日本人が多いからこそあり得る話【閣下のパタヤ・バンコク旅行奮闘記】⑤
閣下のパタヤ・バンコク旅行奮闘記

そろそろ春ですね、私のツクシもニョキニョキしたいものです。閣下です。
実はここだけの話、1月に2泊3日の弾丸で訪タイして来ました。まだ11月の話も終わってないのに(笑)その話はまた後日にでも書きます。
さて今回は、塩対応され連絡を絶った嬢の居るゴーゴーバーGINZA編です。同行者が居なければ行かないのにね(笑)では、スタートです。

奇跡の逆転?GINZA編

店の前まで来ると、例の嬢は椅子に座っていて呼び込みをしている。よそ見をしていたが勿論私が近づいて来ているのには気付いているはず。その嬢がこちらを振り向きジーっと見つめている。
「お、お、俺は悪くないもんね、か、か、カスタマーだし、お客さんだもんね!」
嬢を無視して店内に入っても良かったが、それだとさすがに大人げない(笑)座っている嬢にスっと近づき、
「サバイディ マイ?(元気?)」とタイ語で声を掛ける
嬢は座ったままスッと腕を私の腰に回して、
嬢「おひさしぶりね~」
って、日本語か~~~~~い!!それも場末のスナックのママさんみたいな返しだし、思わず「そうだね」って返しちゃったよ(笑)
嬢の手を振り解いてそのまま店に入る。踊っている嬢達が一斉にこちらを見てきて、視線を浴びながら店内に入ると、デックにこちらに座れと指をさされた。椅子に座って……ふぅ、取り敢えず第一関門クリアーだな。と一息。
さてと、まずはドリンク頼む。定番のシンハー。まぁ他の知らないだけだけどね(笑)

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A、B氏と乾杯、緊張して乾いた喉を潤す。
よし!気を取り直して踊っている嬢を選ぶ・・・えら・・・え?
って、例の嬢が既に隣に居るんか~~~~~~~い(笑)
き、き、貴様! いつの間に隣に! 忍びか?この店はGINZAなのに忍者なのか?
説明すると、LKメトロに忍者ってゴーゴーバーがあって、忍者って店じゃなくてGINZAなのに忍者が居るってそんな事はどうでもいい!
「なんで居るんだよ」
はっ!思わず日本語で言ってしまったと焦る俺。落ち着け落ち着け。
嬢は、連絡が来ない事を怒った振りをしている。
ククク、そんな子供騙しには引っ掛からないんだよ、半年前の俺とは違うんだよ。
「Are you angry?」と微笑みながら嬢に聞く
嬢はベッタリ横に座り腕を絡めてくる、怒りながらの甘え作戦か、まだまだ甘いな。
この嬢に、半年前は良いようにされた。夜は酔っ払ったから翌朝ね! と言われて、翌朝は腹痛だと言われて、結局一回もブンブン無しで帰られた(笑)
LINEでは「いつ来るんだ?」としつこい。いい加減嫌になり「いつ行くかも解らない、それに俺は彼氏でもない普通のカスタマーだ」と言った後LINEで連絡を取るのをやめた。
だがLINEはブロックされず、たまーに嬢から連絡が来るが既読スルーしていた。
まぁ、俺から切ったので分が悪いなぁ……
取り敢えず、昔の馴染みと言う事でLDを進呈して他愛もない会話をする。
う~ん、他の嬢が呼べない。気が焦る。このまま地蔵スタイルで飲むのかと凹む……
その時、まさかの奇跡が舞い降りる
A氏「閣下の言っていた”オキニ”って彼女?」
「そうです。元ですけどね」
A氏「へぇ~・・・あれ?」とA氏が嬢の顔を覗き込む「ねぇ、〇〇じゃん!」
ん?なんだ、A氏は知っているのか?
その時、嬢が一瞬焦った顔をした風に見えたのを私は見逃さない。
おかしい・・・なぜ焦る?ここはさらに追及する
「Aさん、〇〇知っているんですか?」
A氏「知っているも何も、えーっとちょっと待って」とスマホを出して何かしている。
A氏「ホラ、これ」とスマホの写真を見せる。
私と嬢がスマホを覗き込むと、画面には嬢の眩しい程の笑顔が・・・・

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それを見た瞬間、まさに「フラン〇ースの犬」の最終回の様に、上に吊るしてあるピンポン玉から数人の天使が舞い降りて来た。

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私は、A氏が今までペイバーした嬢の写真を撮っているのは知っている。いや、正確に言うと、ペイバーした嬢のしか写真を撮らないのである。
A氏「なんだよー〇〇、閣下にペイバーされていたのか」
おぉぉぉ、なんというナイスアシストを放り込んでくる!まるでパタヤのジーコかプラティニか!
初めてA氏が輝いて見える、A氏が眩しいぜ!!
こんなナイスなセンタリングを外す訳にはいかない、タイミングを見計らって嬢へ渾身のシュート!
「〇〇、バタフライ na」
勿論、嬢が仕事でバタフライなんか普通。そんな事は周知の事実、そうじゃないと食べていけないし生活が出来ない。
だが、「私を愛してないのか?」と何度もLINEで問い詰めて来た嬢には、これは手痛いミスだった。まさか以前にペイバーされた日本人のA氏が私の先輩だとは(笑)
タイに何十件とあるゴーゴーバーの何十人と居る嬢の中で、身内が同じ嬢をペイバーしていたとは……「ククク」思わずニヤケ声が漏れる
勿論、シュートは嬢の右隅に決まり、私は天の神様に感謝のポーズ、コップンクラップ
私の罪悪感が全て流れ去っていき、まるで仏の様に穏やかになっていた(笑)
「隣に座っていても良いよ」うんうん。
「あ、痩せたね~」うんうん。
「あ、TATOO入れたんだ~、似合っているね」うんうん。
「あ、もう一杯飲む?」うんうん。
楽しい。久々にGINZAが楽しい。なんて楽しいのだろう。ありがとうおいちゃん!
多分、この時パタヤ、いやタイ中のGOGOバーの客の中で私が一番楽しいのではないかと思う位に楽しい(笑)

「・・・さん・・・かさん・・・閣下さん」
ん?B氏が何か呼んでいる。
「なんですか?どうしたんですか?」
今は気分が良い、最高のスマイルで応える。
B氏「あのー別の嬢を呼びたいんですけど」
はて?何か嬢とあったのか?
「なぜに?Bさんが呼んだんでしょ?」
B氏「いや、なぜか勝手に隣に座って来たんですよ」「それに、好みじゃなくて・・・」
って、呼んでないのに嬢へドリンク出してるし(笑)
あ~よくあるパターンね、〇〇嬢の友達と言って勝手に座るヤツね、嬢に話を聞くと私の隣に居る〇〇の友達との事だが本当かどうか・・・
B氏に大人なんだから自分で断りなさい!とも言えず「とりあえず、好みの嬢居ますか?」
と尋ねる。
B氏がジーっとステージを見る……見る……っていつまで見ているんだよって位見る。
暫くして「閣下、彼女可愛いですね」とまた指をさす。前を見ると可愛いらしい嬢が踊っている。確かに可愛い。
席とステージが近いGINZA、嬢からすれば目の前でB氏が私に何か言って私が自分を見たらそりゃ何かあると思って、こっちをチラチラ見ている。
Bさん、しょうがない。今日は気分が良いから私が呼んであげますよ。
笑顔で嬢をジーっと見る、嬢がこっちを見たその瞬間、日本語で「可愛いね」と嬢に向かって言う(笑)
なんで日本語なんだよと笑うヤツが居るかもしれないがそれは愚問、日本人の客が増えている昨今、可愛いという言葉を理解できる嬢は結構いる。実際知っている日本語を聞くと「こんにちは」とか「可愛い」とか出てくる。それにここは日本人ご用達「GINZA」解らない嬢の方が少ないだろう。
突然の事に、もちろん嬢はキョトンとしてる。
すかさず笑顔で「クーン ナラク マークマークna ドリンキングOK マイ?」と今度はタイ語と英語のミックスで話す、文法なんてどうでもいい、意思が伝わればいい(笑)

答えは、もちろんOK 笑顔で話すのは大事、万国共通ですな。
「Bさん、彼女は呼んでおいたので後は自分でどうにかして下さい」
別に2人付けても、チェンジしてもそれはBさんの自由と付け加える。

さてと、これでゆっくり楽しめると思ったら突然、
A氏「閣下、これオーナーさんからだって」グラス一杯に注がれたテキーラが運ばれて来ている。え?オーナーって誰?私の知っているオーナーさんからなのか?
確認をしたらA氏と他のオーナーさんが知り合いとの事で、来店戴いたお礼だとの事なのだが、さすがにこの時間のテキーラはキツイ、まだ水の方が嬉しかった。
悪魔の飲み物・・・このテキラー(タイ風呼び方で)が呼び水になり、テキーラ祭りが始まった、

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最初に私がB氏と嬢を含め4杯オーダーからのテキーラジャンケン
B氏が「今度は私も」と4杯オーダーからのテキーラジャンケン
次はママとデックを混ぜてテキーラ6杯?
1杯1杯のジャンテキが面倒なので、100Bの上に2杯テキで嬢だけでジャンケン
今度は、量が少ないから2杯を1杯にしてジャンケン
もう何杯頼んだか解らない、B氏と同じタイミングでオーダーしている時もあるので、倍の数のテキーラがテーブルに来る始末(笑)
しかし今日はジャンケンに負ける日、どれ位飲んだのだろう……体が熱いしフラフラ。
それにしてもB氏、全然テキーラが飲めない・・・ジャンケンに負けても誤魔化そうとする、盛り上がりに若干欠ける、吐いても良いから飲めと思うのだが言える訳もない。
ふと腕時計を見るとかなり遅い時間。飲み疲れたし酔いもかなり回ってきている。

実は、LKメトロにあるコーゴーバーへ行かなければならなかった。お店には前回訪タイでオキニなった嬢が居る。
顔は南国系美人のノムヤイ(巨乳)の嬢、私のストライクゾーン。待ってるだろうなぁ……。
だが、ちょっとこの場を抜けにくい。事前にA氏には遅くにLKには行きますと言っておいたが……困った、実に困った。無駄に時間が過ぎていく。
その時、別の嬢が私に何か言って来る
「xxxxx xxxxxド」
は?何を言ってるんだ?お嬢さん?
「xxxxx フレンド」
フレンド?友達?友達がどうしたんだ? 友達なら隣に座っているが?
しびれを切らして嬢が入り口を指さす。その指の先に立っていたのは・・・・

次回、ぽっちゃり天使参上?別行動編

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アラフィフにして、タイにタイガール、そしてレディーボーイに魅せられたオヤジ
まだまだ現役「パタヤ」「バンコク」のGOGOバーを中心に風俗奮闘記を紹介します。
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