海外旅行最強ナビ最新版を手に取る丸山氏＝23日、新宿区（本サイト撮影）

辰巳出版（東京都新宿区）は11月23日、紀伊國屋書店新宿本店で、「旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ」最新版刊行記念と銘打ち、丸山ゴンザレス＆世界トラベラー情報研究会トーク＆サイン会を開催した。アジア専門ライター室橋裕和氏とタイ在住ライター高田胤臣氏がゲスト出演した。

2013年に出版した海外旅行最強ナビの最新版に当たり、新たな執筆者も加え、内容を拡充させた。編者の丸山氏はトークイベントで、「旅の情報は早く発信すれば良いというわけではない」と指摘した上で、「本書は旅人の体験を載せた読み応えのあるガイドブックで、旅の知恵やノウハウを身につけることができる」とアピール。「自分の感性に身を任せて旅を楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。

丸山氏や室橋氏のほか、現在進行形で世界中を旅する強者、三矢英人氏らも多数の記事を執筆。本サイトの執筆陣では、高田氏に加え、旅行作家の嵐よういち氏や海外風俗ブロガー・ライターのＪＯＪＯ氏も寄稿した。

ゴーゴーバージャーナリストの新羽七助は「タイとフィリピンのゴーゴーバー比較」「タイ古都チェンマイの昼と夜」「ミャンマー最大都市ヤンゴンの風俗」の３本を寄稿。個人的には、キーニャオ（けち）の帝王と呼ばれるフリーライター和田虫象氏の記事「節約こそが醍醐味、世界ケチケチ旅」もお勧めだ。

本書の価格は1400円（税抜き）で、今月21日から全国の書店やＥＣサイトで絶賛販売中。（新羽）

トークイベントに笑顔で臨む丸山氏（左から）、室橋氏、高田氏＝23日、新宿区（本サイト撮影）