。

金沢の風俗遊びについて

金沢市は全国でも屈指の風俗営業に厳しい街と言われます。

なぜ厳しいかは、調べてもよく分かりませんでしたが、現実に店舗型風俗店が金沢市内に数店舗だけ存在。箱ヘルは無い模様です。
(それもピンサロなんで、厳密にはグレーですが…)

そんな金沢市内で抜こう思えば、前述の石坂に挑戦するか、デリヘル！

店舗数はだいたい100軒前後といったところ。相場は50分か60分で13,000円前後です。

地方レベルでみればまあ普通ですが、若い娘、レベルの高い娘と遊ぼうと思えば、もう少し高めの金額が必要なようです。