『近鉄四日市駅周辺』は、三重県四日市市にある風俗街。近鉄四日市石駅の東側、諏訪公園裏に存在し、県下において最大の規模を誇る。
<場所>
三重県四日市市西新地5丁目付近

<アクセス >
近鉄名古屋線 四日市石駅下車、徒歩5分程度

近鉄四日市市駅周辺にあるのは..

三重県において、県庁所在地の津市よりも人口が多く、栄えている街「四日市」。

風俗産業不毛の地とよく言われる三重県にあって、それでも県内一の店舗数(デリへル含む…)を持つ街。そして遊郭の名残を残す、ソープ店営業が認められている街。

日本の風俗街をご紹介するこのシリーズ。今回は三重県四日市市の「近鉄四日市駅周辺」にスポットを当てます。

近鉄四日市駅周辺の”ピンク”い歴史

四日市。
言わずと知れた工業地帯で、社会史的には四日市喘息なんかで有名です。
が、工業が建設されるもっと前は、伊勢湾の重要な港町、そして東海道の宿場町として繁栄していました。

つまり、現在の四日市の歓楽街は、宿場町の宿泊施設にいた遊女(飯盛女・・・つまりご飯の給仕と夜のお世話もする)を由来とした遊郭〜赤線、由来のものなんです。

それらを順番に挙げますと以下の通り。

■江戸時代
東海道の四日市宿として発展。現在の近鉄四日市駅の東側地域は、宿場への西と南の入り口にあたり、それぞれ「西町」「南町」と呼ばれるようになります。

これらの街には遊女を備えた宿泊施設が設けられた、というのは前述の通り。

■明治〜昭和(戦前)
(江戸時代から明治に掛けての歴史が不鮮明ですが…)宿場町というよりも、四日市の港の発展と、鉄道線の開通が大きく影響します。

港に寄港した船員や、名古屋方面からの鉄道利用客の需要を取り込んで、遊郭としてさらに発展。
この近鉄四日市駅の西側、諏訪栄町と呼ばれる地域は市内随一の繁華街として賑わいます。

■昭和(戦後)
賑わいを見せた遊郭も、太平洋戦争による空襲で遊郭としては一旦壊滅します。

そして占領軍による遊郭廃止指示。
遊郭は赤線(行政によって認められた風俗営業可能地域)に移行し、「春告園」「港楽園」などと呼ばれて賑わった模様。

■そして現在
近鉄四日市駅の東側は『四日市二番街』と言われ、県内最大の歓楽街として多数の飲食店、ピンク系の店が建ち並んでいます。

なぜか、箱ヘル店が存在せず(筆者調べた範囲で)、店舗型風俗店はピンサロかソープだけ。
そしてそのソープ店も四日市市内で2店舗と寂しい限り。

やっぱり、抜こうと思ったらみんな、岐阜や名古屋まですぐに行っちゃうからですかね…

近鉄四日市市周辺の噂

三重県の風俗はとにかく、近隣の大風俗地帯である名古屋の陰に埋もれがちなんですが、そんな当地にも妖しい噂がある、というお話。

工場労働者需要が多い街ではありがちなんですが、繁華街を夜な夜な彷徨う立ちんぼ、すなわちストリートガールの方がいらっしゃるとか…
それも、真っ赤なコートなど一目でわかる格好をしているとか。

場所は近鉄線の西側地域の飲屋街とのことですが、真偽は不明です。

その他)
不定期食レポです。
全国的では無いですが、四日市の食の名物と言えば「トンテキ」。

豚肉のニンニク照り焼き風、ステーキと言ったところでしょうか。
四日市方面に出かける際にはぜひお食事ください。