言わずと知れたキングオブ風俗

吉原は、東京都台東区にある風俗街。
江戸時代に設けられた幕府公認の遊郭及び、現代においての日本一のソープランド街としてその名を知られている。
<場所>
東京都台東区千束４丁目付近

アクセス
東京メトロ三ノ輪駅下車徒歩10分
またはJR鶯谷駅などから各店舗の送迎サービス。

日本一のソープ街、吉原の歴史

日本一のソープ街、吉原の始まりは江戸時代に誕生した遊郭にある。

まず、徳川家康が幕府を開き江戸の町を築いた際、建設労働者や武士など男性の比率が高い状態を憂慮して遊郭を開くことを考えた。

それは家康が隠居していた駿府の街に元々あった遊郭を移転させる、というやり方で行われ、初めは現在の日本橋の辺りに吉原遊郭が設置され、やがて火事で焼失して現在の位置になったもの。

その後、明治時代以降も変わらず吉原の街は繁栄し、遊女屋は貸座敷や特飲街、赤線などと時代の移り変わりと共に呼び名を変えたが実情は変わらなかった。

但し、売春防止法が施行され、赤線が廃止されるとそれも変化する。
業態はトルコ風呂と呼ばれたソープランドへと移り変わったが、風営法の施行以降の規制された中であっても伝統ある性サービスの提供が行われ続けている。

吉原風俗のちょっとした話

皆さんよくご存知の吉原。
今回は、そんな有名風俗街ならではのちょっとしたお話をご紹介したいと思います。

1.　吉原年齢とは？
まあ..風俗産業には付き物というか、芸能界にもある話ですが、年齢のサバ読みです。

それも、吉原の場合は特に激しいとか。
ちょっと調べてみましたが、大体以下のような感じとか。

20歳…〜22歳まで
21歳…～25歳まで
22歳…～29歳まで
23歳…30歳～以上
24歳…35歳～以上

22歳ギリギリ…なんとか、だとは思いますが、30歳超えてて23歳は厳しいかと思います…
2.　情報喫茶とは？
吉原を語る上で忘れてはならないのが情報喫茶。

どういうサービスかと言うと、繁華街なんかでよく見かける「無料紹介所」の喫茶店版。

喫茶店ですから、無料じゃ無いんですが、お客の趣味や好みに合わせてオススメの店を案内してくれるそうです。
現在、吉原の情報喫茶は約10店舗ほどあるそうで、これは江戸時代の吉原遊郭にも似たようなサービスがあったからなのだとか。

吉原のソープに行った事がある、と言う方も情報喫茶には行かれた事がない方が多いと思います。
今度吉原を訪れられる際は、覚えておいて下さいね。

(追伸)
吉原はソープランドの街なんですが、最近は外国人観光客にも人気だと言うように、歴史のある街でもあります。
かつて、吉原唯一の出入口であった吉原大門の名残など、江戸時代の様子を忍んだりする事も出来るところ。

この吉原大門の近くには、創業120年超の老舗天ぷら屋「いせや本店」という名店があります。
かつて吉原を訪れた先人のように、天ぷらを食べて一戦交える、というのなんかいかがでしょうか。