週末は街でナンパした可愛い女の子とラブホに入って、いちゃいちゃセックス♡
１回戦が終わり、２回戦が終わり、フーッとタバコを吸って一息ついていると、布団の中から彼女がひょこっと顔を出して言いました。
「ねえ、ジカウイルスって知ってる？」
え……？
「私ね。感染してるみたいなの。あなたも気を付けてね」
ちょッ………
そういうことは最初に言ってくれよ！！
こんな光景が実際にあったかどうかは不明ですが、タイ保健省によると、今年１月１日から９月25日にタイ国内でジカウイルスに感染した患者は32都県の403人にのぼったそうです。
今回は、ちょっぴり怖いジカウイルスのお話です！

ジカウイルスってなに？

ジカウイルスとは、ヤブカ（Aedes）属の蚊によって媒介される感染症のこと。ジカウイルスはデングウイルスと同じフラビウイルス科に属し、症状はデング熱に類似しているそうですが、それよりはちょっぴり軽いのだそう。
このウイルスが見つかったのは、1947年ウガンダのZika forest（ジカ森林）のアカゲザルから。
2007年にはミクロネシア連邦のヤップ島で流行し、2013年にはフランス領ポリネシアで約1万人の感染が報告されました。そして、2014年にチリのイースター島、2015年にブラジルおよびコロンビアを含む南アメリカ大陸で流行。現在はタイで流行しているようです。

潜伏期間は3~12日。主な症状は、発熱（38.5℃を超える高熱は比較的稀）、発疹、関節痛・関節炎、結膜充血のほか、筋肉痛・頭痛（45%）、後眼窩痛（39%）というもの。そのほか、めまい、下痢、腹痛、嘔吐、便秘、食欲不振などをきたす場合もあるそうですが、ほとんどの人はそれが感染症だと気づかないそうです。

タイ旅行に行くときは・・・

９月に入り感染報告があったのは、『バンコク都と近郊のノンタブリ県、中部スパンブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県、東部ラヨン県、北部ピジット県、カムペンペット県』の９都県。実際の患者数は発表よりもずっと多いといわれています。
妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害が起きる恐れがあるので、妊娠中の奥さんがいる男性は特に注意してくださいね。