『裏春日（うらかすが）』は山梨県甲府市にある風俗街。
甲府駅の南口にある繁華街にあり、甲信地方一の風俗街として知られている。
<場所>
山梨県甲府市中央１丁目付近

<アクセス>
JR甲府駅下車、南口より徒歩15分程度

「裏」と言われる甲府市の歓楽街

「裏」と付く地名。
裏日本、裏原宿、裏渋谷…
少し怪しくて、でもちょっと小粋な感じがしますね。

さて、今回ご紹介するのは、山梨県甲府市にある風俗街、その名も裏春日。甲信地方を代表する歓楽街として知られています。

裏とは一体何なのか？
気になる方は以下を読み進めてください。

「裏春日」。
普通に考えれば、「春日」という地区があってそこの裏手に存在する街？、そんな風に想像します。

これは半分正解。
場所的には「春日あべにゅう」などの大通りを有する春日地区の裏通りを指します。

ただ、調べて見たところ、「裏春日」と言うのは正式な地名では無く、エロい男性達から呼ばれているだけのいわば通称。
「中央商店街」と呼ぶのが正しいようです。

昼間はランチ営業をしているような料理店がちらほらと営業しているくらいですが、夜になると…
いわゆる「裏」の顔が姿を見せます。
スナックやセクパブ、抜き系の店などが客を集め、甲信地方で屈指のソープ街がありピンクゾーンへとなるわけであります。

裏春日、ピンクゾーンになるまでの歴史

では、この裏春日の歴史を振り返ってみましょう。

まず、エロの歴史は(分かる限りにおいては)江戸時代から。
甲府の街の南東部を通る甲州街道の宿場町、柳町宿の旅籠屋に飯盛女(ご飯の給仕と夜の世話も行う)を置くことが許されました。

そして明治維新を迎え、その流れを汲んだ「新柳遊郭」が誕生。地名から増山遊郭とも呼ばれ、20軒あまりもの妓楼を持つ大きな遊里だったようです。

そんな遊郭も、甲府市史にも記録が残る大火で全焼。当時はまだ田畑が多くあった穴切地区に移転し「穴切遊郭」となります。
これは1908年の事らしいです。

結果…
この新設遊郭の周辺に、飲食店が建設されて新たな繁華街として賑わうことに。
昭和時代に入ってカフェやらダンスホールやら増えたこの街は繁華街になり、戦後には風俗店なども建設された、というわけです。

裏春日で抜くなら？

かつて山梨県の風俗事情を語る場合、「フィリピーナと遊ぶなら石和、日本人なら甲府」と言われていました。

そんな裏春日の抜き事情、少し前なら本サロや連れ出しパブなんかのお話もあったのですが…

今回ご紹介したいのは表風俗。
どの地方都市もそうですが、この街についても店舗型風俗店は縮小傾向で、デリバリー系が隆盛です。

ソープランド店 :6店舗
店舗型ヘルス店 :1店舗
デリヘル店 :推定80店舗

まあ…甲信地方を代表する、と言えば寂しいような気もしますが、ソープ店営業が許可されているだけでも喜ばしいことだと思います。

サービス内容はゴム付き本番が基本で特筆すべき事はなく、標準的なものの様子。
ちなみに、甲府のソープで働いている女の子は、身バレを意識して東京方面から通っている娘が結構いるとか…

中央線、特急かいじで通勤するソープ嬢…
旅情を感じてしまいます。