【タイ・パタヤの穴場訪問】第64回 タイの楽園ピピ島にて
ビアチャン

なぜ、ピピ島の話の続きがあるのかというと、「ピピ島白人美女ナンパ大作戦」を展開していました。滞在は2泊3日なので時間は短いですが、チャレンジしてきたのでその様子をお伝えします。

チャレンジングの1泊目

ピピ島に15時頃に到着し、ゲストハウスにチェックインしてから翌日のツアーを申し込んだ。ひと段落したのは20時過ぎ。軽く食事してローダラムビーチに出ると、パタヤのウォーキングストリートと同じくらいの長さのビーチ全体が、まるでディスコかのように皆が騒がしく踊っていた。

ローダラムビーチ

ローダラムビーチ

音楽に合わせビール片手に踊る若者をすり抜け、テーブル席でバケツカクテルを飲んでいる2人組の白人美女を見つけた。こういう時は超行動的なビアチャン芸人。即声をかけるとポーランド出身とのこと。片方の女の子はマーゴット・ロビー(スーサイドスクワッドのハーレクイン役)にそっくり!

バケツカクテル

バケツカクテル

英語は達者ではないが、それでも笑顔で会話をしてくれ楽しい時間が過ごせた。女の子の飲み物が無くなったので、300バーツのバケツカクテルを奢ってあげると、気分を良くしたマーゴットちゃんが「踊りに行こう!」と笑顔で誘ってきた。手を引っ張られて浜辺の真ん中あたりまで行き、ダンスは苦手ではあるが音楽にあわせて踊った。

ビール片手に踊る若者達

ビール片手に踊る若者達

音楽が止まったので、休憩しようとすると周りが女の子ばかりになっていた。「ん?」と思うと周りの女の子同士は仲よさそうに話している。そう、女の子は2人組ではなく5人組だったのだ。しかし、そこで怯むビアチャン芸人ではない。なんとか場当たり的なダンスで女の子達を盛り上げ、マーゴットちゃんとゆっくり話す機会を作ろうとしたが……

「みんなで帰るからまたね~」と努力もむなしく帰られてしまった。

リベンジの2泊目

アイランドホッピングツアーを終え、19時過ぎにホテルに戻ってきた。浜辺を覗いてきたが19時では人もまばらで音楽も控えめであった。ゲストハウスのオーナーに聞いたレストランで食事をして「ビアチャン」のキャンペーンをしているバーに入り軽くビールを煽る。すると遠くからダンスミュージックが聞こえてきた。時計を見ると昨日と同じ位の時間になっていた。

昨日の浜辺に向かって歩いていると、リンボーダンスをしていた。どうやら観客参加型らしく、くぐった人には「Freeshot」と書かれた札を持ったお姉さんからテキーラがもらえる。なんとかチャレンジに成功して、テキーラをもらって飲み干した時、急に雷鳴が響いた。その刹那、急な豪雨。砂浜にいた人たちは皆、屋根のあるバーに避難し、どのバーも入り口が溢れていた。

そんな中でも、数人の若者たちは豪雨にも関わらず人のいなくなったステージで踊り始める。「元気だなぁ」と、ぼーっとそのステージで踊っているかわいい女の子2人組を見つけた。「雨が止んだら声をかけに行こう」なんて思っていると、髭の生えた若者が声をかけた。観察していると2人組の1人とこっそりステージを降りて、消えていくではないか。

ここがチャンスと思ったビアチャン芸人は、残った一人の女の子に声をかけるべくダッシュ。見事成功し、雷雲は去っていないが雨が落ち着いたのを見計らって別のバーに移動した。

この子と良い雰囲気に

この子と良い雰囲気に

彼女はロシアに住んでる23歳で英語は流暢ではない。お互い様だ。こんな時にはグーグル翻訳が最高に使える。ウォッカのガッツリ入ったバケツカクテルを二人で飲みながら、くだらない話をした。手を握ってジッと見つめてくるのでキスをすると、自分から唇をこじ開けて舌を入れてくる。「俺の部屋に来る?」と聞くと「私に部屋に来て。友達は多分帰ってこないから……」と言う。

ほろ酔いでいい気分になり、案内されるまま彼女泊まっているゲストハウスに向かう。部屋に入ると旅行者らしく、部屋のいたるところに洗濯物があり、整理されているとは言えない状況であったが、ミニボトルがギンギンのビアチャン芸人はそんなことを気にしなかった。

干している最中と思わしきやや湿ったタオルを投げられ、「シャワー?」との問いに「イエス」と答え、雨で冷えた身体に温かいシャワーを浴びようとした瞬間、バタンとドアが開いた。「これ男が出てきてヤバイことになるんじゃ……」と、一瞬で酔いは覚め、ミニボトルは瞬時にしょげかえった。恐る恐る部屋を覗くと、髭を生やした若者と消えていった彼女の友達がロシア語で叫んでいる。何かあったのだろう。

部屋に誘ってくれた彼女もすっかり熱が冷めたようで、何度も謝られたがこの状況で自分の部屋に誘う訳にもいかず、一人で山の中の自分のゲストハウスに帰った。

英語が堪能ではないビアチャン芸人だが、あと一歩の状況まではいけた。しかし、連絡先なども聞けないままの別れとなってしまった。しかし、酒があってディスコがあってみんなノリノリのこの島なら、ナンパは難しくないのではないかと思った。

お腹ぷよぷよのイケメンではないビアチャン芸人がここまでやれるのだから……

ピピ島は一人で行ってもお嬢さんと行っても楽しめる。これを伝えたくてこの記事を書かせていただきました。あなたもタイ旅行のオプションとしてピピ島にも行ってみませんか?

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パタヤ大好きビアチャン芸人です。表のパタヤからマニアックなパタヤまで新しいパタヤを開拓中。芸人とは名乗っていますが大した芸はできませんのであしからず。
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