【タイ・パタヤの穴場訪問】第76回 街角で触れ合った老紳士とタイのコピー商品
今回は、タイの街でよく見かけるコピー商品を身につけていたドイツ人の老紳士との会話の中で知った、タイ東部のビーチリゾート地、パタヤにいる白人男性達のコピー品との付き合い方について書いて行きたいと思います。
出会いは突然に
ある日の夕方に、ツリータウン(ソイブアカオの真ん中にある店舗が集まる地域)付近のバービアで飲んでいると、パタヤにしては綺麗な服装をした老紳士が声をかけてきた。
「君は日本人かい? 私の父はドイツ軍の中流将校で日本に数年滞在していた。こんにちわ」と、外国人独特の発音にアクセントのある日本語で挨拶された。
パタヤは平均気温が30度近い街なので、長袖のジャケットにYシャツを着ていた服装はめずらしい。「暑くないんですか?」と聞くと、
「暑いさ。でも友人の結婚式の帰りで……シャツにワインをこぼしてしまったから」
と言って、ジャケットを捲ると薄水色のシャツの一部が紫になっているのが見えた。その時、ふと彼が着けている腕時計が見えた。
王冠のマークで有名な高級時計「○レックス」だった。時計に視線が移ったのが見えたのか、彼は「気になるかい? 本物だよ」と腕時計を渡して見せてくれた。
昔、テレビでこの時計の偽物を見分けるコツ的な番組を見たのを思い出し、時計のガラス面とバックルを観察したが、素人には見分けがつかない。「良い時計だね!」と言うと、
「やっぱり時計はこのメーカーだね。メーカーがあるのはスイスだけど、創業者はドイツ人なんだ」と言って、気分よくお酒を飲んで帰っていった。
カジュアルな老紳士は……
数日たったある日、同じバーで彼を見かけた。その日は短パンにアロハという軽装だったが、腕にはあの日と同じ時計が装着されていた。
「また会ったな!」と陽気に話しかけてくる。しばらく共に飲んでいると、彼は「プール(ビリヤード)をやってくる」と言い、腕時計を目の前のテーブルの上に置いてビリヤード行ってしまった。
このメーカーの時計なら一つ100万円以上するだろう。彼がビリヤードから帰ってきた時に「こんな高い腕時計を置きっぱなしは危ないですよ。」と言うと、思いもよらない回答が。
「おまえがいるから平気だろ? それにこれは偽物だよ」
先日は本物だと言っていたはずだ。「では数日前のも偽物の時計ですか?」と聞くと、
「この前のは本物だよ。全く同じ時計を本物と偽者両方持っている」
と、思いもよらない回答。立て続けに質問する。
「なぜ二つも持っているのですか?」
「あの日はフォーマルな日だったから色々な人から見られる機会が増える。だから本物をしていた。
しかし、今日は普通の日だから別に他人の目線も気にならないし、適度に本物をしていれば偽物の時計を装着していても気づかれない。
お前もも本物だと思っていただろう? 他人に見せびらかすときは本物を着けている」
その言葉を聞いてビアチャン芸人は目から鱗が落ちた気分でした。
日本では本物とコピーの同じモノを2つ買って使い分けるなんて発想はない。
パタヤで女の子と遊ぶのも好きですが、こういう新しい発見をするのも好きなんです。発見だけでなく交流や会話など異国でのコミュニケーションもできるパタヤでまた新しい発見をしてみるのもいかがですか?
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- 2019/04/26
- タイ風俗