松山市の夜のお楽しみといえば道後の風俗街だけやないけん。
飲みも充実していて、毎晩、飲み歩いても飲み歩き足りないほどなんよ。

松山の飲み屋街は一番町、二番町、三番町周辺で、地図的には松山城の南側にある大街道というアーケード街の近くに広がっているんよ。

もちろん、キャバクラはある。
安いところやと60分で１セット4,000円っていったところやろうか。
自分は東京のキャバクラに行ったことがないけん。この値段が全国的に安いか高いかは分からんけど。

魅力は……なんやろ？

これは相棒のカルロス・キャンタマ氏が言ってたけど、「伊予弁で接待されるところ」らしい。
女性の伊予弁はイントネーションが甘える感じでタマらんらしいけん（笑）。
たしかに、キャストは地元の女のコが多いけんね。高い店でも伊予弁やけん。気取ったところは無いかもしれん。

それよりもウチがオススメするんはキャバレーやけん。
キャバクラじゃないよ、キャバレーね、昭和にはたくさん有ったというアレやけん。松山には残ってるんよ。

値段は時間によって変わるけど40分で3～4000円と、ぶっちゃけ、１セット計算やとキャバクラのほうが安いかもしれん。
ほな、なんでウチがハマったかというと……数十分に一度訪れるアレやけん。

アレとはチークダンスなんやけど、ようはその間、女のコと密着できるんやけどな。
もちろん、おさわりはアカンけん。
せやけん、女のコによっては指名や延長欲しさに胸を押し付けてきたり、首筋に息を吹きかけてきたりするんよ。これが、けっこう効くけんね（笑）。

でな、このチークダンスなんやけど、１セットだと１回しかチャンスがないけん。仕方なく延長するという（苦笑）。

ちなみに、チークダンスのBGMに流れるんは『メリージェーン』ばかりや。
たぶんな、ウチ、松山市で一番、アノ曲を聴いている男やと思うけん（苦笑）。
それほど、古き良き昭和を感じるキャバレーは行けば行くほどハマる大人のスポットやけん。

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（文：ESライン　POM薫平）